Chemistry ⅠB

Course Information

College Toyama College Year 2024
Course Title Chemistry ⅠB
Course Code 0008 Course Category General / Elective
Class Format Lecture Credits School Credit: 1
Department Department of Mechanical Engineering Student Grade 1st
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 化学基礎academia(実教出版)、ベストフィット化学基礎・ベストフィット化学(実教出版・問題集),サイエンスビュー化学総合資料(実教出版)
Instructor Morita Yasufumi

Course Objectives

物質の種類と性質を説明でき、それらの適切な分離や精製方法について理解している。原子の成り立ちや元素の周期律について説明できる。
イオン結合、共有結合、金属結合の特徴とその結晶構造について十分に理解し、物質を結合ごとに分類できる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1物質の種類と性質を説明でき、それらの適切な分離や精製方法について理解している。原子の成り立ちや元素の周期律について説明できる。物質の種類と性質を理解し、それらの適切な分離や精製方法があることを理解している。原子の成り立ちや元素の周期律について理解している。物質の種類と性質が理解できず、それらの分離や精製方法があることを理解していない。原子の成り立ちや元素の周期律について理解していない。
評価項目2イオン結合、共有結合、金属結合の特徴とその結晶構造について十分に理解し、物質を結合ごとに分類できる。イオン結合、共有結合、金属結合の特徴とその結晶構造についておおよそ理解し、物質の物質を結合ごとに分類できる。イオン結合、共有結合、金属結合の特徴とその結晶構造について理解しておらず、物質の物質を結合ごとに分類できない。
評価項目3原子量、分子量、式量を理解し、それを用いた計算が自在にできる。物質量を用いて、質量、粒子数、気体の体積を自在に計算できる。原子量、分子量、式量を理解し、それを用いた計算がおおよそできる。物質量を用いて、物質の質量、粒子数、気体の体積をおおよそ計算できる。原子量、分子量、式量を理解し、それを用いた計算ができない。物質量を用いて、物質の質量、粒子数、気体の体積を計算できない。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
高等学校学習指導要領化学基礎の教科書に準じて、主に座学で授業を進める。単元ごとに教科書傍用の問題集(ベストフィット化学基礎、ベストフィット化学)を宿題として自宅で復習を促す。また、実験を取り入れて授業で勉強した事象を確認させる。
Style:
試験: 前期中間・前期末を計2回実施する。
実験:実験前に必ず予習すること。実験に必要な服装、安全な行動、後片づけ等は正しく行うこと。
出席: 特別な事由がなく、授業に欠席しないこと。
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておく。
(授業外学習・事後)授業内容に関する課題を解く。
Notice:
学習上の留意点
・自然の事物・現象に関することを題材にして,基本的な概念,原理,法則を理解するよう務めること。
・学習事項の練習問題などを適宜課題とする。
・提出物やその他課題についてはそれぞれの指示に従い,提出期限を厳守すること。
・本科目では、50点以上の評価で単位を認定する。評価が50点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を50点とする。
学習上の助言
・教科書や副教材などを用いて,復習を中心とした自学自習を行なうこと。
・自学自習の際,高校生向け学習参考書全般が参考となるので各自利用すること。

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 化学と人間生活のかかわり
代表的な金属やプラスチックなど有機材料について、その性質、用途、また、その再利用など生活とのかかわりについて理解できる。
洗剤や食品添加物等の化学物質の有効性、環境へのリスクについて理解する。
2nd 混合物の分離と精製 混合物の分離と精製を説明できる。
3rd 物質の成分 物質が原子からできていることが説明できる。
単体と化合物の意味と具体例が説明できる。
同素体がどのようなものか説明できる。
純物質と混合物の区別ができる。
混合物の分離法について理解でき、分離操作を行う場合、適切な分離法を選択できる。
4th 物質の三態 物質を構成する分子・原子が常に運動していることが理解できる。
水の状態変化が理解できる。
物質の三態とその状態変化を説明できる。
5th 炎色反応 元素の同定方法(炎色反応)について理解できる。
レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。
実験の基礎知識(安全防具の使用法、薬品、火気の取り扱い、整理整頓)を持っている。
事故への対処の方法(薬品の付着、引火、火傷、切り傷)を理解し、対応ができる。
ガラス器具の取り扱いができる。
基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。
6th 原子の構造 原子の構造(原子核・陽子・中性子・電子)や原子番号、質量数を説明できる。
同位体について説明できる。
放射性同位体とその代表的な用途について説明できる。
7th 電子配置 原子の電子配置について電子殻を用い書き表すことができる。
価電子について説明できる。
8th 前期中間試験 これまで学習した単元について理解している。
4th Quarter
9th イオン 原子のイオン化代表的なイオンを化学式で表すことができる。について説明できる。
電離について説明でき、電解質と非電解質の区別ができる。
10th イオン結合 イオン式とイオンの名称を説明できる。
イオン結合について説明できる。
イオン結合性物質の性質が説明できる。
イオン性結晶がどのようなものか理解できる。
11th 共有結合 共有結合がどのようなも構造式や電子式により分子を書き表すことができる。のか説明できる。
12th 共有結合と分子の形 極性と分子間力について理解している。
共有結合の結晶と分子結晶について理解している。
13th 金属結合と金属の結晶 自由電子と金属結合がどのようなものか説明できる。
金属の性質が説明できる。
14th 金属の結晶 金属の結晶格子について理解している。
結晶格子を用いた計算ができる。
15th 元素の周期律 原子番号から価電子の数を見積もることができ、価電子から原子の性質について考えることができる。
元素の性質を周期表(周期と族)と周期律から考えることができる。
16th 前期末試験 これまで学習した単元について理解している。

Evaluation Method and Weight (%)

定期試験問題集レポートTotal
Subtotal8510500100
基礎的能力8510500100
専門的能力000000