到達目標
1.プラント設計に関する基礎知識を修得し活用できること。
2.3Dスキャナの使い方を修得し、得られたデータを3D-CADに落とし込み干渉チェックができること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | プラント設計に関する基礎知識を修得し活用できる。 | プラント設計に関する基礎知識を修得できる。 | プラント設計に関する基礎知識を修得できない。 |
評価項目2 | 3Dスキャナの使い方を修得し、得られたデータを3D-CADに落とし込み干渉チェックができる。 | 3Dスキャナの使い方を修得できる。 | 3Dスキャナの使い方を修得できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この科目は、次世代型プラント技術者に必要な知識等について講義形式で授業を行うものである。全15週のうち、第11週から第14週の授業はプラント配管図作成の実務経験者が担当する。本授業科目では、次世代型プラント技術者育成特別課程を受講するために必要な基礎知識を身に付ける。
授業の進め方・方法:
新居浜高専の各専門学科の教員およびプラント配管図作成の実務担当者が該当分野を担当する。
受講者が自分の専門学科で学習していない内容を本授業科目で学ぶことで全員の基礎知識を平滑化する。
注意点:
自分の専門以外の内容についても学習するので「自ら学びとる意識」をもって臨んで欲しい。
最終週の「プレゼン」で成果発表することを、単位認定の必須要件とする。
事前学習・自己学習・関連科目:
各学科の専門科目 → 本授業科目 → 4年後期「プラントメンテナンス」
本科目の区分
Webシラバスと本校履修要覧の科目区分では表記が異なるので注意すること。
本科目は履修要覧(p.9)に記載する「④選択科目」である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
プラント工学入門1(プラント概論) |
1
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2週 |
プラント工学入門2(プロセス設計) |
1
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3週 |
化学工学基礎1(蒸留) |
1
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4週 |
化学工学基礎2(反応工学) |
1
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5週 |
電気基礎1(電気理論基礎) |
1
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6週 |
電気基礎2(電気安全、受変電設備) |
1
|
7週 |
計装基礎1(計測と制御、計装設備) |
1
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8週 |
計装基礎2(シーケンス制御) |
1
|
2ndQ |
9週 |
製図基礎1(投影法、CAD) |
1
|
10週 |
製図基礎2(3D CAD) |
1
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11週 |
プラントスキャニング実習1(ガイダンス、3Dスキャナの使い方) |
2
|
12週 |
プラントスキャニング実習2(3Dスキャン実習) |
2
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13週 |
プラントスキャンニング実習3(3D CAD実習) |
2
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14週 |
プラントスキャンニング実習4(干渉チェック) |
2
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15週 |
まとめ(学生によるプレゼン) |
1,2
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 計測制御 | 自動制御の定義と種類を説明できる。 | 3 | |
フィードバック制御の概念と構成要素を説明できる。 | 3 | |
基本的な関数のラプラス変換と逆ラプラス変換を求めることができる。 | 2 | |
ラプラス変換と逆ラプラス変換を用いて微分方程式を解くことができる。 | 2 | |
伝達関数を説明できる。 | 2 | |
ブロック線図を用いて制御系を表現できる。 | 2 | |
評価割合
| 発表 | 確認テスト | 合計 |
総合評価割合 | 20 | 80 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 20 | 80 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |