海外異文化理解研修ll

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 海外異文化理解研修ll
科目番号 0004 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学分野 対象学年 1
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 留学ハンドブック、サバイバルイングリッシュ、海外安全虎の巻(外務省海外安全HP https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/toranomaki.pdf)
担当教員 中島 陽子

到達目標

1) 海外異文化理解研修Iで得たスキルを生かし、海外の学生、技術者、研究者などに自分の意見や自分の専門分野について伝えることができ、また、海外の学生、技術者、研究者とのコミュニケーションを通じて、多様性の理解と尊重また、日本との技術者教育、文化、習慣の違いを理解し、研修で得られた成果を中心に報告書にまとめることができる。
(2) 海外研修で得た、異文化理解や自分の専門分野に関する見聞または議論の成果、および、海外で体験した内容をまとめ、報告会などにおいて他者に説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1海外の人に自分の意見や専門分野に関することを伝えることができ、また、研修で得られた成果と文化の違いについて効果的に分かりやく報告書にまとめることができる。 海外の人に自分の意見や専門分野に関することを伝えることができ、また、研修で得られた成果と文化の違いについて分かりやすく報告書にまとめることができる。 海外の人に自分の意見や専門分野に関することを伝えることができず、また、研修で得られた成果と文化の違いについて報告書にまとめることができない。
評価項目2研修で得た異文化理解、専門分野に関する成果や海外で体験した内容をまとめ、報告会などにおいて他者に効果的に分かりやく説明することができる。研修で得た異文化理解、専門分野に関する成果や海外で体験した内容をまとめ、報告会などにおいて他者に分かりやすく説明することができる。研修で得た異文化理解、専門分野に関する成果や海外で体験した内容をまとめ、報告会などにおいて他者に説明することができない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・本科目では、本校が認める海外研修プログラム(本校・高専機構・他高専が提供する海外研修プログラム等)または、学術交流協定校等で実習・研修・発表を行い、英語などの他言語によるコミュニケーション能力を身に付ける。
・現代社会において各国・地域が相互依存関係にあり、相互協力が必須であることを想定し、海外の学生との交流や企業訪問及び文化遺産訪問などを通じて、日本語との表現力の相違、文化・慣習・考え方の相違を学び、多様性を備えたグローバルエンジニアとしての視野を広げる。
・報告会において発表を行い、研修内容を他者へ伝える。
授業の進め方・方法:
・海外において、研修にかかる実日数が5日以上、30時間以上の研修を実際に行う。
・本科目を履修した学生は、本研修で得られた成果等を報告書としてまとめ、1) 海外研修成果報告書、2) 日報、3) 本校書式の評価票を提出、および、報告会で発表を行う。
・評価は、ポートフォリオ60%、発表40%で評価し,60点以上を合格とする。
・海外異文化理解研修Iと海外異文化理解研修IIを同時期かつ実日数10日以上の同一プログラムで履修する場合、研修開始から実日数5日までの評価を海外異文化理解研修Iのシラバスに沿い海外異文化理解研修Iの評価とし、それ以降の研修期間の評価を海外異文化理解研修IIの評価とする。なお、報告会は1回で発表時間を2倍として各科目の発表点とする。
注意点:
・本科目は1〜5学年で履修可能である。
・5学年が本科目を履修する場合は、成績認定会議までに報告会を終了できるプログラムが単位認定の対象となる。
・「海外異文化理解研修I」(1単位)を修得した後に「海外異文化理解研修II」(1単位)を履修できる。なお、研修にかかる実日数を満たす場合は,同時に履修できる。
・1回の海外研修で,本科目と学外実習I、または、学外実習IIを同時に履修することはできない。
・学内ガイダンス前に「履修届」を提出すること。
・該当する海外研修プログラムの開催時期により募集期間が異なるため、各海外研修プログラムの募集案内をよく確認すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 本科目の意義と目的を理解できる。
2週 事前研修1 海外で研修するための基礎的な英会話や、当地の文化等を事前に学び、研修の意義や役割について理解できる。
3週 事前研修2 研修中の注意事項などに関する事前教育について理解し、渡航前の準備を行うことができる。
4週 海外研修 本校が認める海外研修プログラムまたは学術交流協定校等において研修にかかる5日以上、30時間以上の研修・実習・発表を行い、以下の到達目標を達成することができる。
(1) 自分の意見や自分の専門分野についての説明を言葉などを通じて、海外の学生、技術者、研究者などに伝えることができる。
(2) 海外の学生、技術者、研究者との交流を通じて、多様性の理解と尊重また、日本との技術者教育、文化、習慣の違いが理解できる。
5週 事後研修 報告書をまとめる、および、英語または他言語でのプレゼンテーションの準備ができる。
6週 報告会 本研修で得られた成果をまとめ、1) 海外研修報告書、2) 日報、3) 本校書式の評価票を提出し、報告会において報告を通じて他者に説明することができる。
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合04000600100
基礎的能力0200020040
専門的能力0100020030
分野横断的能力0100020030