コミュニケーション実践

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 コミュニケーション実践
科目番号 0046 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学分野 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 必要に応じてプリントを配布する。
担当教員 小田島 本有

到達目標

 コミュニケーション能力の基礎力を養い、「読む」「書く」「話す」「聴く」、それぞれの能力を総合的に生かすことができる。また、教材を通じて人類の文化にも触れ、幅広い視野に立って物事を考えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1敬語表現を十分に生かして総合的に活用することができる。敬語表現を一定程度生かして活用することができる。敬語表現を生かして活用することができない。
評価項目2「話す」「聴く」能力を十分に生かして総合的に意思を疎通することができる。「話す」「聴く」能力を一定程度生かして意思を疎通することができる。「話す」「聴く」能力を生かして意思を疎通することができない。
評価項目3人類の文化に触れ、幅広い視野に立って物事を考え、十分に表現することができる。人類の文化に触れ、それなりの視野に立って物事を考え、表現することができる。人類の文化に触れ、幅広い視野に立って物事を考え、表現することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 F 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 社会人に必須なものとしてコミュニケーション能力は欠かすことはできない。この授業では敬語の習得、手紙の書き方、さらに口頭発表を通じてコミュニケーション能力の育成を目指す。口頭発表は世の中の動きを視野に入れたものになるので、とりわけ現代社会との関連が期待される。
授業の進め方・方法:
 前半は主に敬語の基礎的な知識の習得に努め、使いこなせるようにする。この他に社会的なマナーや手紙の書き方についても学ぶ。後半は学生一人一人がテーマを決めて口頭発表を行う。定期試験は後期中間のみ実施し、それを評定の60%とする。口頭発表は30%、口頭発表後の小論文を10%とし、その総合評価で60点以上を合格とする。再試験は60点以上を合格とする。
注意点:
 社会に出て働く際には必要なことを学ぶので、授業には大人としての高い意識が求められる。年度当初にこちらから指摘する約束事はしっかり守ることを心がけて欲しい。また、口頭発表では社会的な事柄に対する関心が求められるので、新聞やテレビなどを通じニュースなどには日頃から目を向けておくことが必要である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガンダンス、敬語の使い方① 授業の予定を把握し、敬語の基礎を理解できる。
2週 敬語の使い方② 敬語を理解し、使いこなすことができる。
3週 敬語の使い方③    〃
4週 敬語の使い方④    〃
5週 手紙の書き方 手紙の書き方を理解し、書くことができる。
6週 口頭発表の諸注意
口頭発表の際に注意すべきことを理解することができる。
7週 小論文の書き方 小論文を書く際に注意すべきことを理解することができる。
8週 後期中間試験を実施する
4thQ
9週 答案返却と解説、口頭発表① 自分が間違ったところを確認し、正解を理解することができる。的確な形で口頭発表ができると同時に、他者の発表を聴いてしっかり把握し、質問できる。
10週 口頭発表② 的確な形で口頭発表ができると同時に、他者の発表を聴いてしっかり把握し、質問できる。
11週 口頭発表③    〃
12週 口頭発表④    〃
13週 口頭発表⑤    〃
14週 口頭発表⑥    〃
15週 予備日(口頭発表)    〃
16週 後期末試験を実施しない

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野電磁気電荷及びクーロンの法則を説明でき、点電荷に働く力等を計算できる。4
電界、電位、電気力線、電束を説明でき、これらを用いた計算ができる。4
ガウスの法則を説明でき、電界の計算に用いることができる。4
導体の性質を説明でき、導体表面の電荷密度や電界などを計算できる。4
誘電体と分極及び電束密度を説明できる。4
静電容量を説明でき、平行平板コンデンサ等の静電容量を計算できる。4
コンデンサの直列接続、並列接続を説明し、その合成静電容量を計算できる。4
静電エネルギーを説明できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合603000100100
基礎的能力603000100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000