電子回路

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 電子回路
科目番号 0025 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学分野 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:「アナログ電子回路」(日本理工出版会)大類重範 著 .ほか参考書2冊は注意欄に記載.
担当教員 佐川 正人

到達目標

電力増幅回路,OPAMP回路,LED点灯回路の計算ができ,ロジックICの違いを理解できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1電力増幅回路の各種値,熱計算ができる.OPAMPの回路定数の計算ができる,C-MOSとTTLの違いを記述できる.反転増幅,非反転増幅回路の定数を計算でき,倍率を求めることができる.反転増幅,非反転増幅回路の定数を計算できない.
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C 説明 閉じる
JABEE d-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科目はトランジスタ,ダイオード,FETあるいはICを使った
電子回路をつくるための学問である.5年の電子回路の目標は,
4年で学んだ電子回路の基礎の上に,各種回路の計算.設計が
できるようになることである.
授業の進め方・方法:
講義を中心に実施する.
前関連科目:電子回路(4年),後関連科目:卒業研究
注意点:
教科書と配布プリントによりにより進める.プリントは再配布しない.
参考書(1)「電子回路の基礎マスター」堀ほか,電気書院.参考書(2)「入門 電子回路 アナログ編」家村ほか,オーム社.
合否判定:定期試験が60点以上であること.
最終評価:定期試験の点数で評価する.
再試験の評価方法:再試験の点数が60点以上をもって「可」とする.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ダイオード,トランジスタの動作 ダイオード,トランジスタの動作について理解できる.
2週 FETの動作 FETの動作について理解できる.
3週 OPアンプの動作(1) OPアンプの動作(1)について理解できる.
4週 OPアンプの動作(2) OPアンプの動作(2)について理解できる.
5週 パルス回路(1) パルス回路(1)について理解できる.
6週 パルス回路(2) パルス回路(2)について理解できる.
7週 TTL,C-MOSデバイスの相違 TTL,C-MOSデバイスの相違について理解できる.
8週 発光ダイオードによる点灯回路(1) 発光ダイオードによる点灯回路(1)について理解できる.
2ndQ
9週 発光ダイオードによる点灯回路(2) 発光ダイオードによる点灯回路(2)について理解できる.
10週 トランジスタ・FETのスイッチング回路 トランジスタ・FETのスイッチング回路について理解できる.
11週 電力増幅回路(1) 電力増幅回路(1)について理解できる.
12週 電力増幅回路(2) 電力増幅回路(2)について理解できる.
13週 電力増幅回路(3) 電力増幅回路(3)について理解できる.
14週 熱設計(1) 熱設計(1)について理解できる.
15週 電源回路 電源回路について理解できる
16週 (期末試験) (期末試験)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000