到達目標
1) 電気エネルギー供給に必要な送配電システムについて理解することができる
2) 電力系統安定化の必要性を理解することができる
3) 電力系統の制御手法を理解することができる
4) 電気エネルギーの供給状況に応じた電力系統ついて理解することができる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 電気エネルギー伝送に必要な送配電のメカニズムと用いられる機器や制御システムについてさまざまな状況に対応できる | 電気エネルギー伝送に必要な送配電のメカニズムと用いられる機器や制御システムについて理解できる | 電気エネルギー伝送に必要な送配電のメカニズムと用いられる機器や制御システムの理解が十分ではない |
評価項目2 | 電力系統安定化についてさまざまな状況に対応できる | 電力系統安定化について理解できる | 電力系統安定化について理解が十分ではない |
評価項目3 | 電気エネルギーの供給状況に応じた電力系統ついてさまざまな状況に対応できる | 電気エネルギーの供給状況に応じた電力系統ついて理解できる | 電気エネルギーの供給状況に応じた電力系統ついて理解が十分ではない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
エネルギー利用において大きなウェイトを占める電気エネルギーに関して,電力供給システムと構成機器に関する知識を習得する.また電力系統を安定性を理解して安定運用するための手法を習得する.更に最近の電源構成や消費傾向に適応するための電力供給システムについて理解する
授業の進め方・方法:
主に教科書に基づき講義を進める
注意点:
本科目を理解するうえで電気回路に関する知識が必要である
評価の対象としない欠席条件(割合):1/3以上の欠課
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
電気エネルギーの輸送 |
電気エネルギーの輸送を担う電力供給システムの概要について理解することができる
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2週 |
三相電力 |
電力伝送に広く用いられている三相交流について理解することができる
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3週 |
変電所(1) |
変電所の役割や設備について理解することができる
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4週 |
変電所(2) |
変電所の機器や運用について理解することができる
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5週 |
送電方式(1) |
送電システムの構成について理解することができる
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6週 |
送電方式(2) |
送電システムの設備ついて理解することができる
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7週 |
電力系統の安定性(1) |
電力系統の安定性の概念について理解することができる
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8週 |
前半のまとめ |
試験や演習などにより前半内容を理解する
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4thQ |
9週 |
電力系統の安定性(2) |
電力系統の定態安定度について理解することができる
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10週 |
電力系統の安定性(3) |
電力系統の過渡安定度について理解することができる
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11週 |
故障計算(1) |
対称座標法や発電機の基本式について理解することができる
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12週 |
故障計算(2) |
対称座標法を用いた故障計算について理解することができる
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13週 |
電力系統の経済的運用 |
電力系統の経済的な運用法について理解することができる
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14週 |
電気エネルギーの効率的利用 |
エネルギーの効率的供給と利用について理解することができる
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15週 |
まとめ |
電力供給システムの全体像を理解することができる
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16週 |
期末試験
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電力 | 三相交流における電圧・電流(相電圧、線間電圧、線電流)を説明できる。 | 4 | 後2 |
電源および負荷のΔ-Y、Y-Δ変換ができる。 | 4 | 後2 |
対称三相回路の電圧・電流・電力の計算ができる。 | 4 | 後2,後11,後12 |
電力システムの構成およびその構成要素について説明できる。 | 4 | 後1,後15 |
交流および直流送配電方式について、それぞれの特徴を説明できる。 | 4 | 後3,後4,後5,後6 |
電力品質の定義およびその維持に必要な手段について知っている。 | 4 | 後7,後9,後10,後11,後12 |
電力システムの経済的運用について説明できる。 | 4 | 後13 |
電気エネルギーの発生・輸送・利用と環境問題との関わりについて説明できる。 | 4 | 後1,後14,後15 |
分野横断的能力 | 創造性・デザイン能力 | 創造性 | 創造性 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | 後8 |
評価割合
| 試験 | 課題,演習 | 取組み | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 40 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 40 | 40 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |