有機材料学

Course Information

College Anan College Year 2020
Course Title 有機材料学
Course Code 1494101 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Course of Chemical Engineering Student Grade 4th
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials ブルース有機化学概説 第3版(化学同人)
Instructor Sugiyama Yuuki

Course Objectives

1. アルコール類,エーテル類,カルボン酸,カルボン酸誘導体,アルデヒド類,ケトン類が命名できる。
2. アルコール,エーテル類の一般的な性質,合成方法,および反応が説明できる。
3. カルボン酸,カルボン酸誘導体,アルデヒド,ケトン類の一般的な反応と生成物,およびそれぞれの反応性の違いが説明できる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1アルコール類,エーテル類,カルボン酸,カルボン酸誘導体,アルデヒド類,ケトン類が命名できる。アルコール類,エーテル類,カルボン酸,カルボン酸誘導体,アルデヒド類,ケトン類が命名1/2程度できる。アルコール類,エーテル類,カルボン酸,カルボン酸誘導体,アルデヒド類,ケトン類が命名でない。
評価項目2アルコール,エーテル類の一般的な性質,合成方法,および反応が説明でき,合成法を計画することができる。アルコール,エーテル類の一般的な性質,合成方法,および反応が説明できる。アルコール,エーテル類の一般的な性質,合成方法,および反応が説明できない。
評価項目3カルボン酸,カルボン酸誘導体,アルデヒド,ケトン類の一般的な反応と生成物,およびそれぞれの反応性の違いが説明でき,合成法を計画することができる。カルボン酸,カルボン酸誘導体,アルデヒド,ケトン類の一般的な反応と生成物,およびそれぞれの反応性の違いが説明できる。カルボン酸,カルボン酸誘導体,アルデヒド,ケトン類の一般的な反応と生成物,およびそれぞれの反応性の違いが説明できない。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
本講義では有機化学(3年次)と同様の考え方に基づいて,「官能基」ごとに特徴的な反応や化学現象について学修する。また,官能基の特性を活かした有機材料も同時に学修する。
Style:
授業計画の順序にほぼ沿って授業を進めていく。 本講義では化学現象が電気陰性度や共鳴、化合物の立体構造に基づいて論理的に説明できることを強調して講義をする。また、理解を深めるために演習課題のレポートの提出,授業期間中に数回の小テストを行う。
Notice:
有機化学は積み重ねが特に大切な学問であり,本講義は,3年次の有機化学の知識が必須である。復習に力を入れて学修すること。

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 第8章 ハロゲン化アルキルの置換反応と脱離反応1 SN2反応について説明できる
2nd 第8章 ハロゲン化アルキルの置換反応と脱離反応2 SN1反応について説明できる
3rd 第8章 ハロゲン化アルキルの置換反応と脱離反応3 E1およびE2反応について説明できる
4th 第8章 ハロゲン化アルキルの置換反応と脱離反応4 置換反応と脱離反応の競合について説明できる
5th 第9章 アルコール・アミン・エーテル・エポキシドの反応1 アルコール命名,置換反応が説明出来る。
6th 第9章 アルコール・アミン・エーテル・エポキシドの反応2 アルコールの脱離反応,酸化反応が説明出来る。
7th 第9章 アルコール・アミン・エーテル・エポキシドの反応3 アミン類の反応性,エーテルの命名,置換反応の説明ができる。
8th 中間試験
2nd Quarter
9th 中間試験返却・解説/第11章 カルボニル化合物I-1 カルボニル化合物の命名,構造,物理的性質が説明できる。
10th 第11章 カルボニル化合物I-2 カルボン酸誘導体の反応を説明できる。
11th 第11章 カルボニル化合物I-3 アシル化,エステル化,アミド化反応ついて反応機構を用いて説明できる。
12th 第11章 カルボニル化合物I-4 エステル,アミドの加水分解反応ついて反応機構を用いて説明できる。
13th 第12章 カルボニル化合物II-1 アルデヒド・ケトンの命名,構造,物理的性質が説明できる。
14th 第12章 カルボニル化合物II-2 Grignard反応剤について説明出来る。
15th 第12章 カルボニル化合物II-3 アルデヒド及びケトンとヒドリド,アミン,水,アルコールとの反応について反応機構を用いて説明できる。
16th 期末試験返却

Evaluation Method and Weight (%)

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他Total
Subtotal8000020100
基礎的能力400001050
専門的能力400001050
分野横断的能力000000