システム工学実験Ⅲ

Course Information

College Toyama College Year 2017
Course Title システム工学実験Ⅲ
Course Code 0218 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Experiment / Practical training Credits Academic Credit: 1
Department Department of Mechanical Engineering Student Grade 5th
Term First Semester Classes per Week 1
Textbook and/or Teaching Materials 配布プリント
Instructor Inoue Makoto,Shirakawa Hidemi,Sakamoto Yoshinori,Ota Takao,Kita Masao

Course Objectives

○機械材料の耐食性試験方法、評価方法および押出加工の概要について理解できる。
○破壊靭性試験法を習得し、実験により得られた結果を的確に考察できる。また、破壊力学各種パラメータ(エネルギー解放率、応力拡大係数)について理解できる。
○FIB、SEM、XRDの概要について理解できる。
○流速やトルク、回転数より求めた水車に入力するエネルギーと、発電量より効率を求め、損失の因子を考察できる。
 具体的には下記ルーブリックの各項目が到達目標になる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
機械材料の耐食性試験方法および押出加工の概要を詳細に説明できる機械材料の耐食性試験方法および押出加工の概要を説明できる機械材料の耐食性試験方法および押出加工の概要を説明できない
破壊のモードについて説明し、さらに、破壊力学パラメータであるエネルギー解放率や応力拡大係数について説明でき、実際に破壊靭性値を計算できる。破壊のモードについて説明し、さらに、破壊力学パラメータであるエネルギー解放率や応力拡大係数について説明できる。破壊のモードについて説明できず、さらに、破壊力学パラメータであるエネルギー解放率や応力拡大係数について説明できない。
加工硬化と転位の関係について説明でき,実際の現象に適用できる.加工硬化と転位の関係について説明できる.加工硬化と転位の関係について説明できない
SEM/FIBの測定原理について詳細に説明できるSEM/FIBの測定原理について説明できるSEM/FIBの測定原理について説明できない
X線回折のピーク位置と結晶構造因子より、金属の結晶構造を推定し格子定数を計算できるX線回折のピーク位置と結晶構造因子より、金属の結晶構造を推定できるX線回折のピーク位置と結晶構造因子より、金属の結晶構造を推定できない
流速やトルク,回転数より求めた水車に入力するエネルギーと,発電量より効率を求め,損失の因子の応用問題を計算できる流速やトルク,回転数より求めた水車に入力するエネルギーと,発電量より効率を求め,損失の因子を計算できる.流速やトルク,回転数より求めた水車に入力するエネルギーと,発電量より効率を求め,損失の因子を計算できない.

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
これまで身に付けてきた基礎知識を活用し、高性能な実験装置や測定装置の操作方法や精度などについて学ぶ
Style:
実験(シミュレーション型学習)
Notice:

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス システム工学実験Ⅲの概要について学ぶ
2nd 耐食性実験(1) 機械材料の耐食性試験方法について学ぶ
3rd 耐食性実験(2) 機械材料の耐食性評価方法について学ぶ
4th 押出加工実験 押出加工の概要について学ぶ
5th 水力発電実験(1) 水車の概要説明,ピトー管による流速・流量測定実験,水力エネルギーの計算
6th 水力発電実験(2) 水車によるトルク・回転数測定実験
7th 水力発電実験(3) 発電実験および効率計算,損失の考察
8th 加工硬化と熱処理 加工硬化と熱処理について学ぶ
2nd Quarter
9th FIB実験/SEM実験 FIB,走査型電子顕微鏡(SEM)の観察方法について学ぶ
10th X線回折 X線回折のピーク位置と結晶構造因子より、金属の結晶構造を推定できる
11th 破壊力学実験(1) 破壊の評価基準である破壊靭性値の評価方法について理解し、各種材料の破壊靭性値
(KIC、JIC等)の算出に必要な実験データを測定し、破壊靱性値に影響を及ぼす各種因子の影響などについて考察する
12th 破壊力学実験(2) 破壊の評価基準である破壊靭性値の評価方法について理解し、各種材料の破壊靭性値
(KIC、JIC等)の算出に必要な実験データを測定し、破壊靱性値に影響を及ぼす各種因子の影響などについて考察する。
13th 破壊力学実験(3) 破壊の評価基準である破壊靭性値の評価方法について理解し、各種材料の破壊靭性値
(KIC、JIC等)の算出に必要な実験データを測定し、破壊靱性値に影響を及ぼす各種因子の影響などについて考察する。
14th レポート作成指導
15th レポート修正返却、アンケート等
16th

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポートTotal
Subtotal00000100100
基礎的能力000005050
専門的能力000005050
分野横断的能力0000000