保健体育

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 保健体育
科目番号 0040 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 保健体育理論『学生の健康科学』伊藤道郎他(鈴木製本所)、体育実技『アクティブスポーツ』長谷川聖修他(大修館書店)
担当教員 北薗 裕一,堂園 一,松尾 美穂子,道向 良,末吉 靖宏

到達目標

運動の合理的な実践と健康についての基礎的な事項について科学的な理解を深め,これらに基づいて自ら進んで積極的なスポーツ活動への参加と,健康の保持増進に関する問題を解決する能力を養う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各種目の基礎的な技術を習得することができる。また、その修得した技術を、普段のスポーツ活動に活かすことができる。各種目の基礎的な技術を習得することができる。各種目の基礎的な技術を習得することができない。
評価項目2自ら進んで積極的にスポーツ活動へ参加することができる。積極的にスポーツ活動へ参加することができる。積極的にスポーツ活動へ参加することができない。
評価項目3人体の器官とその機能を理解し、現代社会と健康に関する諸問題を理解及び解決することができる。人体の器官とその機能を理解し、現代社会と健康に関する諸問題を理解することができる。人体の器官とその機能を理解し、現代社会と健康に関する諸問題を理解することができない。
評価項目4スポーツ活動を通す中で、様々なケースを想像し、相手の立場に応じた行動をとることができる。スポーツ活動を通す中で、相手の立場に応じた行動をとることができる。スポーツ活動を通す中で、相手の立場に応じた行動をとることができない。
評価項目5自分の安全だけではなく集団の安全も留意しながら楽しくスポーツ活動を実践することができる。自分の安全を留意しながらスポーツ活動を実践することができる。自分の安全を留意しながらスポーツ活動を実践することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
運動の合理的な実践と健康についての基礎的な事項について科学的な理解を深め,これらに基づいて自ら進んで積極的なスポーツ活動への参加と,健康の保持増進に関する問題を解決する能力を養う。また、体育・スポーツ活動の実践を通して,相手の立場に立ってものを考え、グローバルに活躍できる人間性の育成する。
授業の進め方・方法:
体育実技についは本校体育施設を利用して行う。各種目で基本的な技術を身につけ、かんたんなルールやゲームの進め方を学ぶ。
注意点:
教科書「学生の健康科学」及び参考書「アクティブスポーツ」の授業に関連するところを読み理解すること。実技においては,教材(運動場・体育館)を考えて正しい服装と,体育用具等の管理,安全に十分留意すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 選択制授業のガイダンスを理解することができ、AED(自動体外式除細動器)の取り扱い方法と一次救命処置が理解できる。
2週 スポーツテスト(屋外)※天候によって変更あり。 運動能力テストと体力診断テストを実施し、自己評価ができる。
3週 スポーツテスト(屋内)※天候によって変更あり。 同上
4週 選択制授業(バレーボール、テニス、ソフトテニス、ゴルフ、サッカー、バスケットボール、バドミントン、卓球、水泳(7、8月のみ)) 各種目については基本的な技術を身につけ、各チームで協力してゲームができる。水泳に関しては基本的な泳ぎ方を学び、安全に準分留意できる。
5週 選択制授業(バレーボール、テニス、ソフトテニス、ゴルフ、サッカー、バスケットボール、バドミントン、卓球、水泳(7、8月のみ)) 同上
6週 選択制授業(バレーボール、テニス、ソフトテニス、ゴルフ、サッカー、バスケットボール、バドミントン、卓球、水泳(7、8月のみ)) 同上
7週 選択制授業(バレーボール、テニス、ソフトテニス、ゴルフ、サッカー、バスケットボール、バドミントン、卓球、水泳(7、8月のみ)) 同上
8週 選択制授業(バレーボール、テニス、ソフトテニス、ゴルフ、サッカー、バスケットボール、バドミントン、卓球、水泳(7、8月のみ)) 同上
2ndQ
9週 選択制授業(バレーボール、テニス、ソフトテニス、ゴルフ、サッカー、バスケットボール、バドミントン、卓球、水泳(7、8月のみ)) 同上
10週 選択制授業(バレーボール、テニス、ソフトテニス、ゴルフ、サッカー、バスケットボール、バドミントン、卓球、水泳(7、8月のみ)) 同上
11週 選択制授業(バレーボール、テニス、ソフトテニス、ゴルフ、サッカー、バスケットボール、バドミントン、卓球、水泳(7、8月のみ)) 同上
12週 選択制授業(バレーボール、テニス、ソフトテニス、ゴルフ、サッカー、バスケットボール、バドミントン、卓球、水泳(7、8月のみ)) 同上
13週 選択制授業(バレーボール、テニス、ソフトテニス、ゴルフ、サッカー、バスケットボール、バドミントン、卓球、水泳(7、8月のみ)) 同上
14週 実技評価 選択した種目ごとにスキルテストを実施する。
15週 選択制授業(バレーボール、テニス、ソフトテニス、ゴルフ、サッカー、バスケットボール、バドミントン、卓球、水泳(7、8月のみ)) 同上
16週 予備日 予備日

