概要:
企業,国または地方公共団体等の機関において,その機関が計画する研究開発に関する研修および技術講習を含む生産過程等の実習を行う.
実習を通して,
1)社会が求めている技術や専門の実践技術に関する知識の把握
2)技術者が社会に対して負っている責任の理解
3)コミュニケーション能力の育成
4)報告書作成や報告会に関して計画的に推進する能力の習得
などを目的とする.
授業の進め方・方法:
企業,国または地方公共団体の機関において,実習機関の計画する研究開発に関する研修および技術講習を含む生産過程等の実習を行う。実施方法は,夏季休業期間中における集中実習とし,担当教員が事前指導,事後指導および評価を担当する。達成目標に関して,評価の観点( 実習の目的を十分に理解し,それを明確に説明できるか。実習内容と,本校における学習との関連を理解し,説明できるか。実習での体験・成果を的確に報告書にまとめることが出来るか。 適切な資料を作成して実習の成果をプレゼンテーションすることができるか。責任感・研鑚努力・協調性・意欲・周囲との融和等をもって研修を実施できるか。)に基づいて評価する。学外実習報告書を担当教員が100点法で評価する。学外実習報告会の評価は各教員により100点法で行い平均する。さらに実習機関から提出された「学外実習評定書」の評価を100点法に換算する。これらを平均して評価点とする。合格点は60点である。
注意点:
・実習受入れ先は,掲示等にて順次連絡するとともに,希望者を募集する.
・実習に必要な経費は,原則自己負担であること,また,実習受入れ先によっては申し込み時に書類選考があることに注意すること.
・受け入れ先決定後,実習に必要な情報などを事前に調査しておくこと.
・学外実習者は,必ず傷害保険に加入すること.
・学外実習参加希望者は,受入れ先の選定,事務手続き,報告書の提出など,全般について担当教員の指導を受け,最後まで自覚と責任を持って対応すること.
・実習に当たっては,実習受入れ先の規律・規則・指導に従い,積極的に取り組み,コミュニケーションに努めるとともに,実習時間外であっても期間中は責任ある行動を心がけること.
・実習終了後に実習報告書の提出と報告会があることを念頭において実習に取り組むこと.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
学外実習説明会、特にその意義と目的 |
学外実習と普段の授業との関係について理解する。
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2週 |
学外実習先の選択 |
専門および周辺分野に関連する企業または大学のテーマについて検討し、得られる成果について予測できる。
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3週 |
学外実習先の選択 |
専門および周辺分野に関連する企業または大学のテーマについて検討し、得られる成果について予測できる。
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4週 |
学外実習先の選択 |
専門および周辺分野に関連する企業または大学のテーマについて検討し、得られる成果について予測できる。
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5週 |
事前学習 |
実習先において必要と思われる、知識や技術について調査できる。
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6週 |
事前学習 |
実習先において必要と思われる、知識や技術について調査できる。
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7週 |
事前学習 |
実習先において必要と思われる、知識や技術について調査できる。
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8週 |
事前学習 |
実習先において必要と思われる、知識や技術について調査できる。
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2ndQ |
9週 |
ビジネスマナーについて(1) |
実習先において必要と思われる、適切な言葉遣いを習得する。
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10週 |
ビジネスマナーについて(2) |
実習先において必要と思われる、行動規範(情報の取り扱い等)を習得する。
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11週 |
実習(1) |
選択した実習先のテーマ毎に定められた課題を遂行する。
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12週 |
実習(2) |
選択した実習先のテーマ毎に定められた課題を遂行する。
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13週 |
報告会の準備(1) |
発表会に提出する要項やプレゼンテーション資料を作成できる。成してプレゼンテーションすることができる。
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14週 |
報告会の準備(2) |
発表会に提出する要項やプレゼンテーション資料を作成できる。
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15週 |
学外実習報告会 |
選択したテーマに関する現況と問題点を、報告書やプレゼンテーションを通じて他者に説明できる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 3 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 3 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 3 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 3 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 3 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 3 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 3 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 3 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 3 | |
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。 | 3 | |
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。 | 3 | |
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。 | 3 | |
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。 | 3 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。 | 3 | |
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。 | 3 | |
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。 | 3 | |
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。 | 3 | |
企業には社会的責任があることを認識している。 | 3 | |
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。 | 3 | |
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。 | 3 | |
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。 | 3 | |
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。 | 3 | |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。 | 3 | |
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。 | 3 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 3 | |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。 | 3 | |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 3 | |