授業で取り上げる個々のスポーツ種目を、実技を通して体験するとともに、必要な技能の習得と向上に努める。また、それらの歴史ないし文化的な背景についての理解も深める。なお、すでに体験済みの種目については、ルール等の創意工夫ができるようにする。実技とレポートの作成を通してスポーツに対する独自の見解をもてるようにする。
準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (1)
説明
閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 A-1
説明
閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 A-2
説明
閉じる
概要:
概要:第3学年までに習得した「保健・体育」に関する基礎学力をもとに、主として実技とレポート作成を通して種々のスポーツ文化とその重要性について学ぶ。実技でとりあげる種目は「ボールゲーム」を中心とするが、あわせて「スポーツ文化論」についての講義も実施する。できるだけ多様なスポーツ種目を体験することで、文化としてのスポーツについて考える。
授業の進め方・方法:
講義項目(次頁)の実施順序は記載どおりとは限らない。天候等の理由により、適宜変更する可能性があるため、各クラスの体育委員が毎回集合場所や準備物に関する連絡係の役目を果たしてほしい。定期試験は行わない。各時間における課題への取り組みとその積み重ねを重視する。なお、実技の授業については運動しやすい服装や靴等を各自できちんと準備し、主体的に取り組むこと。
注意点:
関連科目:保健・体育Ⅰ~Ⅲ、体育実技Ⅱ
学習指針:日頃より、健康的な生活を過ごせるよう留意し、身近なスポーツ文化に対する関心をもつようにすること。
自己学習:文化としてのスポーツに対する関心を高め、それらに関する情報収集を主体的に行っていく必要がある。
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション |
年間計画の概要と本講義の進め方を説明できる。
|
2週 |
体力・運動能力テスト |
体力・運動能力テストを実施し、自己評価できる。
|
3週 |
体力・運動能力テスト |
体力・運動能力テストを実施し、自己評価できる。
|
4週 |
テ ニ ス |
ペアを中心とした技能練習で基本的な技能を習得する。
|
5週 |
テ ニ ス |
テニスの文化的背景及びルールを理解する。
|
6週 |
テ ニ ス |
ダブルスを通じた個人技能を向上させ戦術を理解する。
|
7週 |
バレーボール |
チームを中心とした基本的技能を理解する。
|
8週 |
バレーボール |
ゲームにより基本的技能を向上させルールを理解する。
|
2ndQ |
9週 |
バレーボール |
ゲームにより基本的技能を向上させルールの創意工夫ができる。
|
10週 |
安全水泳 |
水泳の文化的背景を理解する。
|
11週 |
安全水泳 |
着衣水泳を通した安全水泳を体験する。
|
12週 |
安全水泳 |
水球の基本的技能の向上とルールを理解する。
|
13週 |
バドミントン |
バドミントンの文化的背景及びルールを理解する。
|
14週 |
バドミントン |
ダブルスの試合を通じて個人技能を向上させる。
|
15週 |
バドミントン |
ダブルスの試合を通じで個人技能の向上と戦術を理解する。
|
16週 |
まとめ① |
前期に学習した内容を総括する。
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
ソフトボール |
野球の文化的背景及びルールを理解する。
|
2週 |
ソフトボール |
ゲームにより基本的技能を向上させる。
|
3週 |
ソフトボール |
ゲームによる基本的技能の向上とルールの創意工夫を理解する。
|
4週 |
ニュースポーツ |
ニュースポーツを文化的に理解し、ゲームを体験する。
|
5週 |
エアロビクス |
健康スポーツを理解し、初級プログラムを体験する。
|
6週 |
サッカー |
サッカーの文化的背景及びルールを理解する。
|
7週 |
サッカー |
ゲームにより基本的技能を向上さえ、ルールの創意工夫ができる。
|
8週 |
バスケットボール |
バスケットボールの文化的背景と基本技能を理解する。
|
4thQ |
9週 |
バスケットボール |
ゲームにより、基本的技能を向上させる。
|
10週 |
スポーツ文化論 |
レポートの執筆方法及びまとめ方について理解する。
|
11週 |
選択制 |
スポーツ種目を選択し、主体的に取り組める。
|
12週 |
選択制 |
スポーツ種目を選択し、主体的に取り組める。
|
13週 |
選択制 |
スポーツ種目を選択し、主体的に取り組める。
|
14週 |
選択制 |
スポーツ種目を選択し、主体的に取り組める。
|
15週 |
選択制 |
スポーツ種目を選択し、主体的に取り組める。
|
16週 |
まとめ② |
後期に学習した内容を総括する。
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。
| 3 | |
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。 | 3 | |
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。 | 3 | |
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。 | 3 | |
学生であっても社会全体を構成している一員としての意識を持って、行動することができる。 | 3 | |
市民として社会の一員であることを理解し、社会に大きなマイナス影響を及ぼす行為を戒める。人間性・教養、モラルなど、社会的・地球的観点から物事を考えることができる。 | 3 | |
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。 | 3 | |
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。 | 3 | |
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。 | 3 | |
目指すべき方向性を示し、先に立って行動の模範を示すことで他者に適切な協調行動を促し、共同作業・研究において、系統的に成果を生み出すことができる。リーダーシップを発揮するために、常に情報収集や相談を怠らず自身の判断力をも磨くことができる。 | 3 | |
法令を理解し遵守する。基本的人権について理解し、他者のおかれている状況を理解することができる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識している。 | 3 | |
法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。 | 3 | |
未来の多くの可能性から技術の発展と持続的社会の在り方を理解し、自らのキャリアを考えることができる。 | 3 | |
技術の発展と持続的社会の在り方に関する知識を有し、未来社会を考察することができるとともに、技術の創造や自らのキャリアをデザインすることが考慮できる。 | 3 | |