Course Objectives
1.漢字・語彙・文法など、言語に関する知識を身につけ、それらを説明することができ、それらを使用して文章を作成することができる。
2.さまざまな文章を読み、文章の論理に即して内容を捉え、言語を用いて説明することができる。
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
教材の文章に用いられている漢字・語彙・文法について、説明・使用することができる。 | 文章中の語句を用いて文章作成ができる。
| 文章中の語句の語意を説明できる。 | 文章中の語句の語意を説明できない。 |
教材の文章の内容について、説明ができる。 | 文章の主旨を規定の字数で表現できる。 | 文章の主旨を説明できる。 | 文章の主旨を説明できない。 |
Assigned Department Objectives
Diploma policy 3
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Teaching Method
Outline:
さまざまな文章を読み、文章の論理に即して内容を理解する。漢字・語彙・文法など、言語に関する知識を豊かにする。教材の文章の読解を通じて、人間と社会・環境の関係について思考する力を磨き、さまざまな問題について、自分なりの考えを持ち、それを適切に言語を用いて表現する。
Style:
担当教員による単独講義、演習。 但し、授業前に学習プリントや授業プリントを配布して、予習課題とする。
なお、週2回の授業のうち、原則として、HRで実施する週1回の授業は現代国語、混成クラスで実施する週1回の授業は古典を扱うこととする。
Notice:
他人の書いた文章を正確に読むことや自分で苦労して文章を書くことを通じて、自らの感じ方や考え方を磨いてゆくの だという意識を持ってほしい。なお、授業計画は、学生の理解度に応じて変更する場合がある。
Course Plan
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Theme |
Goals |
2nd Semester |
3rd Quarter |
1st |
夏季研修課題漢字テスト・課題回収 |
夏季研修課題から200問の漢字テスト。合格点は180以上。
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2nd |
平山克美「グローバル化とグローバリズム」① |
「グローバル化」と「グローバリズム」の違いについて、整理し、説明できる。
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3rd |
平山克美「グローバル化とグローバリズム」② |
「グローバル化」について、筆者はどのような可能性を見ているのか、説明できる。
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4th |
多木浩二「消費されるスポーツ」① |
「スポーツ」と「大衆」(ないし「大衆消費社会」)の関係について、説明できる。
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5th |
多木浩二「消費されるスポーツ」② |
「スポーツ」(ないし「スポーツ情報」)と「メディア」の関係について、説明できる。
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6th |
『徒然草』「つれづれなるままに」・「ある人、弓射ること習ふに」 |
「つれづれなるままに」に述べられている『徒然草』の執筆目的や姿勢について、整理し、説明できる。古文の用言の活用を復習した上で、助動詞・助詞の働きについて、説明できる。「ある人、弓射ること習ふに」の最後の一文に込められた筆者の思いについて、説明できる。
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7th |
『徒然草』「高名の木登り」 |
敬語表現を学び、登場人物の関係に即して、整理し、説明できる。一話の内容を把握し、簡潔に説明できる。木登り名人の発言の意味を、説明できる。
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8th |
後期中間試験 |
第16~22回の授業内容について、理解度を確認する。
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4th Quarter |
9th |
後期中間試験の答案返却と解説・内田樹「意味と身体」① |
後期中間試験の解答・解説。 「意味と身体」の本文の読みが正しくできる。語句の意味について、適切に説明できる。「言葉」・「意味」・「身体的実感」の関係について、説明できる。
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10th |
内田樹「意味と身体」② |
「創造的な言語活動」とは、どうすることか、説明できる。
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11th |
内田樹「意味と身体」③ |
日本人の「言語能力が劣化」したのは、なぜか、説明できる。
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12th |
曾先之『十八史略』「先従隗始」① |
本文中の語句の意味を、適切に説明できる。漢文の訓読・書き下し・現代語訳をすることができる。
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13th |
曾先之『十八史略』「先従隗始」②・韓愈『唐宋八家文読本』「雑説」① |
「先従隗始」の郭隗の喩え話は、何を言わんとしていたのか、説明できる。「雑説」の本文中の語句の意味を、適切に説明できる。漢文の訓読・書き下し・現代語訳をすることができる。
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14th |
韓愈『唐宋八家文読本』「雑説」② |
「千里馬」の喩えを理解した上で、官吏登用試験に合格してもしばらく官職に就けずにいた頃に書かれたこの文章でもって、韓愈が主張したかったことを、説明できる。
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15th |
学年末試験 |
第24~30回までの授業内容について、理解度を確認する。
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16th |
学年末試験の答案返却と解説・授業アンケート |
学年末試験の解答・解説。
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Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 発表 | 態度 | 提出物 | Total |
Subtotal | 70 | 5 | 10 | 15 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 5 | 5 | 5 | 25 |
専門的能力 | 50 | 0 | 5 | 10 | 65 |
分野横断的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 10 |