到達目標
1.歴史的な見方・考え方を理解し、自身の思考のツールに加えることができる。
2.歴史的な見方・考え方を相対的にとらえ、自身の思考の複眼化を図ることができる。
3.人間社会への深い理解を、自他の未来を豊かにする糧へとつなげることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 [優] | 標準的な到達レベルの目安 [良] | 未到達レベルの目安 [不可] |
評価項目1 | 歴史的視点を思考のツールとして自身に内在化し、人間社会を考察する道具として使いこなすことができる。 | 歴史的視点の概要を理解し、人間社会を考察するうえでの切り口のひとつとして使える事に気づくことができる。 | 歴史的視点の概要が理解できていない。 |
評価項目2 | 相対的・複合的な視点を持ち、自身の専門に向き合えるようになる。 | 歴史的アプローチの独自性を理解し、その意義を認識することができる。 | 歴史的アプローチについて理解できていない。 |
評価項目3 | 様々な文化的背景をもった他者に敬意を持ち、自他の相互理解をあきらめない姿勢を持つことができる。 | 長い歴史のなかで形成されてきた人間の文化の豊かさ・多面性に気づくことができる。 | 自身の意識・思考と授業のリンクが理解できていない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A
説明
閉じる
JABEE a
説明
閉じる
教育方法等
概要:
古代から近現代にわたるイギリスとヨーロッパの歴史を、様々な視点から考察することによって、歴史的思考力を養い、自他の文化理解の深度を深めていける人間になる。
授業の進め方・方法:
★成績評価方法
合否判定: 定期試験の評価(80%)と課題学習の評価(20%) ≧ 60点
最終評価: 合否判定点に同じ。
不合格者は,再試験または課題学習による評価が60点以上であった場合に合格とする。
★関連科目: 倫理社会、現代社会、日本史、世界史、法学
注意点:
歴史に興味関心を持つ人が対象です。
世界史の通史にあらかじめ目を通しておくこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
はじめに |
|
2週 |
先史から古代へ(1) |
イギリス・ヨーロッパ文化の基層をなす古代から中世の歴史の様態を理解することができる。
|
3週 |
先史から古代へ(2) |
同上
|
4週 |
先史から古代へ(3) |
同上
|
5週 |
古代から中世へ(1) |
同上
|
6週 |
古代から中世へ(2) |
同上
|
7週 |
古代から中世へ(3) |
同上
|
8週 |
中世のヨーロッパとイギリス (1) |
大陸と深くつながっていた中世イギリスの様態を理解することができる。
|
2ndQ |
9週 |
中世のヨーロッパとイギリス (2) |
同上
|
10週 |
中世のヨーロッパとイギリス (3) |
同上
|
11週 |
中世のヨーロッパとイギリス (4) |
同上
|
12週 |
中世のヨーロッパとイギリス (5) |
同上
|
13週 |
中世のヨーロッパとイギリス (6) |
同上
|
14週 |
思考の枠組みの形成(1) |
一千年の長きにわたり自閉するなかでヨーロッパ文化の骨格が醸造されていく様子を追うことができる。
|
15週 |
思考の枠組みの形成(2) |
同上
|
16週 |
前期末試験 |
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
近世のイギリス(1) |
次第に国家体制を整え、力をつけていく近世イギリスとヨーロッパの様態を理解することができる。
|
2週 |
近世のイギリス(2) |
同上
|
3週 |
近世の世界とヨーロッパ(1) |
同上
|
4週 |
近世の世界とヨーロッパ(2) |
同上
|
5週 |
近世の世界とヨーロッパ(3) |
同上
|
6週 |
近代への階梯(1) |
同上
|
7週 |
近代への階梯(2) |
同上
|
8週 |
近代への階梯(3) |
同上
|
4thQ |
9週 |
市民革命と産業革命(1) |
近代ヨーロッパが世界を構造化していく過程と、世界の最先進国となったイギリスが世界帝国として絶頂期を迎える様態を理解することができる。
|
10週 |
市民革命と産業革命(2) |
同上
|
11週 |
市民革命と産業革命(3) |
同上
|
12週 |
大英帝国と世界(1) |
近代から現代までのイギリスと世界の歩みを展望し、大英帝国と列強の植民地支配の「遺産」について考察することができる。
|
13週 |
大英帝国と世界(2) |
同上
|
14週 |
大英帝国と世界(3) |
同上
|
15週 |
ポスト大英帝国時代のイギリスと世界 |
同上
|
16週 |
後期末試験 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | |
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。 | 3 | |
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。 | 3 | |
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |