到達目標
学習目的:人間に適した製品・生活環境を設計するなど,人間工学の発展の流れを重視し、その科学的理念への理解を求めることを目的とする。
到達目標
1.人にやさしい技術,使いやすい機器,生活しやすい環境(特に労働環境)を考えることができる。
2.QWL(Quality of Working Life)の向上を目指して,働く人の健康と福祉を考えることができる。
3.作業環境管理,作業管理および健康管理の立場から,解決策を考えることができる。
4.身近な環境のリスク評価ができる(課題レポートの作成)。
ルーブリック
| 優 | 良 | 可 | 不可 |
評価項目1 | 人にやさしい技術,使いやすい機器,生活しやすい環境(特に労働環境)を考えることがよくできる | 人にやさしい技術,使いやすい機器,生活しやすい環境(特に労働環境)を考えることが概ねできる | 人にやさしい技術,使いやすい機器,生活しやすい環境(特に労働環境)を考えることができる | 左記に達していない。 |
評価項目2 | QWL(Quality of Working Life)の向上を目指して,働く人の健康と福祉を考えることがよくできる | QWL(Quality of Working Life)の向上を目指して,働く人の健康と福祉を考えることが概ねできる | QWL(Quality of Working Life)の向上を目指して,働く人の健康と福祉を考えることができる | 左記に達していない。 |
評価項目3 | 作業環境管理,作業管理および健康管理の立場から,解決策を考えることがよくできる | 作業環境管理,作業管理および健康管理の立場から,解決策を考えることが概ねできる | 作業環境管理,作業管理および健康管理の立場から,解決策を考えることができる | 左記に達していない。 |
評価項目4 | 身近な環境のリスク評価がよくできる | 身近な環境のリスク評価が概ねできる | 身近な環境のリスク評価ができる | 左記に達していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
一般・専門の別:専門
学習の分野:融合科目・その他
基礎となる学問分野:工学/機械工学/知能機械学・機械システム
学習教育目標との関連:④分野横断的な融合力の育成
⑤グローバルな視点と社会性の養成
⑥課題探求・解決能力の育成
⑦コミュニケーション力・プレゼンテーション力の育成。
技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分野の知識を修得し,説明できること」である。
授業の概要:本授業では、人間工学を学ぶ上で基礎となる思想、思考法や知識、応用例を紹介する。人間工学は「人間とその生活環境との関係を人間の形態学的・生理学的・心理学的・行動学的側面から学習する。
授業の進め方・方法:
授業の方法:教科書に基づき,パワーポイントおよび板書により行う。
成績評価方法:定期試験(2回)および演習課題(数回)により評価を行う。具体的には定期試験70%,演習課題30%。
注意点:
履修上の注意:本科目を選択した者は,学年の課程修了のために履修(欠課時間数が所定授業時間数の3分の1以下)が必須である。また,本科目は「授業時間外の学修を必要とする科目」である。当該授業時間と授業時間外の学修を合わせて,1単位あたり45時間の学修が必要である。授業時間外の学修については,担当教員の指示に従うこと。
履修上のアドバイス:授業時間外に予習・復習や課題への取り組みを必ず行い,レポートを提出すること。毎週授業を受ける前に,シラバスを確認し,該当内容を事前に調べること。
基礎科目:応用数学Ⅰ(4年),力学Ⅰ(3年),メカトロニクスⅠ(3年),
関連科目:医療福祉工学(5年),福祉機器設計(5年)
受講上のアドバイス:授業内容で理解できない場合は,教員に聞きにくること。25分以上の遅刻は1欠課、75分以上の遅刻は2欠課として扱う。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス:人間工学の概観
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人間工学の概観について理解する
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2週 |
人間の仕組みと特性
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人間の仕組みと特性について理解する
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3週 |
生理的な見方
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生理的な見方について理解する
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4週 |
人体寸法とデザイン
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人体寸法とデザインについて理解する
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5週 |
運動機能と身体負担
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運動機能と身体負担について理解する
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6週 |
視覚の特性 |
視覚の特性について理解する
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7週 |
視覚表示器 |
視覚表示器について理解する
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8週 |
(後期中間試験) |
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4thQ |
9週 |
後期中間試験の答案返却と試験解説 |
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10週 |
聴覚表示器,触覚表示器,認知人間工学 |
聴覚表示器,触覚表示器,認知人間工学について理解する
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11週 |
操作器,ヒューマンエラー |
操作器,ヒューマンエラーについて理解する
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12週 |
ユニバーサルデザイン |
ユニバーサルデザインについて理解する
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13週 |
バリアフリーの人間工学 |
バリアフリーの人間工学について理解する
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14週 |
人間工学の展望 |
人間工学の展望について理解する
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15週 |
(後期末試験) |
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16週 |
後期末試験の答案返却と試験解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 自己評価 | 課題 | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |