概要:
グローバル化が浸透する現代世界において、地域独自の文化・社会への理解が求められている。
文化・社会は、その地域で生きた人間の営みの積み重ねであり、私たちの日常生活の一部として今も生きて続けている。本講義では、世界の歴史を学ぶことを通して、現代社会の成り立ちを理解し、未来を展望することを目的とする。
授業の進め方・方法:
歴史の学習において重要なことは、なぜその出来事が起きたのかを歴史的背景を踏まえて考察することである。そのため、各地域の政治、文化、社会、宗教を踏まえるだけでなく、その周辺地域の影響も意識しなければならない。本講義では、現代世界に強い影響を与えているヨーロッパ諸国の歴史を中心に概観しつつ、地域性が形成されていく過程を探っていく。
注意点:
関連科目:地理・歴史Ⅰ・政治経
学習指針:海外について学習していくため、その位置を把握することが重要である。地理で使用した地図帳を参照することが
重要である。
自己学習:到達目標を達成するためには、授業以外にも教科書を読むなど、授業内容についての理解を深める必要がある。
特に、授業後の復習を欠かさないようにすること。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地歴 | 日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13 |
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。 | 3 | 後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。 | 3 | 前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5 |