到達目標
1、日本近世史・近代史の歴史的事象や特徴を正確に把握するとともに、時代背景や転換点を深く分析・追究することができる。
2、東アジアならびに西ヨーロッパ諸国を含むグローバルな国際環境の中で日本史の流れを捉えることができる。
3、近世・近代と我々の生きる現代社会とのつながりに関心を持ち、学習内容・成果をより身近に感じることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 近世・近代の歴史用語を記述・選択できる。 | 近世・近代の歴史用語を選択できる。 | 近世・近代の歴史用語を選択できない。 |
評価項目2 | 関連する歴史資料・図表等について具体的に説明できる。 | 関連する歴史資料・図表等について説明できる。 | 関連する歴史資料・図表等について説明できない。 |
評価項目3 | 歴史的事象と現代社会のつながりについて意欲的な意見・感想を持つ。 | 歴史的事象と現代社会のつながりについて意見・感想を持つ。 | 歴史的事象と現代社会のつながりについて意見・感想を持てない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本講義は社会人基礎力・文化的教養を身につけるため、古代から近代までの日本史を通史的に学ぶ日本史概説講座の後半である。各時代の特徴や歴史的事象の関連性、時代の転換点等のポイントを押さえながら、日本とヨーロッパ諸国との接触の始まる近世から、いわゆる「鎖国」と「開国」を経て、本格的に国民国家システムに参入する近代以降を概観するものである。先人たちが知恵を駆使しながら、各時代の国際社会の中で日本の自立を獲得し国内社会を豊かにしてきたこと、さらには近世・近代と我々の生きる現代社会とのつながりについて理解・認識を深めていく。
授業の進め方・方法:
講義形式(板書)で、教科書・副教材ならびに配布資料(ワークシート)を用いて授業を進める。
注意点:
授業の進度は学生の理解度に応じて変更することがある。基本的に前年の歴史Ⅰの続きからスタートする。試験範囲は進度に応じて、試験前に発表する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、1年生の学習の復習 |
1年生の学習を振り返り、古代・中世史の歴史的事象について復習・理解できる。
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2週 |
安土桃山時代① |
大航海時代と日本の社会のつながりについて理解できる。
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3週 |
安土桃山時代② |
戦国大名や織田信長の動向について理解できる。
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4週 |
安土桃山時代③、歴史のよりみち(1) |
豊臣秀吉の天下統一、対外政策について理解できる。 同時期の越中富山、佐々成政について理解できる。
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5週 |
江戸初期① |
江戸幕府の成立、徳川家康の政策について理解できる。
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6週 |
江戸前期① |
江戸時代の支配体制である幕藩体制、対外政策「鎖国」について理解できる。
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7週 |
江戸前期② |
江戸時代の身分制、町・村の形成について文献資料も踏まえ、理解できる。
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8週 |
中間試験 |
安土桃山、江戸初期、江戸前期の時代対する理解度を確認できる。
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2ndQ |
9週 |
答案返却、解説、復習作業 |
安土桃山、江戸初期、江戸前期の時代に関して自己採点し、到達点・不足点を理解できる。
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10週 |
江戸中期① |
元禄・正徳期の政治、元禄文化について理解できる。
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11週 |
江戸中期② |
享保の改革の成果、蘭学・国学の発達について理解できる。
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12週 |
江戸後期① |
寛政の改革の成果、異国船の接近について理解できる。
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13週 |
江戸後期② |
天保の改革の成果、化政文化の発達について理解できる。
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14週 |
幕末 |
ペリー来航と開国への動き、尊皇攘夷運動について理解できる。
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15週 |
期末試験 |
江戸中期、江戸後期、幕末に対する理解度を確認できる。
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16週 |
答案返却、解説、復習作業、夏季課題の説明 |
江戸中期、江戸後期、幕末に関して自己採点し、到達点・不足点を理解できる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
明治維新① |
尊皇攘夷から倒幕への動き、明治新政府の成立について理解できる。
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2週 |
明治維新② |
地租改正と富国強兵、について理解できる。
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3週 |
明治初期① |
文明開花、近代化の進展について文献資料より理解できる。
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4週 |
明治初期② |
対ヨーロッパ外交、対アジア外交について理解できる。
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5週 |
明治中期①、歴史のよりみち(2) |
自由民権運動、国会開設運動、私擬憲法について理解できる。
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6週 |
明治中期② |
大日本帝国憲法の制定と内容について理解できる。
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7週 |
明治中期③ |
条約改正と立憲政友会の結成について理解できる。
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8週 |
中間試験 |
明治維新、明治初期、明治中期に対する理解度を確認できる。
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4thQ |
9週 |
答案返却、解説、復習作業 |
明治維新、明治初期、明治中期に関して自己採点し、到達点・不足点を理解できる。
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10週 |
明治後期① |
対朝鮮政策と日清戦争について理解できる。
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11週 |
明治後期② |
日露戦争と朝鮮の植民地化のつながりについて理解できる。
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12週 |
大正時代① |
大正デモクラシー、欧米文化の受容について文献資料より理解できる。
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13週 |
大正時代② |
第一次世界大戦と大戦後の世界について理解できる。
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14週 |
大正時代③ |
日本社会主義の成長、米騒動と社会運動について理解できる。
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15週 |
期末試験 |
明治後期、大正時代に対する理解度を確認できる。
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16週 |
答案返却、解説、復習作業 |
明治後期、大正時代に関して自己採点し、到達点・不足点を理解できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 提出物 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |