概要:
相手と英語でコミュニケーションを図ろうとする態度を身に付け、身近なことや教科書の内容について理解したり伝えたりする基本的な英語運用能力を養う。具体的には、英語の語彙を広げること(1000語程度)、150WPM程度の速読と英語のプロソディを有した音読(リーディング)ができること、そして既習文法や習得した語彙を生かして英語のパラグラフライティング(100words以上)が書けることを目指す。授業で身につけたコミュニケーション能力は、最終学期に英語のショートプレゼンテーションで総合的に判断される。
授業の進め方・方法:
語彙力強化、速読・音読練習、教科書による文法学習と英語パラグラフライティングを基本とする。以下の5項目は、授業に対しての心構えとして留意すること。
1.4技能(Reading, Listening, Speaking, Writing)をバランスよく鍛え、積極的にコミュニケーションをとること
2.音読は英語学習に非常に効果的なので、授業外でも積極的に音読トレーニングをすること
3.自分の考え・意見を持ち、間違いを恐れず積極的に英語で自己表現しようとする姿勢を持つこと
4.英語は積み上げ科目なので、毎日英語を勉強することが肝要(特に単語学習は継続して行うこと)
5. 学年末試験では,TOEIC Bridgeを試験問題とします。
【評 価】
定期試験を40%、課題点を60%とする [語彙クイズ x 4 (20%) ・プレゼンテーション (15%)・ 音読テスト&速読記録(10%)・英作文課題(15%)
注意点:
冬と夏休みの追加課題を出しますが再試験予定なし。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
●教科書Lesson1 |
・ガイダンス:授業とシラバスの概要 ・クラスメートや教師との自己紹介。
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2週 |
●教科書Lesson2 |
・ライティング課題1英語でeメールを書く ・文構造を理解して、近況を英語で報告できる
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3週 |
●銀のフレーズ ●教科書Lesson3 |
・銀のフレーズ1~100の単語が分かる ・文構造を理解して、近況を英語で報告できる
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4週 |
●銀のフレーズ ●教科書Lesson4 |
・銀のフレーズ101~200の単語が分かる ・夏休みの予定について英語で表現できる
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5週 |
●銀のフレーズ ●教科書Lesson5 |
・銀のフレーズ201~300の単語が分かる ・好きな音楽について現在完了形を用いて英語で記述できる
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6週 |
●音読試験 |
・英語のプロソディを身につけて音読ができる
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7週 |
●音読試験
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・英語のプロソディを身につけて音読ができる
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8週 |
●銀のフレーズ ●教科書Lesson6 |
・銀のフレーズ301~400の単語が分かる ・後悔したことについて過去完了を用いて英語で記述できる
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2ndQ |
9週 |
●銀のフレーズ ●教科書Lesson7 |
・銀のフレーズ401~500の単語が分かる ・自分独自、我が家のルールについて助動詞を用いて英語で記述できる
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10週 |
●銀のフレーズ ●教科書Lesson8 |
・銀のフレーズ501~600の単語が分かる ・昔話をしている男女のイラストに相応しいセリフを助動詞を用いて英語で記述できる
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11週 |
●音読試験 |
・英語のプロソディを身につけて音読ができる
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12週 |
●銀のフレーズ ●教科書Lesson9 |
・銀のフレーズ601~700の単語が分かる ・知っているニュースや聞いたことのある事実について、受け身を用いて英語で記述できる
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13週 |
●銀のフレーズ ●教科書Lesson 10 |
・銀のフレーズ701~800の単語が分かる ・日米のジェスチャーの意味の違いを不定詞を用いて英語で記述できる
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14週 |
●銀のフレーズ ●教科書Review |
・銀のフレーズ801~900の単語が分る
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15週 |
●銀のフレーズ ●音読試験
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・銀のフレーズ901~1000の単語が分る ・英語のプロソディを身につけて音読ができる
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16週 |
●答案返却・解答解説、成績確認 |
・解説を通じて、自分の間違った箇所を理解できる ・評価結果を踏まえて到達目標への学習計画を見直すことができる ・期日までに課題を計画的に完成することができる
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後期 |
3rdQ |
1週 |
●専攻科特別研究英語プレゼンテーションの聴講
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・専攻科2年生特別研究英語プレゼンテーションの発表・質疑応答と評価を聴講し、 将来備えるべき英語力を理解する
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2週 |
●銀のフレーズ ●教科書Lesson 11 |
・銀のフレーズ1~100の単語が分かる ・動名詞や不定詞を用いて英語で決意表明ができる
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3週 |
●銀のフレーズ ●教科書Lesson 12 |
・銀のフレーズ101~200の単語が分かる ・分詞表現を用いて好きな映画、本、ゲームなどを説明できる
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4週 |
●銀のフレーズ ●教科書Lesson 13 |
・銀のフレーズ201~300の単語が分かる ・知覚動詞や使役動詞を用いてクラスのニュースを英語で表現できる
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5週 |
●銀のフレーズ ●教科書Lesson 14 |
・銀のフレーズ301~400の単語が分かる ・関係代名詞を用いて理想のロボットを英語で表現できる
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6週 |
●銀のフレーズ ●教科書Lesson 15 |
・銀のフレーズ401~500の単語が分かる ・関係副詞を用いてお薦めの場所について英語で表現できる
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7週 |
●英語での短プレゼン
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・英語のプロソディを身につけて音読ができる
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8週 |
後期中間試験(教科書とKAHOOTの内容に基づく) |
・学習内容、および留意点を理解できる ・紙ベース選択式試験、並び変え、オープン質問とクローズド質問も含む。Reading, Writing, and Listening.
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4thQ |
9週 |
●答案返却・解答解説、成績確認 ●銀のフレーズ ●教科書Lesson 16 |
・解説を通じて、自分の間違った箇所を理解できる ・評価結果を踏まえて到達目標への学習計画を見直すことができる ・銀のフレーズ501~600が分る ・関係詞を用いて環境改善スピーチを英語で表現できる
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10週 |
●銀のフレーズ ●教科書Lesson 17 |
・銀のフレーズ601~700が分かる ・比較級を用いて行ってみたい場所について英語で表現できる
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11週 |
●銀のフレーズ ●教科書Lesson 18 |
・銀のフレーズ701~800の単語が分かる ・倍数表現を用いて、住んでいる場所について英語で表現できる
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12週 |
●銀のフレーズ ●教科書Lesson 19 |
・銀のフレーズ801~900の単語が分かる ・理想の学校について仮定法を用いて英語で表現できる
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13週 |
●銀のフレーズ ●教科書Lesson 20 |
・銀のフレーズ901~1000が分かる ・仮定法過去完了を用いて感謝の気持ちを英語で表現できる
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14週 |
●英語での短プレゼン |
・英語のプロソディを身につけて音読ができる
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15週 |
●答案返却・解答解説、成績確認
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・解説を通じて、自分の間違った箇所を理解できる ・評価結果を踏まえて上級学年への学習計画を組み立てる ・期日までに課題を計画的に完成することができる
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16週 |
(予備) ●答案返却・解答解説、成績確認
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・解説を通じて、自分の間違った箇所を理解できる ・評価結果を踏まえて上級学年への学習計画を組み立てる ・期日までに課題を計画的に完成することができる
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 英語 | 英語 | 聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 2 | |
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 2 | |
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 2 | |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 2 | |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 2 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 2 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 2 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 2 | |
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。 | 2 | |
英語運用能力向上のための学習 | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。 | 2 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。 | 2 | |
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。 | 2 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。 | 2 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。 | 2 | |
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。 | 2 | |