英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 英語Ⅱ
科目番号 0029 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 NEW FLAG English Communication II(増進堂)978-4424966296/NEW FLAG English Communication II WORKBOOK(増進堂)978-4424416319/English Generator 英単語・熟語4500Plus(いいずな書店)978-4904355350
担当教員 松川 兼大

到達目標

1.英検準2級~2級程度の英文の大意を把握し、必要な情報を探し出すことができる。
2.文法や表現に関する知識にもとづいて、一文ごとの意味を正確に取ることができる。
3.汎用性の高い語句を中心に1年次よりも着実に語彙を増やし、総合的な英語力の土台とすることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1初見でも教科書と同程度の英文であれば、辞書を使わずに全体の意味をほぼ正確に把握できる。初見でも教科書と同程度の英文であれば、辞書を使うことで全体の大まかな意味を把握できる。初見でも教科書と同程度の英文であれば、辞書を使うことで全体の大まかな意味を推測することができる。
評価項目2初見でも教科書と同程度の英文であれば、辞書を使わずに自分の必要とする情報を探し出すことができる。初見でも教科書と同程度の英文であれば、辞書を使うことで自分の必要とする情報を探し出すことができる。初見でも教科書と同程度の英文であれば、辞書を使うことで自分の必要とする情報が書かれている箇所を推測することができる。
評価項目3複雑な文の中で用いられている注意すべき文法事項が何であるかを理解でき、正確に意味を取ることができる。 複雑な文の中で用いられている注意すべき文法事項に気づき、大まかな意味を取ることができる。ヒントが与えられれば複雑な文の中で用いられている注意すべき文法事項に気づき、大まかな意味を推測することができる。
評価項目4初見でも教科書と同程度の英文であれば、辞書を使わずに80%程度の単語やイディオムの意味が理解できる。初見でも教科書と同程度の英文であれば、辞書を使わずに60%程度の単語やイディオムの意味が理解できる。初見でも教科書と同程度の英文であれば、辞書を使わずに40%程度の単語やイディオムの意味が理解できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
さまざまなトピックの英文を継続して読むことで、語彙を増やすとともに英文読解に必要な文法事項を身につけ、一文ごとの正確な意味および文章全体の大意を把握できる力を養成することを目的とする。
授業の進め方・方法:
1.しっかり予習をしたうえで毎回の授業に出席すること。
2.語彙に関する小テストを実施する(詳細については初回の授業時に連絡する)。
3.意味がわかる・わからないにかかわらず、指定された語句は予習の段階でかならず辞書を使って調べること。
4.日ごろから各Chapterの本文を音読し、発音の向上に努めること。
注意点:
1.追試験は正当な理由がある場合にのみ受験が認められる。
2.学年末の成績評価が60点未満の者は次年度に再試験を受験することができる。
3. 前期は遠隔授業のため定期試験を実施せず、提出課題のみを成績評価の対象とする。後期は後期中間試験を対面で実施し、学年末試験はレポート及び実力問題(Microsoft Formsを用いた通常の課題形式)の提出をもってそれぞれ成績評価の対象とする。
4.定期試験に加えて実力養成試験を実施するが、これは成績評価の対象としない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業計画の説明/授業の導入
Chapter 1: Sakura Michi (part1)
授業計画・達成目標・成績評価等の説明を聞き、授業概要を理解する。
2週 Chapter 1: Sakura Michi (part1) 桜を植えることに一生を捧げた佐藤良二さんの話を読む。信念を貫く美しさと周囲に与えた影響を知る。/受け身
3週 Chapter 1: Sakura Michi (part2) 桜を植えることに一生を捧げた佐藤良二さんの話を読む。信念を貫く美しさと周囲に与えた影響を知る。/関係代名詞
4週 Chapter 1: Sakura Michi (part3)
桜を植えることに一生を捧げた佐藤良二さんの話を読む。信念を貫く美しさと周囲に与えた影響を知る。/関係副詞 where & when
5週 Chapter 1: Review, Grammar & Expressions
第1週から第4週の内容のまとめ及び文法や表現の練習問題をとおして、Chapter1の理解を深める。
6週 Chapter 2: Learning English (part1) 日本で英語が話せるようになることは決して不可能ではないということを知る。そして、そのコツを知る。/現在完了形
7週 Chapter 2: Learning English (part2) 日本で英語が話せるようになることは決して不可能ではないということを知る。そして、そのコツを知る。/省略
8週 Chapter2: Learning English (part3) 日本で英語が話せるようになることは決して不可能ではないということを知る。そして、そのコツを知る。/SVC
2ndQ
9週 第1週から第8週のふりかえり

第1週から第8週の内容が理解できているかどうかを確認する。
10週 Chapter 3: Interview with Rosa Parks (part1)
バスボイコット事件がどのように歴史を動かしたのかを読む。Rosa Parksのメッセージを理解する。/SVOC
11週 Chapter 3: Interview with Rosa Parks (part2) バスボイコット事件がどのように歴史を動かしたのかを読む。Rosa Parksのメッセージを理解する。/不定詞の受け身
12週 Chapter 3: Interview with Rosa Parks (part3) バスボイコット事件がどのように歴史を動かしたのかを読む。Rosa Parksのメッセージを理解する。/疑問詞+to不定詞
13週 Chapter 3: Interview with Rosa Parks (part4)
バスボイコット事件がどのように歴史を動かしたのかを読む。Rosa Parksのメッセージを理解する。/関係代名詞
14週 Chapter 4: Communication Breakdown (part1)
自分と相手の考え方の違いから、コミュニケーションの際に生じる誤解があることを知る。/分詞構文

15週 Chapter 4: Communication Breakdown (part2) 自分と相手の考え方の違いから、コミュニケーションの際に生じる誤解があることを知る。/ifとoneの違い
16週 第10週から第15週のふりかえり 第10週から第15週の内容が理解できているかどうかを確認する。
後期
3rdQ
1週 Chapter 5: Rise Again, Motala! (part1)
Motalaというゾウと人間の話を通じて、地雷の実態を把握し、平和について考える。/関係代名詞の非制限用法
2週 Chapter 5: Rise Again, Motala! (part2)
Motalaというゾウと人間の話を通じて、地雷の実態を把握し、平和について考える。/助動詞+have+過去分詞
3週 Chapter 5: Rise Again, Motala! (part3) Motalaというゾウと人間の話を通じて、地雷の実態を把握し、平和について考える。/完了形の受け身
4週 Chapter 5: Rise Again, Motala! (part4) Motalaというゾウと人間の話を通じて、地雷の実態を把握し、平和について考える。/It costs費用to... It takes時間to...
5週 Chapter 5: Review, Grammar & Expressions
第1週から第4週の内容のまとめ及び文法や表現の練習問題をとおして、Chapter5の理解を深める。
6週 Chapter 6: A Delicious Japanese Culture: Bento (part1)
初期の弁当や現在にいたるまでの変遷を読む。弁当が日本の文化であることを再発見する。/I wish+仮定法
7週 Chapter 6: A Delicious Japanese Culture: Bento (part2)
初期の弁当や現在にいたるまでの変遷を読む。弁当が日本の文化であることを再発見する。/助動詞を含む受け身
8週 後期中間試験、試験答案の返却及び解説 第1週から第7週の内容が理解できているかどうかを確認する。試験のふりかえり及びポートフォリオの記入を行う。
4thQ
9週 Chapter 6: A Delicious Japanese Culture: Bento (part3) 初期の弁当や現在にいたるまでの変遷を読む。弁当が日本の文化であることを再発見する。/分詞の後置修飾
10週 Chapter 6: A Delicious Japanese Culture: Bento (part4)
初期の弁当や現在にいたるまでの変遷を読む。弁当が日本の文化であることを再発見する。/完了不定詞
11週 Chapter 7: Palm Oil from Diamond Island (part1) パーム油の実情と、それに関わる人々の意見をディスカッション形式で読む。それぞれの立場と言い分を理解する。/動名詞の意味上の主語
12週 Chapter 7: Palm Oil from Diamond Island (part2) パーム油の実情と、それに関わる人々の意見をディスカッション形式で読む。それぞれの立場と言い分を理解する。/無生物主語
13週 Chapter 7: Palm Oil from Diamond Island (part3)
パーム油の実情と、それに関わる人々の意見をディスカッション形式で読む。それぞれの立場と言い分を理解する。/未来進行形
14週 Chapter 7: Palm Oil from Diamond Island (part4)
パーム油の実情と、それに関わる人々の意見をディスカッション形式で読む。それぞれの立場と言い分を理解する。/進行形の受け身
15週 Chapter 7: Review, Grammar & Expressions
第9週から第14週の内容のまとめ及び文法や表現の練習問題をとおして、Chapter7の理解を深める。
16週 学年末試験 第9週から第15週の内容が理解できているかを確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前3,前5,前7,前10,前13,後4,後8,後13
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1前1,前3,前5,前7,前10,前13,後4,後8,後13
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1前3,前5,前7,前10,前13,前16,後4,後8,後9,後13,後16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2前3,前5,前7,前10,前13,後4,後8,後13
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2前1,前3,前5,前7,前9,前10,前13,後4,後8,後13
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2前2,前3,前4,前5,前6,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1前2,前3,前4,前5,前6,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

定期試験小テスト相互評価課題・平常点ポートフォリオその他合計
総合評価割合401504500100
基礎的能力401504500100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000