到達目標
(1)航海日誌に定例記事・出入港記事・航行記事を記入することができる。
(2)航海日誌に記入されている英文を理解することができる。
(3)標準海事通信用語集(SMCP)を用いた業務に必要な知識と技能を習得する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 航海日誌に英文を記入する事ができる。(概ね80%以上) | 航海日誌に英文を記入する事ができる。(概ね60%-80%) | 航海日誌に英文を記入する事ができる。(概ね60%未満) |
評価項目2 | 航海日誌の英文を読み取る事ができる | 航海日誌の英文を資料を用い読み取る事ができる。 | 航海日誌の英文を資料を用い読み取る事ができる。正解率が60%未満 |
評価項目3 | SMCPを用いた業務に必要な知識と技能を確実に習得している。 | SMCPを用いた業務に必要な知識と技能をある程度は習得している。 | SMCPを用いた業務に必要な知識と技能を確実に習得していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
航海英語講習(海技免許講習)として開講する。
STCW条約で習得が義務付けられている「標準海事通信用語集Standard Maritime Communication Phrase(SMCP)」を習熟する。
授業の進め方・方法:
「航海日誌」:取扱いについて理解し、本欄・記事欄・ベルブックの判読と記述を習得する。
「標準海事通信用語集(SMCP)」:SMCPを用いた業務に必要な知識と技能を習得する。
注意点:
・授業には必ず英和辞書を持参すること。
・三級海技士(航海)の航海英語講習であるため、欠席のないように心がけること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
航海日誌:取扱いと記載 |
航海日誌の取扱いについて説明できる。 各種時間(航海時間・航進時間)について説明できる。
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2週 |
航海日誌:本欄 |
毎時・隔時欄の記載事項について説明できる。 正午欄の記載事項について説明できる。
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3週 |
航海日誌:記事欄とベルブック(定例記事) |
定例記事の説明ができる。 定例記事の判読・記述ができる。
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4週 |
航海日誌:記事欄(出入港記事) |
出入港記事の説明ができる。 出入港記事の判読・記述ができる。
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5週 |
航海日誌:記事欄(航過記事・変針記事) |
航過・変針記事の説明ができる。 航過・変針記事の判読・記述ができる。
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6週 |
航海日誌:記事欄(気象及び海象記事) |
気象・海象記事の説明ができる。 気象・海象記事の判読・記述ができる。
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7週 |
航海日誌:記事欄(特殊航海、荷役、 船内実務、甲板作業、船渠、故障・海難他) |
各種記事の説明ができる。 各種記事の判読・記述ができる。
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8週 |
後期中間試験 |
後期中間試験
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4thQ |
9週 |
標準海事通信用語集(SMCP):総説 (スペリング、数字、数値の単位、等) |
SMCPの基礎的ルール等について説明できる。
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10週 |
標準海事通信用語集(SMCP):総説 (送受信の手順、訂正・反復、等) |
SMCPの基礎的ルール等について説明できる。
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11週 |
標準海事通信用語集(SMCP): 自船情報の通報 |
SMCPを用いて、船内・船外との意思疎通ができる。
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12週 |
標準海事通信用語集(SMCP): 操舵・機関号令、当直引継ぎ |
SMCPを用いて、船内・船外との意思疎通ができる。
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13週 |
標準海事通信用語集(SMCP): 投錨・揚錨・錨泊 |
SMCPを用いて、船内・船外との意思疎通ができる。
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14週 |
標準海事通信用語集(SMCP): 水先、VTS交信、メッセージマーカー |
SMCPを用いて、船内・船外との意思疎通ができる。
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15週 |
標準海事通信用語集(SMCP):緊急通信、 安全通信、航行警報 |
SMCPを用いて、船内・船外との意思疎通ができる。
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16週 |
学年末試験 |
学年末試験
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評価割合
| 定期試験 | 提出物等 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 30 | 100 |