Course Objectives
与えられた課題に対して、ルールに従って論理的なレポートが書ける。
最終発表において、技術者の視点から情報倫理や知財保護などのリテラシーに基づいた議論ができる。
○技術者の視点:一般市民ではなく、技術者として物事を考えることができる。
○情報倫理:調査や発表において情報マネージメントができる。
○知財リテラシー:調査や発表において知財マインドを発揮できる。
議論で述べる意見に、持続可能な開発の概念や価値観が含まれている。
具体的には下記ルーブリックの各項目が到達目標になる。
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
技術者と社会のかかわり | 技術を含む人の営みにおいて,安全や環境を守るためにどのようにすればよいか,また社会との関わりについて80%以上理解している. | 技術を含む人の営みにおいて,安全や環境を守るためにどのようにすればよいか,また社会との関わりについて70%以上理解している. | 技術を含む人の営みにおいて,安全や環境を守るためにどのようにすればよいか,また社会との関わりについて60%未満の理解状態である. |
グループ発表・合意形成 | グループの議論や作業で自ら進んで行動できるとともに,グループ全体のことを考え,成果だけでなく学びを有意義にできるように自らの貢献の仕方を工夫できる | グループの議論や作業に参加し、グループとしてよりよい成果を出すことに貢献している | グループの議論や作業に参加しない.グループの円滑な活動に貢献しない |
Assigned Department Objectives
Teaching Method
Outline:
中学校を卒業した学生が、将来技術者として社会で活躍するための倫理、環境、知的財産の考え方を分かりやすく説明することを目的に授業を行う。
技術者に必要となる倫理観、知的財産の取り扱い方について理解を深める。さらに、現在人類が置かれている諸問題について調査学習および発表を行う.
Style:
講義,調査学習ならびにグループワークを通したディスカッションに形式により課題に対して意見交換・合意形成を行う.
Notice:
授業計画は、学生の理解度に応じて変更する場合がある。
Course Plan
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Theme |
Goals |
1st Semester |
1st Quarter |
1st |
技術者倫理とは データと表現① |
技術者倫理を学ぶ意味を理解する。 データからの表現手法を学ぶ
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2nd |
データと表現② 技術者倫理マッピングワーク① |
データ表現を技術者の視点から考える。 ワーク・ディスカッション形式を用いて技術者にとって大切な考え方を学ぶ。
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3rd |
技術者倫理マッピングワーク② |
ワーク・ディスカッション形式を用いて技術者にとって大切な考え方を学ぶ。
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4th |
技術者倫理マッピングワーク③ |
〃
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5th |
技術者倫理マッピングワーク④【発表会】 |
グループでまとめた意見を発表・質疑応答を通して理解ならびに考えを深めることができる.
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6th |
技術者倫理マッピングワーク⑤【反省会】 |
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7th |
技術者倫理デザインワーク① |
技術者が「デザイン」するのに必要なことは何かを調査ワーク,ディスカッションを積み重ねることでさぐり,技術者にとって大切なことについて6回の講義を通して学び,発表を行う.
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8th |
技術者倫理デザインワーク② |
〃
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2nd Quarter |
9th |
技術者倫理デザインワーク③ |
〃
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10th |
技術者倫理デザインワーク④ |
〃
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11th |
技術者倫理デザインワーク⑤ |
〃
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12th |
技術者倫理デザインワーク⑥【発表会】 |
〃
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13th |
点数開示,反省,授業アンケート |
総括まとめとアンケートの実施
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14th |
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15th |
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16th |
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Evaluation Method and Weight (%)
| 発表試験① | 発表試験② | Total |
Subtotal | 50 | 50 | 100 |
得点 | 50 | 50 | 100 |