ソフトウェア工学

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 ソフトウェア工学
科目番号 0022 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 増田智明  「VisualC#2015逆引き大全500の極意」 株式会社秀和システム
担当教員 青柳 敏

到達目標

ソフトウェア開発における問題提起からプログラム化までの一般的な技法を用いてアプリケーションを設計できる。
オブジェクト指向に基づいて実用的なアプリケーションを開発できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
ソフトウェアエンジニアリングの概要および構造化手法による分析・設計・プログラミングについて深く理解し,アプリケーションを設計できる。ソフトウェアエンジニアリングの概要および構造化手法による分析・設計・プログラミングについて理解し,基本的なアプリケーションを設計できる。ソフトウェアエンジニアリングの概要および構造化手法による分析・設計・プログラミングについて理解できず,アプリケーションを設計できない。
オブジェクト指向による分析・設計・プログラミングについて深く理解し,アプリケーションを開発できる。オブジェクト指向による分析・設計・プログラミングについて理解し,基本的なアプリケーションを開発できる。オブジェクト指向による分析・設計・プログラミングについて理解できず,アプリケーションを開発できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-4 説明 閉じる
JABEE d1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ソフトウェア開発における問題提起からプログラム化までの一般的な技法を学び,ソフトウェア技術に関する知識を深めた後,オブジェクト指向に基づいて実用的なアプリケーションを開発する。
授業の進め方・方法:
前期は講義および机上でのソフトウェア設計演習を中心に行う。
後期はMicrosoftVisualC#を用いてPC上でのソフトウェア開発演習を中心に行う。
注意点:
後期のソフトウェア開発演習ではプログラミング技術力が必要となる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業のガイダンス,ソフトウェアの定義,ソフトウェアのライフサイクル 授業のガイダンス,ソフトウェアの定義,ソフトウェアのライフサイクルを理解する。
2週 ウォーターフォールモデル ウォーターフォールモデルを理解する。
3週 構造化手法における要求分析 構造化手法における要求分析を理解する。
4週 構造化手法におけるDFD,ディシジョンテーブル、状態遷移図 構造化手法におけるDFD,ディシジョンテーブル、状態遷移図が作成できる。
5週 オブジェクト指向における要求分析,開発モデル オブジェクト指向における要求分析,開発モデルを理解する。
6週 オブジェクト指向におけるプログラミング演習 オブジェクト指向を用いた簡単なプログラムが作成できる。
7週 オブジェクト指向におけるプログラミング演習 オブジェクト指向を用いた簡単なプログラムが作成できる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 ソフトウェア設計レポート 後期に開発するアプリケーションの仕様書が作成できる.
10週 ソフトウェア設計レポート 後期に開発するアプリケーションの仕様書が作成できる.
11週 ソフトウェア設計レポート 後期に開発するアプリケーションの仕様書が作成できる.
12週 ソフトウェア設計レポート 後期に開発するアプリケーションの仕様書が作成できる.
13週 ソフトウェアの品質特性 ソフトウェアの品質特性を理解する。
14週 演習課題のプロトタイプの開発 演習課題のアプリケーションのプロトタイプが作成できる。
15週 演習課題のプロトタイプの開発 演習課題のアプリケーションのプロトタイプが作成できる。
16週
後期
3rdQ
1週 演習課題のプロトタイプの開発 演習課題のアプリケーションのプロトタイプが作成できる。
2週 演習課題のプロトタイプの開発 演習課題のアプリケーションのプロトタイプが作成できる。
3週 演習課題の画面インターフェースの開発 演習課題のアプリケーションの画面インターフェースが作成できる。
4週 演習課題の画面インターフェースの開発 演習課題のアプリケーションの画面インターフェースが作成できる。
5週 演習課題の画面インターフェースの開発 演習課題のアプリケーションの画面インターフェースが作成できる。
6週 演習課題の各機能の開発 演習課題のアプリケーションの各機能が作成できる。
7週 演習課題の各機能の開発 演習課題のアプリケーションの各機能が作成できる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 演習課題の各機能の開発 演習課題のアプリケーションの各機能が作成できる。
10週 演習課題の各機能の開発 演習課題のアプリケーションの各機能が作成できる。
11週 演習課題の各機能の開発 演習課題のアプリケーションの各機能が作成できる。
12週 演習課題の総合デバグの実施 演習課題のアプリケーションの総合デバグができる。
13週 演習課題の総合デバグの実施 演習課題のアプリケーションの総合デバグができる。
14週 演習課題の総合デバグの実施 演習課題のアプリケーションの総合デバグができる。
15週 演習課題の相互評価 演習課題のアプリケーションの使いやすさを相互に評価する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野ソフトウェアソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを説明できる。3
ソースプログラムを解析することにより、計算量等のさまざまな観点から評価できる。3
同じ問題を解決する複数のプログラムを計算量等の観点から比較できる。3

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合2222010046100
基礎的能力000100010
専門的能力22220004690
分野横断的能力0000000