到達目標
1. ソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを理解している
2. システム設計には,要求される機能をハードウエアとソフトウェアでどのように実現するかなどの要求の振り分けやシステム構成の決定が含まれることを理解している
3. ユーザの要求に従ってシステム設計を行うプロセスを説明することができる
4. プロジェクト管理の必要性について説明することができる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを理解し,説明できる | ソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを理解している | ソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを理解していない |
評価項目2 | 要求の振り分けやシステム構成の決定を理解し,説明できる | 要求の振り分けやシステム構成の決定を理解している | 要求の振り分けやシステム構成の決定を理解していない |
評価項目3 | ユーザの要求に従ってシステム設計を行うプロセスを説明できる | ユーザの要求に従ってシステム設計を行うプロセスを理解している | ユーザの要求に従ってシステム設計を行うプロセスを理解していない |
評価項目4 | プロジェクト管理の必要性について説明することができる | プロジェクト管理の必要性について理解している | プロジェクト管理の必要性について理解していない |
学科の到達目標項目との関係
函館高専教育目標 B
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函館高専教育目標 C
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函館高専教育目標 F
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教育方法等
概要:
ソフトウェア,およびソフトウェア開発について分析論証できるように,その基礎となる知識を習得する.また,現在主流となっている工学的な方法論,および具体的な手法の学習を通して,高品質なプログラムを効率的に開発する手法および支援ツールの必要性と有効性を理解し応用できることを目標とする.
授業の進め方・方法:
ソフトウェアという目に見えないものを開発することは,従来の「ものづくり」に比べ多くの問題を抱えており,それを解決すべくソフトウェア工学は急速な発展を続けている.その基盤となっている体系化された方法論,技法を理解し,それを基に,積極的に演習などに取り組むことが重要である.
・演習を実施する.その結果を課題として提出してもらう.
注意点:
学習・教育目標評価 中間試験40%(B),期末試験(課題形式)20%(B),課題40%(C:50%,F:50%)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス ソフトウェア開発の課題 |
ソフトウェア開発の課題とソフトウェア工学の取り組みが説明できる
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2週 |
ソフトウェアの開発工程 |
ソフトウェアの特性について理解し、ソフトウェアのプロセスモデルにおける課題や問題点が説明できる
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3週 |
プロジェクト管理 |
プロジェクト管理について説明できる
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4週 |
要求分析 |
要求分析の重要性と概要が説明できる
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5週 |
構造化分析 |
構造化分析技法により、要求をモデル化し、要求仕様を定義する手順を理解し説明できる
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6週 |
オブジェクト指向の基本概念 |
オブジェクト指向の基本概念を理解し、説明できる
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7週 |
オブジェクト指向開発方法論 |
オブジェクト指向開発の方法論を理解し、説明できる
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
答案返却・解答解説 |
間違った問題の正答を求めることができる
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10週 |
アーキテクチャ設計 |
アーキテクチャ設計について理解し、説明できる
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11週 |
モジュール設計 |
モジュール設計について理解し、説明できる
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12週 |
プログラミング |
プログラミングについて理解し、説明できる
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13週 |
テストと検証 |
テストと検証について理解し、説明できる
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14週 |
ソフトウェアの保守と再利用 |
ソフトウェアの保守と再利用について理解し、説明できる
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15週 |
学年末試験 |
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16週 |
試験答案返却・解答解説 |
間違った問題の正答を求めることができる
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | ソフトウェア | ソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを説明できる。 | 4 | 後2 |
コンピュータシステム | 集中処理システムについて、それぞれの特徴と代表的な例を説明できる。 | 4 | 後10 |
分散処理システムについて、特徴と代表的な例を説明できる。 | 4 | 後10 |
システム設計には、要求される機能をハードウェアとソフトウェアでどのように実現するかなどの要求の振り分けやシステム構成の決定が含まれることを説明できる。 | 4 | 後10 |
ユーザの要求に従ってシステム設計を行うプロセスを説明することができる。 | 4 | 後4 |
プロジェクト管理の必要性について説明できる。 | 3 | 後3 |
WBSやPERT図など、プロジェクト管理手法の少なくとも一つについて説明できる。 | 3 | 後3 |
ER図やDFD、待ち行列モデルなど、ビジネスフロー分析手法の少なくとも一つについて説明できる。 | 4 | 後5 |
その他の学習内容 | データモデル、データベース設計法に関する基本的な概念を説明できる。 | 4 | 後12 |
データベース言語を用いて基本的なデータ問合わせを記述できる。 | 4 | 後12 |
評価割合
| 試験 | 授業中の演習課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |