鉄鋼材料

Course Information

College Toyama College Year 2018
Course Title 鉄鋼材料
Course Code 0185 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 1
Department Department of Mechanical Engineering Student Grade 4th
Term First Semester Classes per Week 1
Textbook and/or Teaching Materials 基礎機械材料学(日本理工出版会)
Instructor Inoue Makoto

Course Objectives

1.純鉄の組織と変態について、結晶構造を含めて説明できる。
2.炭素鋼の性質を理解し、分類することができる。
3.鉄ー炭素系平衡状態図の見方を理解できる。
4.炭素鋼の熱処理の目的と操作を説明できる。
5.合金鋼について、その成分および特徴を理解し応用することを説明できる。
6.鋳鉄の組織、および組織と状態図について説明できる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1純鉄の組織と変態について、結晶構造を含めて正しく理解し、詳しく説明できる。純鉄の組織と変態について、結晶構造を含めて説明できる。純鉄の組織と変態について、結晶構造を含めて説明できない。
評価項目2炭素鋼の性質を正しく理解し、分類することを詳しく説明できる。炭素鋼の性質を理解し、分類することを説明できる。炭素鋼の性質を理解し、分類することを説明できない。
評価項目3鉄ー炭素系平衡状態図の見方を正しく理解し、詳しく説明できる。鉄ー炭素系平衡状態図の見方を理解し、説明できる。鉄ー炭素系平衡状態図の見方を理解し、説明できない。
評価項目4炭素鋼の熱処理の目的と操作を正しく理解し、詳しく説明できる。炭素鋼の熱処理の目的と操作を説明できる。炭素鋼の熱処理の目的と操作を説明できない。
評価項目5合金鋼について、その成分および特徴を正しく理解し応用することを詳しく説明できる。合金鋼について、その成分および特徴を理解し応用することを説明できる。合金鋼について、その成分および特徴を理解し応用することを説明できない。
評価項目6鋳鉄の組織、および組織と状態図について正しく理解し、詳しく説明できる。鋳鉄の組織、および組織と状態図について説明できる。鋳鉄の組織、および組織と状態図について説明できない。

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 A-2 See Hide
JABEE 1(2)(d)(1) See Hide
JABEE 1(2)(d)(2) See Hide
JABEE 2.1(1) See Hide
ディプロマポリシー 1 See Hide

Teaching Method

Outline:
鉄鋼材料の概略、鉄鋼の熱処理、工業用純鉄、合金鋼および鋳鉄を中心に講義し、その概略を理解する。
Style:
教員による講義
Notice:
授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある。
授業はノートを取りながら聞くこと

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 鉄鋼材料の概略(1) 鉄鋼材料の概略を説明できる。
2nd 鉄鋼材料の概略(2) 鋼中の不純物、偏析(1)を説明できる。
3rd 鉄鋼材料の概略(3) 鋼中の不純物、偏析(2)を説明できる。
4th 鉄鋼の熱処理(1) 鉄-炭素系平衡状態図(1)を説明できる。
5th 鉄鋼の熱処理(2) 鉄-炭素系平衡状態図(2)を説明できる。
6th 鉄鋼の熱処理(3) 焼入れを説明できる。
7th 鉄鋼の熱処理(4) 焼もどしを説明できる。
8th 鉄鋼の熱処理(5) 焼なまし、焼ならしを説明できる。
2nd Quarter
9th 中間試験 第1週から第8週の内容の理解度を測るために、中間試験を実施する。
10th 答案返却、解説
工業用純鉄
工業用純鉄の性質を説明できる。
11th 合金鋼(1) 合金鋼とその性質(1)を説明できる。
12th 合金鋼(2) 合金鋼とその性質(2)を説明できる。
13th 鋳鉄(1) 各種鋳鉄とその性質(1)を説明できる。
14th 鋳鉄(2) 各種鋳鉄とその性質(2)を説明できる。
15th 期末試験 第10週から第14週の内容の理解度を測るために、中間試験を実施する。
16th 答案返却、解説、授業アンケート

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal80002000100
基礎的能力4000100050
専門的能力4000100050
分野横断的能力0000000