到達目標
1 海について理解する。
2 カルノーサイクルの状態変化を理解し,熱効率を計算できる。
3 サイクルをT-s線図で表現できる。
4 エンジンを説明できる。
5 排気ガス、燃料、潤滑を説明できる。
6 船の抵抗の種類と造波抵抗を説明できる。
7 原子力を説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 海の流れを説明できる。 | 海の流れを少し説明できる。 | 海の流れを説明できない。 |
評価項目2 | カルノーサイクルの状態変化の理解と計算ができる。 | カルノーサイクルの状態変化の理解と計算が少しできる。 | カルノーサイクルの状態変化の理解と計算ができない。 |
評価項目3 | サイクルをT-s線図で表現できる。 | サイクルをT-s線図で少し表現できる。 | サイクルをT-s線図で表現できない。 |
評価項目4 | エンジンを説明できる。 | エンジンを少し説明できる。 | エンジンを説明できない。 |
評価項目5 | 排気ガス、燃料、潤滑を説明できる。 | 排気ガス、燃料、潤滑を少し説明できる。 | 排気ガス、燃料、潤滑を説明できない。 |
評価項目6 | 船の抵抗の種類と造波抵抗を説明できる。 | 船の抵抗の種類と造波抵抗を少し説明できる。 | 船の抵抗の種類と造波抵抗を説明できない。 |
評価項目7 | 原子力を説明できる。 | 原子力を少し説明できる。 | 原子力を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
【授業目的】
本講義では、エンジンとその関係技術についてマリンエンジニアリングⅠで学び、洋上の浮体の安定性や洋上の自然エネルギーについてマリンエンジニアリングⅡで学習する。
【Course Objectives】
In this course, students learn about engines and their related technologies with Marine Engineering I and learn about marine engineering Ⅱ on float stability and offshore natural energy.
授業の進め方・方法:
【授業方法】
講義を中心に学習を進める。工学全般に関する広い知識が必要とされるので,関連分野の復習も授業の中で行う。
【学習方法】
広い範囲の知識を必要とするので、理解できないことやわからないことは積極的に質問すること。普段からこの分野の内容に興味を持ち、自発的に調べるようにすると良い。
注意点:
【定期試験の実施方法】
前期・後期とも中間・期末の2回の試験を行う。
試験時間は50分とする。
【成績の評価方法・評価基準】
成績の評価方法は,前期・後期ともに各2回の定期試験の平均点で評価する(70%)。残りの評価は授業毎に行う小テ ストに評価する(30%)。到達目標に基づき,マリンエンジニアリングⅠは、エンジンと周辺技術の理解を評価基準と する。マリンエンジニアリングⅡは、自然エネルギーと浮体の安定性、水素エネルギーに対する理解を到達度の評価基準とする。
【履修上の注意】
毎回の授業には電卓を持参すること。
【学生へのメッセージ】
機械と制御の学生だけでなく、建設や電気の学生も履修できます。むしろ、学んでいないことを補う意味で積極的に 履修してほしいものです。
【教員の連絡先】
研究室 A棟3階 (A-311) または A棟1階 (A-113)
電話番号 0773-62-8932
e-mail kobayashiアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること)
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
シラバス内容の説明,海洋とその利用 |
1海について理解する。
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2週 |
熱機関の概要 |
2カルノーサイクルの状態変化を理解し,熱効率を計算できる。
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3週 |
理論サイクル |
3サイクルをT-s線図で表現できる。
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4週 |
内燃機関の概要 |
4エンジンを説明できる。
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5週 |
ディーゼル機関の構造 |
4エンジンを説明できる。
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6週 |
ディーゼル機関の構造(潤滑装置、過給機) |
4エンジンを説明できる。
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7週 |
ディーゼル機関の性能 |
4エンジンを説明できる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
環境技術(排気ガス) |
5排気ガス、燃料、潤滑を説明できる。
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10週 |
推進装置 |
5排気ガス、燃料、潤滑を説明できる。
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11週 |
速度と経済性 |
6船の抵抗の種類と造波抵抗を説明できる。
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12週 |
造波抵抗の理論1 |
6船の抵抗の種類と造波抵抗を説明できる。
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13週 |
造波抵抗の理論2 |
6船の抵抗の種類と造波抵抗を説明できる。
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14週 |
動力としての原子力 |
7原子力を説明できる。
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15週 |
まとめ |
5排気ガス、燃料、潤滑を説明できる。 6船の抵抗の種類と造波抵抗を説明できる。 7原子力を説明できる。
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 熱流体 | カルノーサイクルの状態変化を理解し、熱効率を計算できる。 | 4 | |
サイクルをT-s線図で表現できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 40 |
専門的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 40 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |