歴史学Ⅰ

Course Information

College Toyama College Year 2015
Course Title 歴史学Ⅰ
Course Code 0002 Course Category General / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 1
Department Department of Mechanical Engineering Student Grade 4th
Term First Semester Classes per Week 1
Textbook and/or Teaching Materials 【教科書】特に指定しません/【関連図書】歴史Ⅰ・Ⅱで使用した教科書・資料集など
Instructor

Course Objectives

①歴史的事実やそれらの因果関係を正確に捉え、整理する
②我々を取り巻く文化的諸事象などを歴史的に理解する
③我が国を取り巻く国際環境を歴史的に理解する
④獲得した知識を適切に表現できる能力を身につける
⑤文化の多様性を認識し、尊重することの大切さを理解する

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
習目標(授業の狙い)
 歴史的に物事を考えることは、さまざまな事柄を適切に理解し、対処していく上で非常に重要です。したがって、歴史学Ⅰ・Ⅱでは「歴史的考察」方法を身につけてもらうことを目標とします。ただ、歴史的事実やその因果関係などについて縷々と述べるだけの講義では、1・2年次の歴史Ⅰ・Ⅱを想起してしまい、皆さんにとってはきっと退屈なモノとなってしまうでしょう。そこで、この歴史学Ⅰでは、富山県域を中心とする北陸地域について、その前近代の歴史を取り上げながら、皆さんを取り巻く社会や文化などを考えてみたいと思います。
 歴史は、世代を超えて色々な人々と話すことのできる身近な題材(ネタ)の1つです。小難しい話だけでなく、皆さんに「へぇ~」と思えるようなネタ(雑学的知識)を提供できるよう心がけたいと思っています。
Style:
講義
Notice:
配布したプリントはきちんとファイルし、毎回必ず持参してください。
課された課題は早めに取り組み、きちんと仕上げるようにしてください。
授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合があります。

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st “コシ”から“北陸”へ コシ地域の国造、律令国家のコシ分割
2nd 律令国家の越中支配 越中国と大伴家持
3rd 律令国家の外交と北陸 北陸地域と唐・新羅・渤海
4th 越中武士団の動向 平安中期から鎌倉期にかけて越中国
5th 南北朝の動乱と越中 鎌倉幕府滅亡・建武の新政と越中武士
6th 室町幕府と越中支配 守護畠山氏の越中支配
7th 応仁・文明の乱と越中 守護畠山氏の家督争いと越中武士
8th 戦国乱世の越中 一向一揆勢力と守護代、上杉氏と越中国
2nd Quarter
9th 佐々成政と前田利家 織田信長の北陸進出と越中支配
10th 前田利長と高岡 前田氏の加越能支配、前田利長と越中支配
11th 加賀藩の成立 加賀藩政と藩社会の確立
12th 加賀藩と富山藩 富山藩の成立と困窮財政
13th 加賀藩の藩政と経済状況 最盛から沈滞へ向かう藩政
14th 幕末の加賀藩・富山藩 藩政の転換と終焉
15th 期末試験
16th 期末試験答案返却・解説、アンケート

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal60000400100
基礎的能力60000400100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000