概要:
①対話や収集した情報・データ(根拠)を理解・分析し、演繹・帰納などによって論拠(根拠と主張・
結論をつなぐもの)を明らかにし、自分の意見や考えを効果的に伝えることができる。
②パブリックスピーキング(公共の場での発言・発表・対話)を説得的に展開できる。
③上記の形式に習熟し、合意形成へ向けた口頭コミュニケーション能力を獲得する。
④日本語を広く習得し、適切に用いて社会的コミュニケーションに応用できる。
授業の進め方・方法:
・各単元のコミュニケーション課題を個人またはグループで取り組み、発表する。口頭発表過程で製作する紙ベースの成果物は提出して点検を受け、ポートフォリオに整理する。また副教材のワークは定期試験で評価し、また最後にはポートフォリオとして提出する。
・各週の単元内容が授業時間内で終了し、時間が余る場合には日本語コミュニケーション能力強化のためのワークを実施する。
・今年度は高専機構と提携する台湾からの留学生が実習に来る予定なので、国際コミュニケーションの実習授業も計画している(コロナ禍のため未定)。
・中間試験は実施せず、期末試験(40%)及び課題(60%)で評価する。
注意点:
① グループ活動における作業過程・発表はグループ全体責任であり、評価もまた同様とする。ただし、グループ内に著しく非協力的な個人がいる場合は個別に減点対象とすることもあり得る。また、逆にビブリオバトルなどの競争的発表における代表者、グループリーダーなどで積極的役割を果たしたものは高く評価する。
② 紙のドキュメント(写メもしくはテキスト化)、電子ファイルの課題提出は全てwebclass経由
③ ノートパソコンを毎回持参すること
④ 10週~14週にかけて、台湾聯合大学からの実習生が中国語教育実習のために短期滞在するので、国際コミュニケーションワークショップ授業を取り言える場合もある。その際は別途その期間のシラバスを配布する。
⑤なお授業内容は公知の情報のみに限定されている。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 日本語ワーク
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・授業の進め方、評価の仕方などが理解できる。 ・自分の考えをパブリックスピーキングできる。
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2週 |
シナリオを読む(グループで朗読) 日本語ワーク |
・グループで役割を決めて朗読劇を作る。
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3週 |
ビブリオバトル(ブックトーク) 日本語ワーク |
・ビブリオバトル(ブックトーク)について理解して選書する。
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4週 |
ビブリオバトル(ブックトーク) 日本語ワーク |
・自分の選んだ本について口頭で紹介できる。
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5週 |
ブックレビューを作る① 日本語ワーク |
・4週の授業で紹介した本についてのレビューを書ける。
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6週 |
ブックレビューを作る② 日本語ワーク |
・ブックレビュー評価に基づき他者と交流できる。
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7週 |
ブックレビューを作る③ |
・読んだ本についての交流をもっと深められる。
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8週 |
友人の作ったレビューを評価する。 |
他の人のレビューを評価することで、読書への興味を広げられる。
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2ndQ |
9週 |
インタビュー・プレゼンテーション① |
・インタビュー・プレゼンの概要を理解できる。
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10週 |
インタビュー・プレゼンテーション② (国際文化交流ワークショップ) |
・インタビュー対象への取材内容を整理できる。
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11週 |
インタビュー・プレゼンテーション③ (国際文化交流ワークショップ) |
・インタビューの内容についてまとめられる。
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12週 |
インタビュー・プレゼンテーション④ (国際文化交流ワークショップ) |
・適切なメディア・表現で報告できる。
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13週 |
インタビュー・プレゼンテーション⑤ (国際文化交流ワークショップ) |
・適切なメディア・表現で報告できる。
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14週 |
インタビュー・プレゼンテーション⑥ |
・適切なメディア・表現で報告できる。
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15週 |
期末試験 |
なし
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16週 |
答案返却、日本語ワーク成果確認(課題) |
自分の学習成果を電子ポートフォリオにまとめて提出する。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 国語 | 国語 | 報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 3 | |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | |
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 3 | |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 3 | |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 3 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | コミュニケーションスキル | コミュニケーションスキル | 日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | |