日本語表現法

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 日本語表現法
科目番号 0240 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『テスト式国語常識の総演習』(京都書房)、『基礎からの国語表現の実践』(京都書房)
担当教員 萬田 慶太

到達目標

1.漢字・仮名遣いなどが正しく使えること。
2.さまぎまな文章を推敲できる知識と能力を身につけること
3.文章の組み立て、すなわち構成能力を身につける。
4.実用的な文章を正しく書けるようにすること。
5.文章の展開や、スピーチのこつを身につけること。
6.社会人として必要な文章などの表現力がルールに従って書けるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1さまぎまな文章を推敲できる知識と能力を身につけることが適切にできるさまぎまな文章を推敲できる知識と能力を身につけることができるさまぎまな文章を推敲できる知識と能力を身につけることができない
評価項目2実用的な文章を正しく書くことが適切にできる実用的な文章を正しく書くことができる実用的な文章を正しく書くことができない
評価項目3社会人として必要な文章などの表現力がルールに従って書くことが適切にできる社会人として必要な文章などの表現力がルールに従って書くことができる社会人として必要な文章などの表現力がルールに従って書くことができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HA) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本語を読む、書く、聞く、話すという四つの能力を身につけることは、人間力の形成のために必要である。それらの基礎能力、とりわけ語彙能力と文章表現能力の向上を目指すことを目的とする。高専4年時や大学1年時の学生には、基本的なレポートのような論理的文章を書く能力の育成が必要である。今後社会に出てゆくにあたって、日本語能力における基本を完成させる。語彙力や論理的文章の書き方に力を入れる。
授業の進め方・方法:
講義・問題演習を基本とする。適宜課題提出も課す。
また、授業内においてグループディスカッションも適宜織り込むこととする。
注意点:
積極的な授業参加、普段の課題内容を重視する。授業で進める範囲の半分は宿題とし、 毎週テキストを回収して評価する

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、「国語常識の総演習」第1、2回 1.「国語常識の総演習」の演習
漢字を読む力、書く力、語彙力、文章表現・韻文・文学史、文法
といった、国語表現に必要な基礎学力を体得する。
2週 「国語常識の総演習」第3,4回
3週 「国語常識の総演習」第5,6回
4週 「国語常識の総演習」第7,8回
5週 「国語常識の総演習」第9,10回
6週 「国語常識の総演習」第11,12回
7週 中間試験
8週 答案返却、解答解説
4thQ
9週 『基礎からの国語表現の実践』基礎編 2.『基礎からの国語表現の実践』の演習 悪文の推敲や論理的な文章を書く能力、敬語や社会的な場面で必要になる書類の書き方を体得する。
10週 『基礎からの国語表現の実践』基礎編
11週 『基礎からの国語表現の実践』応用編
12週 『基礎からの国語表現の実践』応用編
13週 『基礎からの国語表現の実践』実践編
14週 『基礎からの国語表現の実践』実践編
15週
期末試験
16週 答案返却、解答解説、手紙の書き方

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000