概要:
一般・専門の別:専門 情報システム
必修・履修・履修選択・選択の別:必履修
基礎となる学問分野:情報学/情報学基礎,計算基盤
学科学習目標との関連:本科目は「③基盤となる専門性の深化」に相当する科目である。
技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育目標は「(C)情報技術の修得」である。
授業の概要:コンピュータを中心とする情報機器を活用して問題を解決するとき,最低限知っておくべき科学的・技術的な知識を理解する。また,インターネットの普及に見られるように,身近になってきた情報社会に個人としてどのように関わっていくべきか学習する。また、情報機器を正しく活用する技術を身につける。
授業の進め方・方法:
授業の方法:プレゼンテーションと演習を中心に授業を進める。情報機器を活用して問題を解決するときに必要とされる概念の全般をイメージできるよう授業を進める。90分の内,前半を講義,後半をパソコン演習とする。また,理解が深まるよう演習やレポートや総合演習を課す。
成績評価方法:4回の定期試験の結果を同等に評価する(50%)。また演習状況(20%),レポート課題または総合演習の発表(30%)で評価し,最終的な成績を出す。なお各定期試験の結果が60点未満の人には補習,再試験により理解が確認できれば,点数を変更することがある。ただし,変更した後の評価は60点を超えないものとする。
注意点:
履修上の注意:学年の課程修了のためには履修(欠席時間数が所定授業時間数の3分の1以下)が必須である。
履修のアドバイス:必要に応じてレポート課題を課すので,必ず提出すること。
基礎科目:(中学校)技術・家庭の「情報に関する技術」
関連科目:専門科目全般(全系2年)
受講上のアドバイス:近年のコンピュータ,ネットワーク,情報化に関連する技術は急速に発達している。技術の発展に遅れないためにも,コンピュータ・ネットワーク系の雑誌や新聞を読むことを薦める。
遅刻は授業時間半分までとし,遅刻2回で欠課1回として取り扱う。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
科目の位置づけ,学習内容,方法に関するガイダンス,演習室利用の説明 |
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2週 |
情報の概念〔情報の性質,情報伝達の特徴〕,演習:ログイン方法,パスワードの設定など,パソコン演習に必要な基礎の演習 |
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3週 |
情報の概念〔情報伝達の方法〕,演習:ログイン方法の確認,パスワード変更,パソコン演習に必要な基礎の演習2 |
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4週 |
情報収集の方法と整理方法〔情報の収集〕,演習:,インターネットアクセス,ブラウザの使い方 |
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5週 |
情報収集の方法と整理方法〔整理〕,演習:ファイルの取扱について演習 |
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6週 |
情報の加工・表現〔表現手法〕,情報加工に関して配慮すべき事項,Office365 (Word,PowerPoint)の演習 |
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7週 |
情報の加工・表現〔加工の手段〕,演習:BlackBoardの使い方演習 |
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8週 |
(前期中間試験) |
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2ndQ |
9週 |
前期中間験の答案返却と試験解説,演習:パソコン演習の復習 |
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10週 |
情報の管理とセキュリティⅠ〔個人による情報セキュリティ対策①〕,演習:Office365(電子メール)の演習① |
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11週 |
情報の管理とセキュリティⅠ〔個人による情報セキュリティ対策②〕,演習:Office365(電子メール)の演習② |
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12週 |
情報の管理とセキュリティⅡ〔セキュリティ保護技術,不正アクセス,有害情報〕,演習:Office365(OneNote)の演習① |
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13週 |
情報の管理とセキュリティⅡ〔ネチケット,マナー〕,演習:Office365(OneNote)の演習② |
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14週 |
前期の復習と確認,演習:前期の復習と確認 |
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15週 |
(前期末試験) |
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16週 |
前期末試験の答案返却と試験解説 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
問題解決の方法〔シミュレーション①〕,演習:Office365 (SharePoint)の演習① |
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2週 |
問題解決の方法〔シミュレーション②〕,演習:Office365 (SharePoint)の演習② |
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3週 |
問題解決の方法〔シミュレーション②〕,演習:Office365 (SharePoint)の演習②の続き |
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4週 |
コンピュータのしくみ〔CPU〕,演習;Offece365 (サイト)の演習① |
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5週 |
コンピュータのしくみ〔メモリ〕,演習;Offece365 (サイト)の演習② |
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6週 |
コンピュータのしくみ〔I/O〕,演習;Offece365 (サイト)の演習③ |
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7週 |
コンピュータのしくみ〔BUS等〕,演習;Offece365 (サイト)の演習④ |
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8週 |
(後期中間試験) |
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4thQ |
9週 |
後期中間試験の答案返却と試験解説 |
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10週 |
情報通信ネットワーク〔階層構造〕,演習:Office365を使った総合的な演習・発表準備① |
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11週 |
情報通信ネットワーク〔インターネットの構造〕,演習:Office365を使った総合的な演習・発表準備② |
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12週 |
情報社会のもたらす影響と課題〔各種法律〕,演習:Office365を使った総合的な発表① |
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13週 |
情報社会のもたらす影響と課題〔社会問題等〕,演習:Office365を使った総合的な発表② |
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14週 |
後期の復習と確認,演習:後期の復習と確認 |
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15週 |
(後期末試験) |
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16週 |
後期末試験の答案返却と試験解説 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 1 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 1 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 1 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 1 | |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 1 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 1 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 1 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 1 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 1 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 1 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 1 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 1 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 1 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 1 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 1 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 1 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 1 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 1 | |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 1 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 1 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 1 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 1 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 1 | |