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理原子や分子の熱運動と絶対温度との関連について説明できる。3
時間の推移とともに、熱の移動によって熱平衡状態に達することを説明できる。3
熱量の保存則を表す式を立て、熱容量や比熱を求めることができる。3
物体の熱容量と比熱を用いた計算ができる。3
動摩擦力がする仕事は、一般に熱となることを説明できる。3
ボイル・シャルルの法則や理想気体の状態方程式を用いて、気体の圧力、温度、体積に関する計算ができる。3
エネルギーには多くの形態があり互いに変換できることを具体例を挙げて説明できる。3
波動波の振幅、波長、周期、振動数、速さについて説明できる。3
横波と縦波の違いについて説明できる。3
波の重ね合わせの原理について説明できる。3
波の独立性について説明できる。3
2つの波が干渉するとき、互いに強めあう条件と弱めあう条件について計算できる。3
定常波の特徴(節、腹の振動のようすなど)を説明できる。3
ホイヘンスの原理について説明できる。3
波の反射の法則、屈折の法則、および回折について説明できる。3
弦の長さと弦を伝わる波の速さから、弦の固有振動数を求めることができる。3
気柱の長さと音速から、開管、閉管の固有振動数を求めることができる(開口端補正は考えない)。3
共振、共鳴現象について具体例を挙げることができる。3
一直線上の運動において、ドップラー効果による音の振動数変化を求めることができる。3
自然光と偏光の違いについて説明できる。3
光の反射角、屈折角に関する計算ができる。3
波長の違いによる分散現象によってスペクトルが生じることを説明できる。3
電気導体と不導体の違いについて、自由電子と関連させて説明できる。3
クーロンの法則が説明できる。3
クーロンの法則から、点電荷の間にはたらく静電気力を求めることができる。3
電場・電位について説明できる。3
オームの法則から、電圧、電流、抵抗に関する計算ができる。3
抵抗を直列接続、及び並列接続したときの合成抵抗の値を求めることができる。3
ジュール熱や電力を求めることができる。3
物理実験物理実験測定機器などの取り扱い方を理解し、基本的な操作を行うことができる。3
安全を確保して、実験を行うことができる。3
実験報告書を決められた形式で作成できる。3
有効数字を考慮して、データを集計することができる。3
熱に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。3
波に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。3
電磁気に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。3
化学(一般)化学(一般)物質を構成する分子・原子が常に運動していることが説明できる。3
水の状態変化が説明できる。3
物質の三態とその状態変化を説明できる。3
ボイルの法則、シャルルの法則、ボイル-シャルルの法則を説明でき、必要な計算ができる。3
気体の状態方程式を説明でき、気体の状態方程式を使った計算ができる。3
アボガドロ定数を理解し、物質量(mol)を用い物質の量を表すことができる。3
気体の体積と物質量の関係を説明できる。3

評価割合

各種評価合計
総合評価割合100100
技能6060
スポーツテスト3030
レポート1010