概要:
物理量のベクトルによる表示,運動方程式の解法,保存力とそのポテンシャル,平面極座標,中心力による運動について学習した後,質点系の運動,剛体の回転運動についても学習する。
授業の進め方・方法:
【授業方法】
・授業は講義により進め、適宜問題演習を行う。
・必要に応じてレポート課題を出す。
【学習方法】
・黒板の内容は必ずノートに取ること。
・予習は必ずしも必要ではないが,ノート,配布プリントを用いて復習を行うこと。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
2回の定期試験(50分)を行い,その平均を試験の評価とする。試験の評価(70 %)と,その他レポートと小テスト等の点数(30 %)から,総合的に成績を評価する。到達目標への到達度を評価基準とする。
【備考】
プリント・課題・授業ノートの復習を中心に学習を行うこと。
【教員の連絡先】
研 究 室 A棟2階(A-203)
内線電話 8911
e-mail: uesugiアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること。)
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 力学 | 平面内を移動する質点の運動を位置ベクトルの変化として扱うことができる。 | 3 | 前4 |
物体の変位、速度、加速度を微分・積分を用いて相互に計算することができる。 | 3 | 前4 |
簡単な運動について微分方程式の形で運動方程式を立て、初期値問題として解くことができる。 | 3 | 前4,前5,前6 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 力学 | 力は、大きさ、向き、作用する点によって表されることを理解し、適用できる。 | 3 | 前4 |
一点に作用する力の合成と分解を図で表現でき、合力と分力を計算できる。 | 3 | 前4 |
一点に作用する力のつりあい条件を説明できる。 | 3 | 前4 |
力のモーメントの意味を理解し、計算できる。 | 3 | |
偶力の意味を理解し、偶力のモーメントを計算できる。 | 3 | |
着力点が異なる力のつりあい条件を説明できる。 | 3 | |
重心の意味を理解し、平板および立体の重心位置を計算できる。 | 3 | |
速度の意味を理解し、等速直線運動における時間と変位の関係を説明できる。 | 3 | 前4 |
加速度の意味を理解し、等加速度運動における時間と速度・変位の関係を説明できる。 | 3 | 前4 |
運動の第一法則(慣性の法則)を説明できる。 | 3 | 前4 |
運動の第二法則を説明でき、力、質量および加速度の関係を運動方程式で表すことができる。 | 3 | 前4 |
運動の第三法則(作用反作用の法則)を説明できる。 | 3 | 前4 |
周速度、角速度、回転速度の意味を理解し、計算できる。 | 3 | 前3 |
向心加速度、向心力、遠心力の意味を理解し、計算できる。 | 3 | 前3 |
仕事の意味を理解し、計算できる。 | 3 | 前9 |
てこ、滑車、斜面などを用いる場合の仕事を説明できる。 | 3 | 前9 |
エネルギーの意味と種類、エネルギー保存の法則を説明できる。 | 3 | 前10,前11 |
位置エネルギーと運動エネルギーを計算できる。 | 3 | 前10,前11 |
動力の意味を理解し、計算できる。 | 3 | 前10 |
すべり摩擦の意味を理解し、摩擦力と摩擦係数の関係を説明できる。 | 3 | 前4 |
運動量および運動量保存の法則を説明できる。 | 3 | 前4 |