土質工学

Course Information

College Anan College Year 2017
Course Title 土質工学
Course Code 4305 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 1
Department Course of Civil Engineering Student Grade 3rd
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 図説わかる土質力学(学芸出版社)
Instructor Yoshimura Hiroshi

Course Objectives

1.土の基本的性質について理解し,土の物理量の計算ができる。
2.土の締固めについて理解し,締固め曲線を作成することができる。
3.地盤の応力について理解し,有効応力と間隙水圧を求めることができる。
4.地盤内の透水性について理解し,地盤内の流量計算ができる。

Rubric

理想的な到達レベル標準的な到達レベル最低限の到達レベル
到達目標1 土の基本的性質について適切に説明でき,土の物理量の計算ができる。 土の基本的性質について理解し,土の物理量の基礎的な計算ができる。 土の基本的性質について理解できる。
到達目標2 土の締固めメカニズムについて適切に説明でき,締固め曲線を作成することができる。 土の締固めメカニズムについて理解し,締固め曲線を作成することができる。 土の締固めメカニズムが理解できる。
到達目標3 地盤の応力について適切に説明でき,有効応力と間隙水圧を求めることができる。 地盤の応力について理解し,有効応力と間隙水圧を求めることができる。 地盤の応力について理解できる。
到達目標4 地盤内の透水性について適切に説明でき,地盤内の流量計算ができる。 地盤内の透水性について理解し,地盤内の流量計算ができる。 地盤内の透水性について理解できる。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
 建設工事では土を扱う作業が存在し,その頻度も高い。したがって,土の特性を的確に把握し,建設工事や設計業務に役立てることは建設技術者として重要なことである。この授業では,利用例などを通して土(地盤)の工学的性質を理解することを目標にする。
Style:
 授業では講義を中心に行っていくが,演習問題を適時行うので,電卓を必ず準備すること。
Notice:
 演習問題を解く過程においても理解が促進されるので,演習問題を繰返し解くこと。また,周囲で行われている建設工事をよく観察し,教科書と実物をできる限り比較すること。

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 土の生成と基本的な性質  地盤・土の生成,地質時代について説明できる。
2nd 土の生成と基本的な性質  地盤調査の方法について説明できる。
3rd 土の生成と基本的な性質  土の物理量について計算できる。
4th 土の生成と基本的な性質  粒度と粒度分布を説明できる。
5th 土の生成と基本的な性質  土のコンシステンシーについて説明できる。
6th 締固め特性  土の締固め曲線を作成できる。
7th 締固め特性  土の締固め特性について理解できる。
8th 中間試験
4th Quarter
9th 地盤の応力  地盤の鉛直応力・土被り圧を求めることができる。
10th 地盤の応力  有効応力と間隙水圧を計算することができる。
11th 地盤内の水の流れ  水頭と水の流れについて説明できる。
12th 地盤内の水の流れ  ダルシーの法則を説明できる。
13th 地盤内の水の流れ  透水試験について説明できる。
14th 地盤内の水の流れ  流線網について説明できる。
15th 地盤内の水の流れ  浸透流と浸透水圧の計算ができる。
16th 期末試験返却

Evaluation Method and Weight (%)

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他Total
Subtotal8002000100
基礎的能力000000
専門的能力8002000100
分野横断的能力000000