電気化学

Course Information

College Anan College Year 2019
Course Title 電気化学
Course Code 1414D03 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Course of Chemical Engineering Student Grade 4th
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 教科書:福地賢治編 Professinal Egineering Library 「物理化学」 実教出版、参考書:泉生一郎 他 共著「基礎からわかる電気化学」森北出版株式会社
Instructor Kamano Masaru

Course Objectives

1.電解質溶液の電気伝導性について説明できる。
2.電場中でのイオンの挙動や電離平衡について説明できる。
3.電気エネルギーと化学エネルギーの相互変換(電池)について説明できる。
4.コロイドや界面の基礎知識について身のまわりの現象について説明できる。
5.実在する化学センサーの一例とともにその原理を説明できる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベル
到達目標1電解質水溶液の電気伝導率を計算できる。抵抗率と電気伝導率について説明できる。強電解質と弱電解質の違いについて説明できる。
到達目標2酸や塩基の水溶液の電離平衡が分かり、pHを計算できる。イオン移動度と輸率について説明できる。酸と塩基の違いについて説明できる。
到達目標3電池の構造と種類と特徴について詳細に説明できる。電池の種類について説明できる。電池の種類をあげることができる。
到達目標4界面活性剤の種類と特徴、使用方法などを説明できる。表面張力や界面張力の定義を説明できる。コロイドと界面の特徴を説明できる。
到達目標5化学センサーについて応用事例をあげると共にその原理を詳細に説明できる。化学センサーの原理を説明できる。化学センサーの応用事例をあげることができる。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
電気化学は化学分野の中でも特に電気現象(電子移動)の化学的事象を扱う学問である。この学問はエネルギー変換や環境問題、化学センサー、分析技術など様々な応用分野で基礎的な項目として利用されている。本講義では上記項目に代表される技術を支えている現象や物質について基礎的な学習を行う。
Style:
毎回、次回の授業内容の予習を行う。予習内容は授業のキーワードや範囲を伝えるので、それぞれ検索し、予習ノートとして提出する。授業ではその予習内容をもとにグループごとに発表する。
Notice:
毎回の予習ノートを必ず提出してください。

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 授業方針と諸注意
電気化学の歴史
電気化学の歴史と先端技術について説明できる。
2nd 電解質溶液 電解質溶液の電気伝導性について説明できる。
3rd 電解質溶液 アレニウスの電離説について説明できる。
4th 電解質溶液 酸と塩基の電離平衡について説明できる。
5th 電池と電気分解 電池の基礎について説明できる。
6th 電池と電気分解 実用化されている電池をあげることができ、それを説明することができる。
7th 電池と電気分解 電気分解についてファラデーの法則と電気めっきについて説明できる。
8th 中間試験
4th Quarter
9th コロイド・界面化学 コロイドと界面について説明できる。
10th コロイド・界面化学 表面張力と界面張力について説明できる。
11th コロイド・界面化学 界面活性剤の特性を説明できる。
12th 電気化学キャパシター キャパシターについて説明できる。
13th 光触媒 光触媒の原理と応用について説明できる。
14th 化学センサー pHセンサーを説明できる。
15th 化学センサー イオンセンサー、ガスセンサーを説明できる。
16th 期末試験返却

Evaluation Method and Weight (%)

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他Total
Subtotal60002020100
基礎的能力15005525
専門的能力3500101055
分野横断的能力10005520