| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 部分分数分解に加えて,平方完成などのを用いた逆ラプラス変換により,システムの過渡応答を導出できる. | 部分分数分解を用いて,逆ラプラス変換により,システムの過渡応答を導出できる. | ラプラス逆変換の計算ができない. |
評価項目2 | 伝達関数からボード線図の折線近似を描くこと,および,ボード線図の折線近似から伝達関数を導出することの両方ができる. | 伝達関数からボード線図の折線近似を描くことができる. | 伝達関数からボード線図の折線近似を描くこと,及び,ボード線図の折線近似から伝達関数を導出することの両方ができない. |
評価項目3 | ラウスの安定判別法(特別な場合2件)を用いて,開ループ系の安定判別ができる. | ラウスの安定判別法(通常版)を用いて,開ループ系の安定判別ができる. | ラウスの安定判別法が使えない. |
評価項目4 | フルビッツの安定判別法を用いて開ループ系の安定判別ができる. | フルビッツ行列が書ける. | フルビッツの安定判別法が使えない. |
評価項目5 | 安定余裕を求める,もしくは,周波数応答上の該当箇所を示すことができる. | 安定余裕の定義を説明できる. | 安定余裕の定義を知らない |
評価項目6 | 制御仕様と周波数帯域,補償器の周波数特性の関係を説明できる. | 制御仕様と周波数帯域の関係を知っている | 制御仕様と周波数帯域の関係を知らない |
評価項目7 | ステップ応答法でPID制御系を設計できる. | ステップ応答法によるPID制御系設計手順の概要を説明できる. | ステップ応答法によるPID制御系設計手順の概要を説明できない. |
評価項目8 | 限界感度法でPID制御系を設計できる. | 限界感度法によるPID制御系設計手順の概要を説明できる. | 限界感度法によるPID制御系設計手順の概要を説明できない. |
評価項目9 | 微分方程式を差分化できる | 1階微分を差分化できる | 差分化の方法を知らない |