到達目標
1. 電力エネルギーの発電、伝送、使用について基本を理解し、説明できる。
2. 照明、動力などの電気エネルギー変換について基本を理解し、説明できる。
3. 入力装置、表示装置など、電子デバイスの動作原理と信号伝送についても理解し、説明説できる。
4. 通信や信号処理などの最新技術の動向とこれらがもたらす技術的影響について説明ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 照明や動力など電気エネルギーの各種変換方式を理解し、課題が指摘できる。 | 照明や動力など電気エネルギーの各種変換方式が説明できる。 | 照明や動力など電気エネルギーの基本原理が説明できない。 |
評価項目2 | 電子デバイスの動作原理を理解し、現状の説明と技術予測ができる。 | 電子デバイスの動作方式を説明できる。 | 電子デバイスの動作方式が説明できない。 |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (2)
説明
閉じる
JABEE基準 (d-2a)
説明
閉じる
JABEE基準 (d-2b)
説明
閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 D-1
説明
閉じる
教育方法等
概要:
前半は、照明、電熱、電気化学、磁気工学、発電などの分野における電気エネルギーについて解説する。後半は、電力制御用デバイス、メモリ、ディスプレーなどの構造と原理および、通信・映像技術との関連について解説する。
授業の進め方・方法:
座学による講義が中心である。問いかけを通して各種方式の課題や現状を考え理解する。
また演習問題を課して理解度を向上させる。
注意点:
関連科目:環境エレクトロニクス
学習指針:動作原理が多岐に渡るため、基本原理をよく理解したうえで学習すること。
自己学習:技術動向を調べるレポートについて積極的に取り組むこと。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
光源と照明設計 |
光源と照度、照明設計について説明する。
|
2週 |
電気加熱と応用 |
電気熱の原理、電気加工法について説明する。
|
3週 |
電気化学の応用 |
工業電解、電析、電池について説明する。
|
4週 |
磁気工学(1) |
磁気工学の基礎について説明する①
|
5週 |
磁気工学(2) |
磁気工学の基礎について説明する②
|
6週 |
電力発電 |
原子力、火力、太陽、風力について説明する。
|
7週 |
電力伝送 |
送電・給電技術を主に関連技術について説明する
|
8週 |
中間試験 |
|
4thQ |
9週 |
パワーデバイス |
大電力・高速スイッチングデバイスについて説明する
|
10週 |
制御技術 |
制御理論と設計基礎について説明する
|
11週 |
記憶デバイス |
ディスクメモリと半導体記憶デバイスについて説明する
|
12週 |
ディスプレー |
液晶と有機ELディスプレーについて説明する
|
13週 |
センサ/MEMS |
センサとMEMSの基礎について説明する
|
14週 |
通信映像 |
無線通信技術と画像処理について説明する
|
15週 |
機械学習 |
機械学習と自動運転の基礎と応用について説明する
|
16週 |
期末試テスト返却 |
理解が不十分な点を補充する
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。 | 3 | |
因数定理等を利用して、4次までの簡単な整式の因数分解ができる。 | 3 | |
分数式の加減乗除の計算ができる。 | 3 | |
実数・絶対値の意味を理解し、絶対値の簡単な計算ができる。 | 3 | |
平方根の基本的な計算ができる(分母の有理化も含む)。 | 3 | |
複素数の相等を理解し、その加減乗除の計算ができる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |