メディアリテラシ

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 メディアリテラシ
科目番号 2E003 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子メディア工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 LaTeX2ε美文書作成入門:奥村晴彦、黒木 裕介:技術評論社:9784297117122,ゼロからわかるUNIX基礎講座:中井 獏:技術評論社:9784774139807
担当教員 布施川 秀紀

到達目標

□ 1.pLaTeXを使って文書を作成することができる。
□ 2.Gnuplotを使って,グラフを描くことができる。
□ 3.Power Platformを使って,処理の自動化を作ることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1pLaTeXを使って論文等大規模な文書を作成することができる。pLaTeXを使って簡単な文書を作成することができる。pLaTeXを使って文書を作成することができない。
評価項目2Gnuplotを使って,自由にグラフを描くことができる。Gnuplotを使って,簡単な数式のグラフを描くことができる。Gnuplotを使って,グラフを描くことができない。
評価項目3Power Platformを使って,自由にソフトウエアを作ることができる。Power Platformを使って,簡単なソフトウエアを作ることができる。Power Platformを使って,ソフトウエアを作ることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1年次に習得したコンピュータの基本的な使い方をさらに発展させ,より高度なドキュメント作成,情報伝達,情報 発信を行う能力を身につける。
LaTeX や Gnuplot等を利用したドキュメントの作成方法を学ぶ。
Power automateの使用法を学ぶ。 また,この科目は3年次以降に学習するプログラミング等につながる。
授業の進め方・方法:
教科書,自作Webテキスト等を使い,PC画面上で操作方法を解説し,その後実習を行う。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 UNIXの基本コマンド1 1年次に学習したUNIXの基本コマンドを使うことができる。
2週 UNIXの基本コマンド2 1年次に学習したUNIXの基本コマンドを使うことができる。
3週 LaTeXの使い方1 LaTeXで簡単な文書作することができる。
4週 LaTeXの使い方2 LaTeXで基本的な環境を使うことができる。
5週 LaTeXの使い方3 LaTeXでよく使われる数式を書くことができる。
6週 LaTeXの使い方4 LaTeXで表や図を使うことができる。
7週 Gnuplotの使い方1 Gnuplotで簡単な関数を描くことができる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 Gnuplotの使い方2 Gnuplotで複雑な関数を描くことができる。
10週 Gnuplotの使い方3 Gnuplotでより複雑な関数を描くことができる。
11週 Formsの使い方 Formsを使ってアンケートを作成することができる。
12週 Power Platformの使い方1 Power Platformを使ってソフトウエアを作成することができる。
13週 Power Platformの使い方2 Power Platformを使ってソフトウエアを作成する事ができる。
14週 Power Platformの使い方3 Power Platformを使ってソフトウエアを作成する事ができる。
15週 期末試験
16週 答案返却 期末試験の解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。1
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。1
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。1
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3
専門的能力分野別の専門工学情報系分野プログラミング与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。3

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60400000100
pLaTeX3020000050
Gnuplot1010000020
Power Platform2010000030