体育特論(前期)

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 体育特論(前期)
科目番号 0060 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産デザイン工学科(共通科目) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教養としてのスポーツ・身体文化、大修館書店
担当教員 濵田 臣二,松﨑 拓也,田上 英人

到達目標

・武道とスポーツについて歴史的観点からそれらの特徴を理解する。
・最新のスポーツ科学に基づいた知識を深め、実際の場面で活用できるようにする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1健康についての最新の知識を理解し、運動の必要性について回答できる。運動の必要性医について、自分の考えを回答できる。健康についての理解が不足し、運動の重要性について理解できない。
評価項目2武道とスポーツについて、その相違点と共通点を明確に回答できる。武道とスポーツについて、それらの違いを回答できる。武道とスポーツについて、それらの特徴を理解できない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 G① 健やかな心身を持ち、社会性、協調性を身に付ける。
学習・教育到達度目標 G② 社会人として、技術者として必要な素養、一般常識や礼儀、マナーについて考えることができる。
準学士課程の教育目標 A① 数学・物理・化学などの自然科学、情報技術に関する基礎を理解できる。
準学士課程の教育目標 G① 健やかな心身を持ち、社会性、協調性を身に付ける。
準学士課程の教育目標 G② 社会人として、技術者として必要な素養、一般常識や礼儀、マナーについて考えることができる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SA① 数学・物理・化学などの自然科学、情報技術に関する共通基礎を理解できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SF① 歴史・文化・社会に関する知識を持ち、それらを示すことができる。

教育方法等

概要:
スポーツ・武道・体育に関する最新の理論および研究成果から、生涯体育に通じる武道やスポーツの科学的理論を理解させるとともに、健康やトレーニングに関する実習によって合理的に健康・体力の増進を図る資質や能力を育てる。
授業の進め方・方法:
通常は講義・演習(発表)を主として、理解を深めるために必要に応じて実習を行う。
授業内容に関する課題についてレポートを提出させる。
注意点:
実習の際は運動ができるウェア・シューズを準備すること。
貴重品の管理は各自で行うこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業オリエンテーション 授業目的や概要について理解させ、スポーツや武道の現状について理解する。
2週 スポーツの起源と歴史1 各種目の歴史について調べたものを理解し発表する。
3週 スポーツの起源と歴史2 各種目の歴史について調べたものを理解し発表する。
4週 スポーツと武道について スポーツと武道の違いについて考察する。
5週 現在のスポーツ界について 現在のスポーツ界の問題点について考察する。
6週 スポーツとメディアについて スポーツとメディアの関係について理解を深める。
7週 コンディショニングと疲労 疲労とコンディショニングについて理解を深める。
8週 トレーニングの科学について 最新のトレーニング理論について学び理解を深める。
2ndQ
9週 スポーツ選手の栄養について スポーツ選手の理想的な食事について学び理解を深める。
10週 スポーツ選手の心理について 大会時の緊張等について学び、その克服法を理解する。
11週 運動時の身体の変化について 運動時の身体の変化について理解を深める。
12週 運動時の心拍数について1 ウォーキングやジョギングなど、比較的軽度の運動時の心拍数を測定し考察する。
13週 運動時の心拍数について2 中等度の運動時の心拍数を測定し考察する。
14週 運動時の心拍数について3 強度の運動時の心拍数を測定し考察する。
15週 健康と体力について 自分の健康と体力について考察する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3

評価割合

試験小テスト等演習・レポート発表相互評価合計
総合評価割合9000100100
基礎的能力90000090
専門的能力000000
分野横断的能力00010010