解析学Ⅰ

Course Information

College Toyama College Year 2018
Course Title 解析学Ⅰ
Course Code 0050 Course Category General / Elective
Class Format Lecture Credits School Credit: 2
Department Department of Mechanical Engineering Student Grade 3rd
Term First Semester Classes per Week 4
Textbook and/or Teaching Materials 新微分積分Ⅱ(大日本出版)/新微分積分Ⅱ問題集(大日本出版)/
Instructor Yamamoto Hisashi

Course Objectives


①高次導関数を用いた近似式,テイラー展開,マクローリン展開ならびに級数展開の計算をすることができる.
②多変数関数における高次偏導関数,極大・極小,陰関数の微分,接線と接平面,条件付き極値並びに包絡線の計算をすることができる.

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1高次導関数を用いた近似式,テイラー展開,マクローリン展開ならびに級数展開のに関する問題を8割以上できる高次導関数を用いた近似式,テイラー展開,マクローリン展開ならびに級数展開のに関する問題を6割以上できる高次導関数を用いた近似式,テイラー展開,マクローリン展開ならびに級数展開のに関する問題を解くことができない
評価項目2多変数関数における高次偏導関数,極大・極小,陰関数の微分,接線と接平面,条件付き極値並びに包絡線の計算が8割以上できる多変数関数における高次偏導関数,極大・極小,陰関数の微分,接線と接平面,条件付き極値並びに包絡線の計算が6割以上できる多変数関数における高次偏導関数,極大・極小,陰関数の微分,接線と接平面,条件付き極値並びに包絡線の計算をすることができない

Assigned Department Objectives

ディプロマポリシー 3 See Hide

Teaching Method

Outline:
1,2学年で習得した1変数における微分積分までの基礎的な数学概念や数学的技能を前提に,やや高度な微積分として,工学や理学の世界で必要とされる級数展開,多変数(2変数)関数における偏微分を学ぶ
Style:
講義形式
Notice:
授業のポイント
不足している知識は,教科書,参考書を再読したり,図書館で調べたりして,自分の努力で解決する姿勢を持ってほしい.その上で,どうしてもというときは他の学生や担当の教員からヒントを得るようにしてほしい.安易に解答のみを求めることは学力の向上につながらない.
準備するもの
教科書,授業用ノ-ト
履修前の予習
・基礎数学で学んだ三角関数・指数関数・対数関数・冪関数・無理関数のグラフとその計算に習熟しておくこと.
・微分積分学で学んだ微分・積分の概念を理解しその計算に習熟しておくこと.
・教科書の問題をあらかじめノ-トに解答しておくこと.
授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある.

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 関数の多項式による近似 1次近似式,2次近似式,n次近似式
2nd 数列の極限,級数 数列の極限(収束・発散)と条件
3rd べき級数とマクローリン展開(1) べき級数の収束,マクローリン級数
4th べき級数とマクローリン展開(2) 平均値の定理,不定形の極限値,マクローリン展開
5th オイラーの公式 オイラーの公式,ド・モアブルの定理,
6th 演習 知識理解の確認
7th 他変数関数 他変数関数の確認
8th 前期中間試験
2nd Quarter
9th 答案返却,解説,授業アンケート
偏微分(1)
偏微分法(2変数関数),曲面の方程式
10th 偏微分(2) 偏導関数,全微分
11th 偏微分(3) 合成関数の微分法
12th 偏微分の応用(1) 第2次偏導関数
13th 偏微分の応用(2) 極大と極小,極値条件
14th 偏微分の応用(3) 陰関数の微分法,条件付き極値包絡線
15th 期末試験
16th 答案返却,解説,授業アンケート

Evaluation Method and Weight (%)

中間試験課題(中間まで)期末試験課題(中間後)Total
Subtotal80208020200
評価割合80%20%80%20%0
得点80208020200