物流管理論

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 物流管理論
科目番号 0007 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科(航海コース) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 担当教員の自作テキストを配布します。
担当教員 水井 真治

到達目標

(1)輸送、保管、荷役等の一般物流の概念を概ね説明できる。
(2)港湾の役割を概ね説明できる。
(3)港湾料金の決め方、港湾投資の考え方を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1輸送、保管、荷役等の概念を概ね理解し、物流の基礎概念を説明できる。輸送、保管、荷役等の概念を概ね理解し、説明できる。輸送、保管、荷役等の概念を概ね理解していない。
評価項目2港湾の役割を概ね理解し、その種類、港湾に関連する法令をほぼ説明できる。港湾の役割を概ね理解し、その種類、港湾に関連する法令をほぼ説明できる。港湾の役割を理解できていない。
評価項目3港湾料金の項目ごとの決め方、港湾投資の考え方を理解でき、かつ説明できる。港湾料金の決め方、港湾投資の考え方をほぼ理解し、説明できる。港湾料金の決め方、港湾投資の考え方を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
海上輸送は、物的輸送のみならず一般的な生産と消費の物流体系の一部を担っている。この授業では輸送、保管、荷役等の内容に加えて港湾における物流概念についても学習する。商船分野の専門的な知識・技術の習得が目標である。
授業の進め方・方法:
(1)専門的な能力を習得する科目である、学習内容をしっかりと身につける必要がある。
(2)学習内容の定着には日々の予習復習が不可欠である。配布するテキストを用いて主体的に学習すること。
注意点:
(3)毎回、授業の後に予習課題または復習課題を渡します、必ず、提出して下さい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 物流の基礎 物流・流通機能及び物流発展の歴史を理解する。
2週 物流の基礎 物流・流通機能及び物流発展の歴史を理解する。
3週 物流システム 物流システムの基礎理論について理解する。
4週 物流システム 物流システムの基礎理論について理解する。
5週 輸送活動 我が国の輸送機関毎の役割及び特に、内航海運業界の現状について把握できる。
6週 輸送活動 我が国の輸送機関毎の役割及び特に、内航海運業界の現状について把握できる。
7週 保管活動 貨物保管の現状と基礎、在庫の基礎を理解できる。
8週 包装活動 包装技術の概要、包装の基礎を理解する。
2ndQ
9週 物流概論 物流・流通機能に関して復習または課題を行う。
10週 港湾工学概論 港湾の役割、港湾の種類、港湾に関係する法令、港湾活動と経済の関係を理解する。
11週 港湾工学概論 港湾の役割、港湾の種類、港湾に関係する法令、港湾活動と経済の関係を理解する。
12週 港湾工学(その1) 港湾料金の算定方法について理解する。
13週 港湾工学(その1) 港湾料金の算定方法について理解する。
14週 港湾工学(その2) 港湾における投資の決め方及び在庫管理について理解する。
15週 港湾工学(その2) 港湾における投資の決め方及び在庫管理について理解する。
16週 答案返却・解説
学生アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地歴産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。3前1,前3
人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。3前1,前3
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。3前2,前4
日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。3前2
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。3前3
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。3前3
公民哲学者の思想に触れ、人間とはどのような存在と考えられてきたかについて理解できる。3前3
諸思想や諸宗教において、自分が人としていかに生きるべきと考えられてきたかについて理解できる。3前3
諸思想や諸宗教において、好ましい社会と人間のかかわり方についてどのように考えられてきたかを理解できる。3前3
民主政治の基本的原理、日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できる。3前1,前2
資本主義経済の特質や財政・金融などの機能、経済面での政府の役割について理解できる。3前1,前2
現代社会の政治的・経済的諸課題、および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解できる。3前2,前6
地歴・公民現代科学の考え方や科学技術の特質、科学技術が社会や自然環境に与える影響について理解できる。3前5
社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。3前5
今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。3前5

評価割合

定期試験小テストレポート・課題態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80020000100
基礎的能力0000000
専門的能力80020000100
分野横断的能力0000000