総合理工実験実習

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 総合理工実験実習
科目番号 0015 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 総合理工学科(機械システム系) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 各系担当者の説明にしたがうこと
担当教員 趙 菲菲

到達目標

学習目的
4つの系の実験実習を受講して,基礎的な実験実習のスキルを身に付けるとともに,自己の学習目的,獲得したいスキルなどとの整合性を考慮し,2学年進級時の系選択の判断材料とする。

到達目標
1. 工学・理学を学ぶ上で必要な基本的なスキル(基礎的な数学,計測技術,プログラミング)について認識する。
2.2学年進級時の希望系を明確にする。

ルーブリック

不可
評価項目1工学・理学を学ぶ上で必要な基本的なスキル(基礎的な数学,計測技術,プログラミング)について認識でき,明確に説明できる工学・理学を学ぶ上で必要な基本的なスキル(基礎的な数学,計測技術,プログラミング)について認識でき,説明できる工学・理学を学ぶ上で必要な基本的なスキル(基礎的な数学,計測技術,プログラミング)について認識できる左記に達していない。
評価項目22学年進級時の希望系を明確に確定でき明確に説明できる2学年進級時の希望系を確定でき説明できる2学年進級時の希望系を確定できる左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:専門・実験実習

学習の分野:実験・実習他

必修・必履修・履修選択・選択の別:必修

基礎となる学問分野:数物系科学/(物理,数学),生物学/基礎生物学,化学/(無機,有機化学),情報学/計算基盤/プログラミング,工学/(電気電子工学,機械工学)


学習教育目標との関連:本科目は「③基盤となる専門性の深化」,「⑥課題探求・解決能力の育成」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化」である。

授業の概要:四半期単位で4系が担当する実験実習をそれぞれ受講する.
授業の進め方・方法:
授業の方法:各系で初日に行われるガイダンスで,授業の進め方が説明される.グループ分けや実施場所等が指示されるので注意して受講すること。

成績評価方法:各系における評価(100点満点)の均等平均を成績とする
注意点:
履修上の注意:本科目は必修科目のため1学年の課程修了には履修が必須である。

履修のアドバイス:3クラス構成で受講する.系によってはさらに内部を2~4グループに分けて実施する場合もある。 実施場所についても担当者の指示に従うこと。各系7週を担当。年度の初めには全体のガイダンスを行う。

基礎科目:中学校までの理科,数学

関連科目:理科実験(先進2年),機械システム工学実験実習Ⅰ(機械2年),電気電子システム工学実験Ⅰ(電気電子2年),情報システム工学実験Ⅰ(情報2年)

受講上のアドバイス:各系担当者の説明にしたがうこと

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 先進:全体ガイダンス
2週 先進:テーマ選定
3週 先進:探求活動
4週 先進:探求活動
5週 先進:探求活動
6週 先進:報告書作成
7週 先進:プレゼンテーション
8週 前期中間試験日
2ndQ
9週 機械:全体ガイダンス
10週 機械:旋盤〔操作の基本と基礎,端面・側面削り,穴あけ〕
11週 機械:仕上げ〔けがき,穴あけ,タップ立て〕
12週 機械:仕上げ〔けがき,切断,やすりがけ〕
13週 機械:計測(ノギス,マイクロメータ)
14週 機械:ロボットアーム
15週 前期期末試験日
16週 機械:報告書作成・提出
後期
3rdQ
1週 電気電子:全体ガイダンス
2週 電気電子:①直流回路
3週 電気電子:②分流器・倍率器
4週 電気電子:③テスタの取扱い
5週 電気電子:④論理回路
6週 電気電子:⑤タイマーの製作
7週 電気電子:⑥タイマーの製作
8週 後期中間試験日
4thQ
9週 情報:全体ガイダンス
10週 情報:小型パソコンIchigoJamの製作
11週 情報:小型パソコンIchigoJamの製作
12週 情報:Basicプログラミング演習
13週 情報:Basicプログラミング演習
14週 情報:Basicプログラミング演習
15週 後期期末試験日
16週 情報:Basicプログラミング演習,レポート作成・提出

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理実験物理実験測定機器などの取り扱い方を理解し、基本的な操作を行うことができる。3
安全を確保して、実験を行うことができる。3
実験報告書を決められた形式で作成できる。3
有効数字を考慮して、データを集計することができる。3
力学に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。3
熱に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。3
波に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。3
光に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。3
電磁気に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。3
電子・原子に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0101007010100
基礎的能力0000000
専門的能力0101007010100
分野横断的能力0000000