日本語

Course Information

College Toyama College Year 2018
Course Title 日本語
Course Code 0178 Course Category General / Elective
Class Format Lecture Credits School Credit: 2
Department Department of Mechanical Engineering Student Grade 4th
Term Year-round Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 【教科書】『大学・大学院 留学生の日本語③論文読解編』アルク,『ピアで学ぶ大学生・留学生の日本語コミュニケーション』ひつじ書房,新聞等の生教材
Instructor Tagami Eiko,Nakagawa Kazuko

Course Objectives

・文章の構造を読み取ることができる
・論理構造を支える文章表現に注目できる
・読み取った情報をわかりやすく要約することができる
・批判的に情報を受け取ることができる
・論理的に構成し、説得力のある発表ができる
・聞き手としての役割を意識して、よい聞き手になろうとする

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1文章の構造を適切に読み取ることができるおおよその文章の構造を読み取ることができる文章の構造を読み取ることができない。
評価項目2論理構造を支える表現がなんであるかをしっかりと理解しており、その知識を用いて正確に文章を読み取ることができる。論理構造を形作る表現に対する理解が概ねできており、それらの表現に注目して、大体、文章読み取ることができる。論理構造を支える表現が何かわからない。
評価項目3読み取った情報を的確に要約することができる読み取った情報を多少不要な部分を含みつつも、不可欠な内容を取り入れてなんとか要約することができる読み取った情報の要約ができない
評価項目4情報をそのまま受け取らず、批判的に分析することができる情報に対し、少し批判的に分析できる。批判的に情報を見ることができない
評価項目5論理的な構成で、説得力のあるわかりやすい発表ができる。不十分ではあるが構成が考えられており、発表内容の理解を妨げるものではない。論理的構成をすることが難しく、内容がわかりにくい
評価項目6聞き手として相手に自己の理解をフィードバックしながらきくことができる。さらに相手の主張に対し自分の意見を提示することができる。相手の主張を聞き、理解しようとしており、なんとか質問もできる相手の主張に関心を示さず、理解もあまりできない。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
学習目標(授業のねらい)
・学生生活に必要な専門書・論文・教養書・新聞記事など、様々なテキストタイプの文章を読むことができる。それぞれのタイプの読み物の特徴となる基本的な構造、文体等の特徴を把握し、それに慣れる手立てを見つける。
・談話構成を意識しながら、論理的で説得力のある伝え方をすることができる。また、参加する姿勢で積極的な聞き方・受けとめ方ができる。
・学生同士が対等な関係において学び合うことができる。
Style:
講義(20 %)B(100%)、授業手法1
演習(80%) B(50%) C(50%)、授業手法3・4・6
Notice:
授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある。

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st オリエンテーション  プレースメントテスト  
2nd 異文化適応
 段落内の構造
・中心文と支持文の構造を読み取る
3rd 異文化適応
 段落内の構造
・中心文と支持文の構造を読み取る
4th いじめ
 話題とメインアイデア
・中心文をてがかりにメインアイデアを読み取る  
5th いじめ
 話題とメインアイデア
・中心文をてがかりにメインアイデアを読み取る  
・助詞相当語
6th いじめ
 
・いじめが生まれる背景について考える
7th いじめ
 
・いじめが生まれる背景について考える
8th 衝動買いを誘発する
 アウトライン
・アウトラインの形で体系的に整理することで、全体の論理的なつながりをつかむ
2nd Quarter
9th 衝動買いを誘発する
 アウトライン
・アウトラインの形で体系的に整理することで、全体の論理的なつながりをつかむ
10th おいしい食感のの理由
 文章構成
・論説文の構成を知る 
   序論・本論・結論
11th おいしい食感のの理由
 文章構成
・論説文の構成を知る 
   序論・本論・結論
12th 日本人の意識
 論の展開① 事実と筆者の考察
・論説文の構成を知る 
   序論・本論・結論
13th 日本人の意識
 論の展開① 事実と筆者の考察
・論説文の構成を知る 
   序論・本論・結論
14th 期末試験  
15th フィードバック  
16th 要約     ・中心文、キーワードに着目して要約ができる
2nd Semester
3rd Quarter
1st フリーター問題
 論の方向を示す表現
・どのように論を進めるのかを示した文を読み取れる
2nd フリーター問題
 論の方向を示す表現
・どのように論を進めるのかを示した文を読み取れる
3rd 安全でおいしい水を飲むために
  論の展開②
・意見の述べ方がわかる
4th 安全でおいしい水を飲むために
  論の展開②
・意見の述べ方がわかる
5th 安全でおいしい水を飲むために
  論の展開②
・意見の述べ方がわかる
6th 「まじめ」という言葉
  引用
・引用の表現がわかる
7th 中間試験  
8th 「まじめ」という言葉
  引用
・引用の表現がわかる
4th Quarter
9th がん告知
 要約
・筆者の主張を捉えて、要約ができる
10th がん告知
 要約
・筆者の主張を捉えて、要約ができる
11th 新聞記事を読む手立て ・記事の種類 見出し、リード文の特徴
12th ブックトーク ・本・記事・情報を探す
13th ブックトーク ・読み取った情報を伝える 主張と根拠のメモを作る
14th ブックトーク ・メモをもとにブックトークのアウトラインを書く
15th 期末試験
16th フィードバック 

Evaluation Method and Weight (%)

試験平常点(授業への参加度 課題)Total
Subtotal5050100
基礎的能力5050100
専門的能力000
分野横断的能力000