航路論

(1)航海計画の立案及び航海スケジュールの作成。
(2)潮流及び潮汐の仕組みを説明でき、潮流潮汐計算ができる。
(3)海流について説明できる。

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目1	航海計画の立案及び航海スケジュールの作成ができる。	航海計画の把握及び航海スケジュールの理解ができる。	航海計画の把握及び航海スケジュールの理解ができない。
評価項目2	潮流及び潮汐の仕組みを説明でき、潮流潮汐計算ができる。	潮流及び潮汐の仕組みを理解し、潮流潮汐計算方法を把握できる。	潮流及び潮汐の仕組みを理解できない。
評価項目3	海流について説明できる。	海流について理解できる。	海流について理解できない。

本校 (1)-a 説明

商船 (2)-a 説明

概要:

航路論を開講する。
この科目では企業の船舶に乗船していた教員が航海士としての経験を活かし航海計画、潮流潮汐、海流について講義形式で授業を行うものである。

授業の進め方・方法:

授業は教室で行い、机上の講義に続き・実演を交える。

注意点:

・欠席する場合は必ず申し出ること。
・海技士(航海)に出題される内容であることを理解して履修すること。
・この科目は、船員養成三級海技士(航海)の指定教科である。

アクティブラーニング	ICT 利用	遠隔授業対応	実務経験のある教員による授業

		週	授業内容	週ごとの到達目標
後期
	3rdQ
		1週	水路図誌種類と選定1	水路図誌の種類を理解する。
		2週	水路図誌種類と選定2	水路図誌の種類を理解する。
		3週	水路図誌種類と選定3	各航路に使用する水路図誌の選択方法を理解する。
		4週	海流の概要と潮流潮汐	海流と潮流潮汐について理解する。
		5週	潮流潮汐計算1	潮流の算出ができる。
		6週	潮流潮汐計算2	潮汐の算出ができる。
		7週	航海計画1	日本沿岸海域について理解する。
		8週	前期中間試験	前期中間試験
	4thQ
		9週	航海計画2	仕向港までの海図を選定する。
		10週	航海計画3	コースラインを作成する。
		11週	航海計画4	コースラインを作成する。
		12週	航海計画5	航海計画立案表(Passage Plan)の作成できる。
		13週	水路図誌の改補方法1	改補情報を入手し水路図誌を最新状態に維持するための手法を理解する。
		14週	水路図誌の改補方法2	改補情報を入手し水路図誌を最新状態に維持する。
		15週	水路図誌の改補方法3	電子海図(ENC)に関し改補方法を理解する。
		16週	前期末試験	前期末試験