高分子機能材料学

Course Information

College Anan College Year 2018
Course Title 高分子機能材料学
Course Code 0107 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Course of Chemical Engineering Student Grade 5th
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials ベーシックマスター 高分子化学(オーム社),高等学校化学(第一学習社)
Instructor Otani Takashi

Course Objectives

1.高分子の構造や合成法を説明できる
2.高分子の種類、熱的および力学的な性質や機能性を説明できる

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1高分子の構造や合成法を詳細に説明できる高分子の構造や合成法を説明できる高分子の構造や合成法を説明できない
評価項目2高分子の種類、熱的および力学的な性質や機能性を詳細に説明できる高分子の種類、熱的および力学的な性質や機能性を説明できる高分子の種類、熱的および力学的な性質や機能性を説明できない

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
高分子は、自然界に見られる繊維や食品のような天然高分子と、人間によって合成されたプラスチックやフィルムなどの合成高分子に大別できる。本科目では、身の回りに存在する高分子はどのように合成されているか、またその種類と性質についても学ぶ。
Style:
教科書やプリントを中心にした講義に加え、演習や実験を随時行うことにより理解を深める。
Notice:
試験の成績を60%、平素の学習状況等(課題・小テスト・レポート等を含む)を40%の割合で総合的に評価する。高分子化学を多角的に学ぶため、有機化学だけでなく物理化学の基礎知識も必要とされる。

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st はじめに 身の回りの高分子 高分子とは、高分子化学の誕生と歴史、高分子産業、高分子の分類などを説明できる
2nd はじめに 天然高分子概論 高等学校の教科書レベルの天然高分子について説明できる
3rd はじめに 合成高分子概論 高等学校の教科書レベルの合成高分子について説明できる
4th 高分子の物性1 高分子の熱的性質,力学的性質を説明できる
5th 高分子の物性2 高分子の電気的性質,光学的性質を説明できる
6th 逐次重合1 重縮合反応による高分子の合成について説明できる
7th 逐次重合2 重付加反応による高分子の合成について説明できる
8th 逐次重合3 付加縮合重合反応による高分子の合成
4th Quarter
9th 中間テスト 前半に教えたことのについて十分に説明できる
10th ビニルモノマーの重合・ラジカル重合 ビニルモノマーの重合・ラジカル重合による高分子の合成について説明できる
11th ラジカル共重合 ラジカル共重合による高分子の合成について説明できる
12th カチオン重合・アニオン重合 カチオン重合・アニオン重合による高分子の合成について説明できる
13th 開環重合 開環重合による高分子の合成について説明できる
14th 機能性高分子1 機能性高分子について説明できる
15th 機能性高分子2 簡単な機能性高分子を合成できる
16th

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表課題提出物ポートフォリオその他Total
Subtotal60020020100
基礎的能力00001010
専門的能力6002001090
分野横断的能力00000