計測工学

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 計測工学
科目番号 0129 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 独自の講義資料を利用する。授業で配布するかTeamsにおいてダウンロード可能である。
担当教員 松村 哲太

到達目標

この授業では、温度、圧力および流量などの計測器原理および特性について講義し、それらを理解することにより船舶の運航に役立てるための基礎知識身に着けることを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1計測値の信頼性とデータの取り扱いについて理解し、説明できる。計測値の信頼性とデータの取り扱いについて理解できる。計測値の信頼性とデータの取り扱いについて理解できない。
評価項目2計測機器の原理について理解し、説明できる。計測機器の原理について理解できる。計測機器の原理について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
船舶で用いられる計測器(温度計、圧力計など)を中心に、その測定原理や特性について説明する。
授業の進め方・方法:
基本的に板書形式で授業を進める。授業終了前に課された演習課題は次週までに提出すること。
注意点:
電卓を持参。基礎的な数学・物理は習得しているものとして進めるので必要に応じて各自で復習しておくこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 総論 計測の定義と目的について理解できる。
2週 計測データの取り扱い 計測値の信頼性とデータの取り扱いについて理解できる。
3週 熱電対温度計 熱電対温度計の原理と特性を理解できる。
4週 電気抵抗式温度計 電気抵抗式温度計の原理と特性を理解できる。
5週 サーミスタ温度計 サーミスタ温度計の原理と特性を理解できる。
6週 放射温度計 放射温度計の原理と特性を理解できる。
7週 光温度計 光温度計の原理と特性を理解できる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 絞り流量計 絞り流量計の原理と特性を理解できる。
10週 面積式流量計・容積式流量計 面積式流量計および容積式流量計の原理と特性を理解できる。
11週 U字管式圧力計 U字管式圧力計の原理と特性を理解できる。
12週 ダイアフラム式圧力計 ダイアフラム式圧力計の原理と特性を理解できる。
13週 電気抵抗線式圧力計 電気抵抗線式圧力計の原理と特性を理解できる。
14週 静電容量式液面計 静電容量式液面計の原理と特性を理解できる。
15週 気泡式液面計 気泡式液面計の原理と特性を理解できる。
16週 前期末試験

評価割合

試験演習課題合計
総合評価割合7030100
基礎的能力000
専門的能力7030100
分野横断的能力000