Linear Algebra Ⅰ

Course Information

College Toyama College Year 2020
Course Title Linear Algebra Ⅰ
Course Code 0028 Course Category General / Elective
Class Format Lecture Credits School Credit: 1
Department Department of Mechanical Engineering Student Grade 2nd
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 【教科書】「新 線形代数」(大日本図書)/【関連図書】問題集:「新 線形代数」(大日本図書),「数学活用」(啓林館)
Instructor Oyama Yuki

Course Objectives

●平面,空間におけるベクトルの演算ができる.
●2つのベクトルの内積やなす角が求められる.また,2つのベクトルの平行,垂直の判定ができる.
●ベクトルを用いて図形の方程式が求められる.また,ベクトルを図形の問題に応用できる.

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
平面,空間におけるベクトルの演算ができる.ベクトルの和,差,実数倍の演算ができる.また,有向線分と成分表示を結び付けて考えることができる.ベクトルの和,差,実数倍の演算ができ,それらを有向線分で表すことができる.ベクトルの和,差,実数倍の定義が理解できない.
2つのベクトルの内積やなす角が求められる.また,2つのベクトルの平行,垂直の判定ができる.2つのベクトルの内積やなす角が求められる.また,ベクトルの平行条件,垂直条件を応用できる.2つのベクトルの内積やなす角を正しく求められる.2つのベクトルの内積が求められない.
ベクトルを用いて図形の方程式が求められる.また,ベクトルを図形の問題に応用できる.図形のベクトル方程式が理解でき,それを用いて図形の方程式が求められる.ベクトルを応用して図形の問題が解ける.直線や平面,球面の方程式を求められる.直線,平面,球面の方程式を理解できず,求められない.

Assigned Department Objectives

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Teaching Method

Outline:
線形代数学の基礎を習得することを目標とする.前期は,平面や空間のベクトルを基礎から学び,ベクトルを用いて平面や空間の様々な図形を表現できることを目標とする.
Style:
講義及び演習
Notice:
●予習していることを前提に授業を進めるので,毎回全員それなりの時間の予習は不可欠である.予習する範囲は,下の授業計画をもとにしつつ,実際の授業の進行状況を観察し,適切に判断せよ.教科書の問題は全問,予めノートに解答するようにしておくこと.
●予習のとき,不足しているような知識があれば,教科書を読んだり,また図書館で調べたりして,自分の努力で解決する姿勢を持って欲しい.その上でどうしても判らないというときに,他の学生や教員からヒントを得るようにして欲しい.
●授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある.

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ベクトル 平面のベクトルとその演算
2nd ベクトル 成分と大きさ
3rd ベクトル 内積,垂直と平行
4th ベクトル 平面のベクトルの図形への応用
5th ベクトル 直線のベクトル方程式
6th ベクトル 平面のベクトルの線形独立,線形従属
7th ベクトル 演習
8th 前期中間試験 平面のベクトル
2nd Quarter
9th 中間試験の返却,解答解説,講評
10th ベクトル 空間のベクトル,空間座標
11th ベクトル 空間のベクトルの成分と大きさ
12th ベクトル 内積とその応用
13th ベクトル 直線の方程式
14th ベクトル 平面の方程式
15th ベクトル 演習
16th 期末試験 ベクトル

Evaluation Method and Weight (%)

試験課題等Total
Subtotal8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000