先進科学

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 先進科学
科目番号 0160 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 総合理工学科(機械システム系) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 授業教科書・学習参考書:必要なプリントを配布する。
担当教員 佐々井 祐二

到達目標

学習目的:先進科学分野(数学,物理学,化学,生物学など)の基礎・トピックスについて学ぶとともに,分野横断的な総合力の育成を図る。また,アースサイエンスの基礎知識についても学ぶ。

到達目標
1先進科学の基礎・トピックスの知識を理解し,利用できる。
2アースサイエンスの基礎を理解し,利用できる。

ルーブリック

不可
評価項目1先進科学分野の基礎・トピックスについて,授業内容を理解し,高度な利用ができる。先進科学分野の基礎・トピックスについて,授業内容を理解し,利用ができる。先進科学分野の基礎・トピックスについて,授業内容の基礎的事項を理解しできる。左記に達していない。
評価項目2アースサイエンスの基礎について,授業内容を理解し,高度な利用ができる。アースサイエンスの基礎について,授業で取り扱う内容を理解し,利用ができる。アースサイエンスの基礎について,授業で取り扱う内容の基礎的事項を理解しできる。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:専門 学習の分野:融合科目・その他

必修・履修・履修選択・選択の別:必修

基礎となる学問分野:数学,自然科学/物理・化学・ライフサイエンス・アースサイエンス

学科学習目標との関連:本科目は「④分野横断的な融合力の育成」を主目的年,「⑤グローバルな視点と社会性の養成」,「⑥課題探求・解決能力の育成」,「⑦コミュニケーション力・プレゼンテーション力の育成」を付随して進める科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化, A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分野の知識を習得し,説明できること」および「(D)課題解決能力の育成,D-3課題解決のために他者と共通認識を形成しながら,組織的な取り組みができること」である。

授業の概要:先進科学分野(数学,物理学,化学,生物学など)の基礎・トピックスについてオムニバスで学ぶとともに,分野横断的な総合力の育成を図る。また,アースサイエンスの基礎知識についても学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業の方法:先進科学分野(数学,物理学,化学,生物学など)の基礎・トピックスについてオムニバスの講義形式で紹介する。また,4週間のアースサイエンスは美作大学教員により別途授業が行われる。

成績評価方法:課題レポート(100%)。
注意点:
履修上の注意:本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に15単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。学年の課程修了のために履修(欠課時間数が所定授業時間数の5分の1以下)および単位修得が必須である。

履修のアドバイス:本科目は融合科目であり,自主的・積極的に課題に取り組むことが不可欠である。

受講上のアドバイス:遅刻と見なす時間は授業時間の1/2までとし,以降は欠課とみなす。

基礎科目:総合理工入門(1年),全系横断演習Ⅰ(3),全系横断演習Ⅱ(4)など

関連科目:融合科目機械システム(5年),融合科目電気電子システム(5),融合科目情報システム(5),卒業研究(5)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 数学分野のトピックス 数学分野のトピックスの知識を理解し,利用できる。
3週 数学分野のトピックス 数学分野のトピックスの知識を理解し,利用できる。
4週 物理学分野のトピックス 物理学分野のトピックスの知識を理解し,利用できる。
5週 物理学分野のトピックス 物理学分野のトピックスの知識を理解し,利用できる。
6週 化学分野のトピックス 化学分野のトピックスの知識を理解し,利用できる。
7週 化学分野のトピックス 化学分野のトピックスの知識を理解し,利用できる。
8週 (前期中間試験)
レポート指導日
7週までの内容の疑問点やレポートの指導をする。
2ndQ
9週 生物学分野のトピックス 生物学分野のトピックスの知識を理解し,利用できる。
10週 生物学分野のトピックス 生物学分野のトピックスの知識を理解し,利用できる。
11週 地球の概観 太陽系,惑星,衛星,地球の大気と水について理解する。
12週 地球の内部と活動 地球の内部構造,マグマの生成と火山活動,自身の発生と断層運動について理解する
13週 大気と海洋1 大気圏の構造・成分,大気圧,大気の熱収縮,大気の運動について理解する。
14週 大気と海洋2 大気の運動,大気の大循環と気象現象,海水の運動について理解する。
15週 (前期末試験)
16週 レポート指導日 14週までの内容の疑問点やレポートの指導をする。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野機械設計標準規格の意義を説明できる。3
標準規格を機械設計に適用できる。3
許容応力、安全率、疲労破壊、応力集中の意味を説明できる。3
ねじ、ボルト・ナットの種類、特徴、用途、規格を理解し、適用できる。3
ボルト・ナット結合における締め付けトルクを計算できる。3
ボルトに作用するせん断応力、接触面圧を計算できる。3
軸の種類と用途を理解し、適用できる。3
軸の強度、変形、危険速度を計算できる。3
キーの強度を計算できる。3
軸継手の種類と用途を理解し、適用できる。3
滑り軸受の構造と種類を説明できる。3
転がり軸受の構造、種類、寿命を説明できる。3
歯車の種類、各部の名称、歯型曲線、歯の大きさの表し方を説明できる。3
すべり率、歯の切下げ、かみあい率を説明できる。3
標準平歯車と転位歯車の違いを説明できる。3
標準平歯車について、歯の曲げ強さおよび歯面強さを計算できる。3
歯車列の速度伝達比を計算できる。3
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。2
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力000060060
専門的能力000040040
分野横断的能力0000000