Course Objectives
1.化学プロセスにおける物質収支を正しく理解し、求められている量が正しく計算できる。
2.化学プロセスにおけるエネルギー収支を正しく理解し、求められている量が正しく計算できる。
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) |
到達目標1 | 化学プロセスにおける物質収支を正しく理解し、求められている量が正しく計算できる。 | 化学プロセスにおける物質収支を正しく理解し、必要な計算式を示せる。 | 化学プロセスにおける物質収支を正しく理解している。 |
到達目標2 | 化学プロセスにおけるエネルギー収支を正しく理解し、求められている量が正しく計算できる。 | 化学プロセスにおけるエネルギー収支を正しく理解し、必要な計算式を示せる。 | 化学プロセスにおけるエネルギー収支を正しく理解している。 |
Assigned Department Objectives
Teaching Method
Outline:
化学工学は化学コースにおける主要科目群の柱の一つであり、化学物質を製造するプロセスと設備に関する学問です。化学分野における機械工学とも呼ばれることもあり、化学プラントを動かすための知識を学びます。2年生の化学工学基礎では、プラントで製造される物質の量を推定するための知識と化学反応に必要な投入エネルギーを推定するための知識について学びます。大学では1か月程度でさらっと流される単元ですが、本講義ではじっくりと時間をかけて、内容を理解して計算できる力を養成します。
Style:
「原理の説明→その理解のための例の提示と演習」の繰り返しです。講義の最後に宿題を与えますが、やるかやらないかは受講者に任せますが、宿題をすることが復習と予習につながります。講義には電卓を忘れないように持ってきてください。【授業時間30時間】
Notice:
不明な点は授業中に質問してください。
テスト問題作成後は質問は一切受け付けませんので、日頃から予習・復習に努めてください。
レポート・課題の丸写し(本質的なクローン)については徹底的に調査し、見せた者、写した者双方の評価をゼロにします。
Course Plan
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Theme |
Goals |
2nd Semester |
3rd Quarter |
1st |
ガイダンス・化学工学とは |
化学工学を学ぶ意義について理解できる。
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2nd |
国際単位系と単位換算 |
単位換算の計算方法とその意味が理解できる。
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3rd |
物質収支とは |
化学プロセスにおける物質収支の重要性が理解できる。
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4th |
物質収支の基礎式 |
物質収支の基礎式の導入ができる。
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5th |
物理的操作における物質収支 |
化学反応を含まない単位操作におけるプロセスの物質収支が理解できる。
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6th |
反応操作での物質収支 |
化学反応を含むプロセスの物質収支が理解できる。
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7th |
様々なプロセスにおける物質収支 |
物質収支に関する計算問題に対して、物質収支の基礎式を適用し計算できる。
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8th |
中間試験 |
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4th Quarter |
9th |
物質収支の復習 |
物質収支に関する計算問題に対して、物質収支の基礎式を適用し計算できる。
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10th |
蒸発缶の構造 |
カランドリア内の液と蒸気の流れ、蒸発缶全体での物質収支が理解できる。
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11th |
熱の基礎知識1 |
物質の顕熱、潜熱、比熱容量が理解でき、計算ができる。
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12th |
熱の基礎知識2 |
熱量とエンタルピーが理解でき、計算ができる。
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13th |
熱媒としての水蒸気 |
飽和水蒸気表を読んで水蒸気の持つエンタルピーが理解できる。
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14th |
水溶液の熱的性質 |
水溶液の蒸気圧曲線もしくはデューリング曲線から沸点上昇度が求められる。
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15th |
蒸発缶のエネルギー収支 |
蒸発缶のエネルギー収支が理解でき、加熱用水蒸気の必要量が計算できる。
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16th |
期末試験・試験返却 |
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Evaluation Method and Weight (%)
| 定期試験 | 小テスト | ポートフォリオ | 発表・取り組み姿勢 | その他 | Total |
Subtotal | 70 | 20 | 10 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 20 | 10 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |