Course Objectives
一般教養化学で学習した内容に関する復習・演習問題に取り組み、知識を確実に使いこなせるようになることを目標とする。さらに有機化学・無機化学・物理化学・学生実験の各専門科目で前提となる基礎知識を確実に習得する。
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 物質の構成について説明でき、化学反応に伴う物質量の変化を計算できる。 | 物質を構成する元素とその結合について周期表の観点から説明できる。 | 物質の構成や化学変化について説明できない。 |
評価項目2 | 化学の教科書内の有機化学に関する基礎的な名称・構造・特徴・反応を全て説明することができる。 | 化学の教科書内の有機化学に関する基礎的な名称・構造・特徴・反応を7割程度説明することができる。 | 化学の教科書内の有機化学に関する基礎的な名称・構造・特徴・反応を説明することができない。 |
評価項目3 | 元素の分類、各族代表的な単体とその化合物の製法、性質、用途について説明できる。 | 元素の分類、各族代表的な単体とその化合物の性質、用途について説明できる。 | 元素の分類、各族代表的な単体とその化合物の製法、性質、用途について説明できない。 |
Assigned Department Objectives
Teaching Method
Outline:
「化学基礎」と「化学」の学習内容をしっかりマスターし、他の実験実習科目や専門科目の学習を円滑に行えるようにする。
Style:
テキストの次の授業範囲をあらかじめよく読み予習しておくこと。授業の前に確認テストを行う。授業では、補足説明と例題で基礎知識を確認した後、演習問題で知識の定着を促す。
【授業時間60時間】
Notice:
例題・練習問題は正しく解けるようになるまで繰り返し取り組み、知識を確実なものとすること。演習問題は解答を暗記するのではなく、知識がどのように生かされているのかに留意し、化学的な考え方・解き方をマスターするよう心がけること。
Course Plan
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Theme |
Goals |
1st Semester |
1st Quarter |
1st |
物質の成分と構成元素 |
物質を正しく分類することができる。
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2nd |
原子の構成と元素の周期表 |
原子の構成を周期表の観点から説明できる。
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3rd |
化学結合 |
分子構造を電子式で説明できる。
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4th |
化学結合 |
結晶の種類と特徴を説明できる。
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5th |
物質量と濃度 |
物質量と濃度を正しく計算できる。
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6th |
化学変化と化学反応式 |
化学反応式を正しく記述でき、関連する計算問題を解くことができる。
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7th |
酸と塩基・水素イオン濃度 |
酸と塩基について説明でき、水素イオン濃度に関する計算問題を解くことができる。
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8th |
【前期中間試験】 |
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2nd Quarter |
9th |
気体の性質 |
気体の法則、理想気体と実在気体の違いについて説明できる。
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10th |
溶液の性質 |
コロイド溶液について説明でき、溶解度・希薄溶液に関する計算問題を解くことができる。
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11th |
有機化合物の特徴と構造 |
有機化合物の特徴,分類や異性体を説明することができる。
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12th |
有機化合物の特徴と構造2 |
有機化合物の成分元素の検出や構造決定を行う方法を説明出来る。
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13th |
脂肪族炭化水素1 |
脂肪族炭化水素のアルカン類の特徴などを説明することができる。
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14th |
脂肪族炭化水素2
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脂肪族炭化水素のアルカン類及びアルケン類の特徴などを説明することができる。
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15th |
脂肪族炭化水素3 |
脂肪族炭化水素のアルケン類及びアルキン類の特徴などを説明することができる。
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16th |
【前期期末試験】 【答案返却】 |
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2nd Semester |
3rd Quarter |
1st |
【課題テスト】 |
物質の三態と状態変化、無機物質と人間生活、有機化合物と人間生活に関する問題を解くことができる。
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2nd |
酸素を含む脂肪族炭化水素1 |
含酸素脂肪族化合物の特徴,性質,合成法,反応などを説明出来る。
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3rd |
酸素を含む脂肪族炭化水素2 |
含酸素脂肪族化合物の特徴,性質,合成法,反応などを説明出来る。
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4th |
酸素を含む脂肪族炭化水素3 |
含酸素脂肪族化合物の特徴,性質,合成法,反応などを説明出来る。
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5th |
酸素を含む脂肪族炭化水素4 |
含酸素脂肪族化合物の特徴,性質,合成法,反応などを説明出来る。
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6th |
物質の変化と熱・光 |
反応熱の定義と種類を理解し、ヘスの法則を利用し、反応熱の計算をできる。
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7th |
電池と電気分解 |
電池の原理と種類について説明できる。電気分解を理解し、電気分解における量的関係の計算をできる。
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8th |
【後期中間試験】 |
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4th Quarter |
9th |
化学反応の速さ |
反応速度の定義を理解し、反応速度と温度、活性化エネルギーとの関係について説明できる。
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10th |
化学平衡と平行移動 |
可逆反応と不可逆反応について理解する。温度、濃度、やつ力変化と平行移動の関係について説明できる。
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11th |
非金属元素の単体と化合物 |
元素の分類と性質について説明できる。水素、ハロゲンとその化合物の性質、反応について説明できる。
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12th |
非金属元素の単体と化合物 |
酸素と硫黄、窒素とリン、炭素とケイ素、その化合物の性質、反応について説明できる。
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13th |
典型金属元素の単体と化合物 |
典型元素の単体と化合物の性質、反応、製法について説明できる。
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14th |
遷移元素の単体と化合物 |
鉄、銅、銀、クロムとその化合物の性質、反応、製法について説明できる。
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15th |
イオンの反応と分離 |
金属イオンの反応、分離方法について説明できる。
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16th |
【後期期末試験】 【答案返却】 |
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Evaluation Method and Weight (%)
| 定期試験 | 小テスト | レポート・課題 | 発表 | その他 | Total |
Subtotal | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 20 | 80 |
専門的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 10 | 20 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |