| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 法学が果たす社会的役割、法とその他の社会規範の機能を踏まえ、法が社会において果たす役割を説明することができる。 | 法学の意義を理解したうえで、法とその他の社会規範の意義を説明することができる。 | 法とその他の社会規範との関係を説明することができない。 |
評価項目2 | 法とその他の社会規範である習俗(慣習)、道徳などとの相違を説明でき、また、特に、慣習と法の関係を説明することができる。 | 法とその他の社会規範の存在を踏まえ、法的強制の観点から、特に、法と道徳の相違を説明することができる。 | 法と道徳の相違を説明することができない。 |
評価項目3 | 法の体系、権利の社会性を踏まえて、具体的事例に法を適用するにあたっての法の解釈方法を説明することができる。 | 法の体系、権利の社会性を理解したうえで、法を適用するためには法の解釈が必要であることの理由を説明することができる。 | 法の体系、権利の社会性を説明することができず、かつ、法を適用する際にその解釈が必要であることの理由を説明できない。 |
評価項目4 | 法適用を実際に行う場面である司法制度の概要を全体的に説明することができる。 | 法適用を実際に行う場面である司法制度の概要のうち、民事裁判と刑事裁判の区別等の特に基本的な概要について説明することができる。 | 法適用を実際に行う場面である司法制度について説明することができない。 |