到達目標
1. C言語や関連する基礎的な事柄を理解するためのプログラムの作成・実行・デバッグを遂行できる.
2. 習得したスキルを活用し,与えられた要求を満たすプログラムの作成・実行・デバッグを遂行できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | C言語や関連する基礎的な事柄を理解するためのプログラムの作成・実行・デバッグを自力で正しく遂行できる. | C言語や関連する基礎的な事柄を理解するためのプログラムの作成・実行・デバッグを標準的なレベルで遂行できる. | C言語や関連する基礎的な事柄を理解するためのプログラムの作成・実行・デバッグを自力で正しく遂行できない. |
評価項目2 | 習得したスキルを活用し,与えられた要求を満たすプログラムの作成・実行・デバッグを自力で正しく遂行できる. | 習得したスキルを活用し,与えられた要求を満たすプログラムの作成・実行・デバッグを標準的なレベルで遂行できる. | 習得したスキルを活用できない,あるいは与えられた要求を満たすプログラムの作成・実行・デバッグを自力で正しく遂行できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
情報処理技術者としてソフトウェア開発を行うために必要なプログラミング技術を修得するのが本科目の目的であり,二年間連続して開講される.
第2学年では,C言語を使用した基礎的なプログラミング技術の修得が中心となる.
授業の進め方・方法:
通常は情報棟3階 情報処理実習室(H301)において演習形式で実施する.
授業項目に対する達成目標に関する問題・課題を,定期試験・到達度試験および授業中に出題する.
評価時の重み付けは,定期試験40%,到達度試験35%,課題等25%であり,合格点は60点以上である.
再試験は基本的に実施されないものと考え,継続的に取り組むこと.
注意点:
授業もしくは授業項目毎に学習項目の演習問題を提示する.
これらを活用して自学自習に取り組み,提出の指示があった場合にはそれに従うこと.
情報処理実習室(H301)および情報システム実習室(H302)は,予習・復習・レポートの作成等のために,昼休み・放課後に開放している.
利用規則を遵守したうえで,自主的・積極的に利用し授業内容を理解するよう心がけること.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
C言語の基礎(1) |
C言語でプログラミングを行うための基礎的な事柄について説明できる.
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2週 |
C言語の基礎(2) |
C言語でプログラミングを行うための基礎的な事柄について説明できる.
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3週 |
標準出力の利用 |
C言語における標準出力について理解し,それらを使用したプログラムを作成できる.
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4週 |
標準入力の利用 |
C言語における標準入力について理解し,それらを使用したプログラムを作成できる.
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5週 |
基本的な制御構造と演算子(1) |
C言語における基本的な制御構造,変数の型,演算子について理解し,それらを使用したプログラムを作成できる.
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6週 |
基本的な制御構造と演算子(2) |
C言語における基本的な制御構造,変数の型,演算子について理解し,それらを使用したプログラムを作成できる.
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7週 |
基本的な制御構造と演算子(3) |
C言語における基本的な制御構造,変数の型,演算子について理解し,それらを使用したプログラムを作成できる.
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8週 |
問題演習① |
C言語における標準入出力,基本的な制御構造,変数の型,演算子について理解し,それらを使用したプログラムを作成できる.
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2ndQ |
9週 |
到達度試験① |
C言語でプログラミングを行うための基礎的な事柄,標準入出力,基本的な制御構造,変数の型,演算子について説明・実装できる.
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10週 |
配列の利用(1) |
C言語における配列の仕組みと使用方法を理解し,それらを使用したプログラムを作成できる.
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11週 |
配列の利用(2) |
C言語における配列の仕組みと使用方法を理解し,それらを使用したプログラムを作成できる.
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12週 |
配列の利用(3) |
C言語における配列の仕組みと使用方法を理解し,それらを使用したプログラムを作成できる.
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13週 |
問題演習② |
C言語における配列の仕組みと使用方法を理解し,それらを使用した応用プログラムを作成できる.
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14週 |
到達度試験② |
C言語における配列の仕組みと使用方法について説明・実装できる.
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15週 |
前期定期試験 |
C言語でプログラミングを行うための基礎的な事柄,標準入出力,基本的な制御構造,変数の型,演算子,配列の仕組みと使用方法について説明・実装できる.
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
文字列の利用(1) |
C言語における文字列の仕組みと操作方法について理解し,それらを使用したプログラムを作成できる.
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2週 |
文字列の利用(2) |
C言語における文字列の仕組みと操作方法について理解し,それらを使用したプログラムを作成できる.
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3週 |
問題演習③ |
C言語における文字列の仕組みと操作方法を理解し,それらを使用した応用プログラムを作成できる.
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4週 |
関数の利用(1) |
C言語における関数の仕組みと定義・呼出し方法を理解し,それらを使用したプログラムを作成できる.
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5週 |
関数の利用(2) |
C言語における関数の仕組みと定義・呼出し方法を理解し,それらを使用したプログラムを作成できる.
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6週 |
関数の利用(3) |
C言語における関数の仕組みと定義・呼出し方法を理解し,それらを使用したプログラムを作成できる.
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7週 |
問題演習④ |
C言語における関数の仕組みと定義・呼出し方法を理解し,それらを使用した応用プログラムを作成できる.
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8週 |
到達度試験③ |
C言語における文字列の仕組みと操作方法,関数の仕組みと定義・呼出し方法について説明・実装できる.
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4thQ |
9週 |
型変換とビット演算(1) |
C言語における型変換とビット演算の使用方法を理解し,それらを使用したプログラムを作成できる.
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10週 |
型変換とビット演算(2) |
C言語における型変換とビット演算の使用方法を理解し,それらを使用したプログラムを作成できる.
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11週 |
問題演習⑤ |
C言語における型変換とビット演算の使用方法を理解し,それらを使用した応用プログラムを作成できる.
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12週 |
マクロの定義と利用 |
C言語プリプロセッサの仕組みとマクロの定義・呼出し方法を理解し,それらのプログラムを作成できる..
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13週 |
ヘッダファイルの作成と利用 |
C言語プリプロセッサの仕組みとヘッダファイルの作成・指定方法を理解し,それらのプログラムを作成できる.
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14週 |
問題演習⑥ |
C言語プリプロセッサの仕組みとマクロやヘッダファイルの利用方法を理解し,それらの応用プログラムを作成できる.
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15週 |
到達度試験④ |
C言語における型変換とビット演算の使用方法,プリプロセッサの活用方法について説明・実装できる.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 計算機工学 | レジスタやカウンタなどの基本的な順序回路の動作について説明できる。 | 4 | |
与えられた順序回路の機能を説明することができる。 | 4 | |
順序回路を設計することができる。 | 4 | |
評価割合
| 定期試験 | 到達度試験 | 課題等 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 35 | 25 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 40 | 35 | 25 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |