概要:
汎用的能力,態度・志向性,創造的思考力の習得を目的とし,社会におけるテーマに対してチームのメンバーと協働して解決をしていく学習活動を実施する。特に社会実装Ⅰでは、その中核を成すケーススタディⅠ・Ⅱ・Ⅲを通じて、自ら課題を発見し(課題発見力)、その課題の解決を図る(課題解決力)ことができる力や、社会実装Ⅱ・Ⅲにおいて学生が主体的に活動することが出来るような基礎知識や社会実装指向のマインドを身につけさせる。
授業の進め方・方法:
本科目は社会におけるテーマに対してチームのメンバーと協働して自ら課題を発見し(課題発見力)、その課題の解決を図る(課題解決力)ことができる力を養うとともに、学生自身が主体的に解決を図るための基礎知識や社会実装志向のマインドを養う授業である。本校教員の他、設計、開発、評価等を担当している企業の方が経験に基づいて講義し、学生のディスカッションに助言する役割を担う。さらに、4,5名程度のチームによる学生の活動を主体とした授業スタイルをとる。特にケーススタディⅠ・Ⅱ・Ⅲではチームで取り組む課題を発見し,解決に向けた提案,計画,役割分担,実践を実施する。
注意点:
この科目の出欠の扱いは実験と同等とし,無断欠席等は厳しく取り扱う。また欠席については別途、補講あるいはレポート課題等を実施する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オープニング |
社会実装教育実施の目的を理解する。
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2週 |
ケーススタディⅠ |
新規開発品の着眼点を理解し、課題発見力の重要性を学ぶ。
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3週 |
ケーススタディⅠ |
新規開発品の着眼点を理解し、課題発見力の重要性を学ぶ。
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4週 |
ケーススタディⅠ |
新規開発品の着眼点を理解し、課題発見力の重要性を学ぶ。
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5週 |
ケーススタディⅡ |
高付加価値商品を、知財やマーケティングの観点から紐解き、技術と市場の関係性を理解する。
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6週 |
ケーススタディⅡ |
高付加価値商品を、知財やマーケティングの観点から紐解き、技術と市場の関係性を理解する。
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7週 |
ケーススタディⅢ(基礎編) |
収集した情報の解析・分析から課題解決に向けた提案までを体験。
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8週 |
ケーススタディⅢ(基礎編) |
収集した情報の解析・分析から課題解決に向けた提案までを体験。
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2ndQ |
9週 |
ケーススタディⅢ(実践編) |
収集した情報の解析・分析から課題解決に向けた提案までを体験
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10週 |
ケーススタディⅢ(実践編) |
収集した情報の解析・分析から課題解決に向けた提案までを体験
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11週 |
ケーススタディⅢ(実践編) |
収集した情報の解析・分析から課題解決に向けた提案までを体験
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12週 |
ビジネスリテラシー強化プログラム |
論理的思考力、コミュニケーションスキル、対人スキルを習得する
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13週 |
社会実装プロジェクトⅡテーマ設定・選択 |
テーマの設定、選択に主体的に取り組むことが出来る
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14週 |
社会実装プロジェクトⅡテーマ設定・選択 |
テーマの設定、選択に主体的に取り組むことが出来る
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15週 |
社会実装プロジェクトⅠの振り返りと社会実装プロジェクトⅡに向けて |
授業を通して学んだこと、気づいたことを社会実装プロジェクトⅡでどのように活かすことができるか考えることができる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 3 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 3 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 3 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 3 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 3 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 3 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 3 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 3 | |
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。 | 3 | |
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。 | 3 | |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。 | 3 | |
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。 | 3 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 3 | |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。 | 3 | |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 3 | |