システム工学

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 システム工学
科目番号 0024 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 中森義輝著 「システム工学」 コロナ社
担当教員 山本 英樹

到達目標

1 システムの概念が説明できる。
2 システム手法について概要が説明できる。
3 モデリング手法について概要が説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1システムの概念が説明できるシステムのおおよその概念が説明できるシステムの概念が説明できない
評価項目2システム手法について説明できるおおよそのシステム手法について説明できるシステム手法が説明できない
評価項目3モデリング手法について説明できるおおよそのモデリング手法について説明できるモデリング手法が説明できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-4 説明 閉じる
JABEE d1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この講義は本校の教育目標のうち「基礎力」を養う科目である。システムは「多数の要素の集合体で,各要素が有機的に結合して,全体として目的を達成しようとするもの」と定義されている。システム工学は,システムの目的を最もよく達成するために,対象となるシステムの構成要素,組織的構造,情報の流れ,制御機構などを分析し設計する技法である。システムに携る者が知っておくべき基礎的事項を中心として講義をおこなう。
授業の進め方・方法:
座学を中心に進めるが、できる限り実習,調査を組み入れる。
注意点:
実習,調査では,自らの役割を見つけて,積極的に参加すること

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
システムズアプローチ(システム科学)
システムの概念が説明できる
2週 システムズアプローチ(システム科学) システムの概念が説明できる
3週 システムズアプローチ(システムの概念) システムの概念が説明できる
4週 システムズアプローチ(システム方法論) システムの概念が説明できる
5週 システムズアプローチ(システム工学の手順) システムの概念が説明できる
6週 システム手法(創造手法,デルファイ法) システム手法が説明できる
7週 システム手法(創造手法,ブレーンストーミング) システム手法が説明できる
8週 前期中間試験 システムの概念が説明できる
2ndQ
9週 システム手法(創造手法,ブレーンストーミング法演習) システム手法が説明できる
10週 システム手法(創造手法,KJ法) システム手法が説明できる
11週 システム手法(創造手法,KJ法演習) システム手法が説明できる
12週 システム手法(創造手法,その他の手法) システム手法が説明できる
13週 システム手法(創造手法,その他の手法) システム手法が説明できる
14週 システム手法(創造手法)予備 システム手法が説明できる
15週 システム手法(統計手法) システム手法が説明できる
16週 前期期末試験 システム手法が説明できる
後期
3rdQ
1週 システム手法(統計的手法) システム手法が説明できる
2週 システム手法(統計的手法) システム手法が説明できる
3週 システム手法(評価手法) システム手法が説明できる
4週 システム手法(評価手法) システム手法が説明できる
5週 システム手法(評価手法) システム手法が説明できる
6週 モデリング手法 モデリング手法が説明できる
7週 モデリング手法 モデリング手法が説明できる
8週 後期中間試験 モデリング手法が説明できる
4thQ
9週 モデリング手法 モデリング手法が説明できる
10週 モデリング手法 モデリング手法が説明できる
11週 モデリング手法 モデリング手法が説明できる
12週 離散最適化と近似解法 モデリング手法が説明できる
13週 離散最適化と近似解法 モデリング手法が説明できる
14週 離散最適化と近似解法 モデリング手法が説明できる
15週 離散最適化と近似解法(予備) モデリング手法が説明できる
16週 学年末試験 モデリング手法が説明できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。2後6,後7,後9,後10,後11

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力0000000
専門的能力80200000100
分野横断的能力0000000